脚本・作詞/ハマナカトオル 作曲・編曲・音楽監督/西出真理 演出・振付/梅沢明恵 共同演出・振付/ハマナカトオル タップダンス振付/藤井真梨子 企画・製作・主催/ミュージカル座 共催/戸田市文化会館
上演スケジュール 上演時間:約2時間10分(途中休憩15分含む)
「ニッキー」「ジュニア」など子供たちが出演するジュニアミュージカルを製作・上演してきたミュージカル座が製作するジュニア・ミュージカル。2021年初演。伝説に彩られた南の島を舞台に、家族の愛を描く感動作です。「この世で一番大切なもの。それは家族。」
メインキャストからアンサンブルまで、キャストのオーディションを行います。
あらすじ 美しい南の海に浮かぶファミリア島には、墓がない。なぜ墓がないのか、それは島の女神マナ(聖なる力という意味)の教えだった。島の長老がそのわけを知っていた。子供たちはある年齢になると、その秘密を長老から教えてもらうのだった。時を経て、ファミリア島で恐ろしい災害が起こり、子供たちは親や家族を亡くした。姉のレア(希望という意味)とオハナ(家族という意味)の姉妹も両親を亡くした。悲しみにくれるオハナは、悲しすぎて生きる気力が生まれない。だが、それでも生きていかなければならない。両親が営んでいたパン屋を再開するレアとオハナだったが、両親が作ったようなおいしいパンを作ることは出来ず、お客さんは逃げて行く。そんな時、オハナは、姉のレアがひそかに両親と会話しながらパン作りをしていることを知り、不思議に思い、姉を疑い、自分も両親に会いたいと姉を責める。亡くなった両親は絶対今もどこかにいるはずだと信じたオハナは、姉が止めるのも聞かず、島の伝説を頼りに両親をさがす旅に出る。両親が住むところは、女神マナが知っているはずだった。数々の試練に出会い、人生を学び、様々な気づきを経験しながら、両親の住む国をさがして、女神マナに会う旅を続けるオハナ。オハナがいなくなったことに気づいた村人は、仲間と協力してオハナのあとを追いかける。オハナは、亡くなった両親に会うことが出来るのだろうか。そして、姉妹が営むパン屋は? 美しい南の島を舞台に、伝説に彩られた冒険物語が展開する。「ファミリア!」それは、家族の愛の物語。
ミュージカル「ファミリア!」より M1「島の歌」 作曲・編曲/西出真理
主要スタッフ プロフィール紹介
スタッフ 脚本・作詞/ハマナカトオル 作曲・編曲・音楽監督/西出真理 演出・振付/梅沢明恵
「この世で一番大切なもの」 ハマナカトオル 【脚本・作詞】 ミュージカル「ファミリア!」は、ミュージカル座が製作するジュニア・ミュージカル(子供たちが多数出演するミュージカル)として、夏休みの定番にしたいと企画しているオリジナル・ミュージカルです。 伝説に彩られた南の島を舞台に、家族の愛を描いた作品で、「この世で一番大切なもの。それは家族」という言葉をテーマに、楽しく美しく感動的なミュージカルを製作致します。私とコンビを組んで音楽を創ってくれたのは、ミュージカル「不思議なラヴ・ストーリー」「映画の都」で作曲
を担当してくれた西出真理さんです。多方面で活躍されている才能豊かな方で、「ファミリア!」では作品にぴったりの、エキゾチックで壮大な音楽を創ってくれました。演出と振付は、「ひめゆり」「ルルドの奇跡」「何処へ行く」などミュージカル座の大作を手がけている梅沢明恵さん。長年ジュニアキャストのミュージカル教育に携わってきた梅沢さんが、本領発揮で仕上げてくれます。私も、共同演出として稽古場にはいり、一緒に作り上げたいと思っています。そして、ミュージカル「アニー」のタップダンス振付など、ジュニアキャストのタップダンスの普及に長年尽力されてきた藤井真梨子さんが、タップが出来る日本の子供たちを増やしたいと、この作品で初めてタップダンスの振付をしてくれます。これは、新たなる歴史の始まりになるはずです。新しく生まれ変わった「ファミリア!」。我が国最高のジュニア・ミュージカルに成長させるため、準備を進めたいと思います。 ミュージカル「ファミリア!」は、親を亡くした子供が、悲しみを越えて再び歩き出そうとするまでの物語です。私も妻も、早くに親を亡くしていますので、気持ちはよく分かっています。私たち夫婦は還暦を過ぎていますが、親を亡くした時のことは、今でも時々話し合います。妻は、その時のことを思い出すといまだに涙を流すほどで、親を亡くした悲しみは、その人の心に残り続けるものなのだと思います。しかし、亡くなっても、親はいつまでも親のままです。子供の心の中で生き続けて、励まし支えてくれます。困った時は親に相談し、頼りにして、共に乗り越えることができます。親は亡くなっても、子供と一緒に生きてくれるのです。お墓で眠っているわけではありません。見えなくても、そばにいて、子供を愛し続けてくれます。子供も、親の子として誇りを持って立派に生きようと努力するでしょう。古来、日本人は、亡くなった人は先祖になって子孫たちを見守るものだと考えてきました。そして、先祖の教えを大切にしてきたのです。現代の日本人は、一人暮らしや核家族が増え、先祖について考える機会が減ったと言われています。そこで、この作品を書きたいと思いました。私たちは決して一人で生きているわけではありません。先祖から命のバトンを繋ぎ、今、こうして生かされていることを、このミュージカルを通して一緒に考えたいと思っています。 今年の夏休みは、ミュージカル「ファミリア!」を、どうぞお楽しみに。
「神様からの贈り物」 西出真理 【作曲・編曲・音楽監督】 ジュニア・ミュージカル「ファミリア!」は、一昨年の夏に初演、昨年に再演、そして嬉しいことになんと今年も再々演を迎えることとなりました。伝説に彩られた美しい南の島、”ファミリア島”を思い描きながらの曲作りは、胸が高鳴るものでした。南国のリズム等を研究分析し、その要素を取り込みながらもいかにミュージカルとして成立させるかを考えながら、楽しく作曲させて頂きました。
「夏はファミリア!」 梅沢明恵 【演出・振付】 今年の「ファミリア!」はハマナカ先生にご協力いただき、藤井真梨子先生のタップダンスも加わり、劇場も広くなり、新しく生まれ変わります。『「ファミリア!」を、我が国最高のジュニア・ミュージカルにする』ために、『夏は「ファミリア!」』となるように、全力を尽くしたいと思います。 ある日突然、急激に成長する子ども達。タイミングはそれぞれですが、夏は特に伸びる季節だと思っています。そんな大切な夏のひとときをを一緒に過ごせるのはとても幸せです。可能性に満ちたジュニアキャスト達とそれを支える大人達。今からワクワクしています。新しい「ファミリア!」で子ども達と一緒に私もさらに成長したいと思います。 大切なものを見つけに、劇場で一緒に南の島を大冒険しましょう!
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美しい南の海に浮かぶファミリア島には、墓がない。なぜ墓がないのか、それは島の女神マナ(聖なる力という意味)の教えだった。島の長老がそのわけを知っていた。子供たちはある年齢になると、その秘密を長老から教えてもらうのだった。時を経て、ファミリア島で恐ろしい災害が起こり、子供たちは親や家族を亡くした。姉のレア(希望という意味)とオハナ(家族という意味)の姉妹も両親を亡くした。悲しみにくれるオハナは、悲しすぎて生きる気力が生まれない。だが、それでも生きていかなければならない。両親が営んでいたパン屋を再開するレアとオハナだったが、両親が作ったようなおいしいパンを作ることは出来ず、お客さんは逃げて行く。そんな時、オハナは、姉のレアがひそかに両親と会話しながらパン作りをしていることを知り、不思議に思い、姉を疑い、自分も両親に会いたいと姉を責める。亡くなった両親は絶対今もどこかにいるはずだと信じたオハナは、姉が止めるのも聞かず、島の伝説を頼りに両親をさがす旅に出る。両親が住むところは、女神マナが知っているはずだった。数々の試練に出会い、人生を学び、様々な気づきを経験しながら、両親の住む国をさがして、女神マナに会う旅を続けるオハナ。オハナがいなくなったことに気づいた村人は、仲間と協力してオハナのあとを追いかける。オハナは、亡くなった両親に会うことが出来るのだろうか。そして、姉妹が営むパン屋は? 美しい南の島を舞台に、伝説に彩られた冒険物語が展開する。「ファミリア!」それは、家族の愛の物語。
1958年東京生まれ。ミュージカル作家・演出家・プロデューサー。俳優、宝田明氏が主催する宝田芸術学園でミュージカルを学び、舞台俳優の活動を経て脚本・演出家として独立。数々の作品を発表した。1993年から専門学校舞台芸術学院ミュージカル部別科の主任講師として、19回の卒業公演を作・演出。多くの生徒を育てた。1995年、国産の新作ミュージカルの創造と普及を目的に「ミュージカル座」を創立。劇団代表・座付作家・演出家・プロデューサーとして、「ひめゆり」「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「ゴースト」「ロザリー」「ルルドの奇跡」「サイト」「アインシュタイン・フォーリーズ」「センス・オブ・ワンダー」「ガールズ・オン・ブロードウェイ」「ブロードウェイ殺人事件」「ニューヨーカーズ」「スウィング・ボーイズ」「舞台に立ちたい」「三人の花嫁」「コンチェルト」「雪の女王」「不思議なラヴ・ストーリー」「赤ひげ」「わだつみのこえ」「何処へ行く」「マザー・テレサ 愛のうた」「チェアーズ」「スター誕生」「おでかけ姫」「月に歌えば」「ハートスートラ」「結婚行進曲」「タイムトラベラー」「二人でミュージカル」「アワード」「クリスマスに歌えば」「踊る!埼玉」「ボードビル」「ファミア!」「スター誕生2」「映画の都」「東京ミュージカル」等のオリジナル・ミュージカルや、「ママの恋人」「野の花」等のストレートプレイを発表。劇団外では、松竹「花いくさ」、黒木瞳「ママ・ラヴズ・マンボ」シリーズ、「今井清隆ファースト・コンサート」、「イル・ミュージカーレ」などを手がける。最近では、新しいミュージカル作家・作曲家・演出家のプロデュースに意欲的に取り組み、新しいクリエイターによる多くのオリジナル・ミュージカルを製作。日本のミュージカルの成長と普及のために力を尽くしている。公益社団法人日本演劇協会会員。
オーストラリア・シドニー生まれ。香港、東京育ち。日本大学芸術学部 音楽学科 作曲コース卒業、大学院芸術学研究科 音楽芸術(作曲)専攻博士前期課程修了。大学ではクラシックや現代音楽の作曲法を学びながら、ミュージカル研究会に所属し、オリジナル・ミュージカル作品の作編曲や音源製作をする。卒業後も、舞台や映像作品、TV・ラジオ・ ゲームのBGM、ポップス、クラシック等、多方面で作編曲活動を行う他、ミュージカル俳優のライヴにて伴奏も行なっている。国際ピアノデュオ作曲コンクール入賞、他多数受賞。
2016年、作詞・作曲した楽曲が環境省ソングコンテストにおいて水・大気環境局長賞を受賞し、名水百選PRムービーに使用された。2017年には、ラグビーワールドカップPR動画「HEAD FOR YOKOHAMA! KANAGAWA!」(角川裕明監督)などでミュージカル映像作品での作曲・編曲を担当する。2018年には人気ゲーム「ペルソナ」シリーズのショーイベントにてラップ・ミュージカル曲の作編曲を担う。舞台以外にも、Nintendo Switch用ゲーム「ときめきメモリアルGirl’s Side 4th Heart」(一部BGM制作)、TVアニメ「東京ガンボ」(一部BGM作編曲)、スマホアプリ「カードキャプターさくら リペイントレコード」(全BGM作編曲)、「メメントモリ」(作中歌作曲)など、多岐に渡る作編曲活動を行う。
ミュージカル座では、2019年にミュージカル「不思議なラヴ・ストーリー」、2021年に「ファミリア!」、2022年には「映画の都」の、そして2023年4月には「相依為命~あいよっていのちをなす~」の作曲・編曲・音楽監督を手がけ、それぞれ好評を博した。
東京都出身。ミュージカル座所属。
幼少期よりダンスを学び、レコード大賞や紅白歌合戦などダンサーとして多くのイベントやTV番組に出演。舞台芸術学院ミュージカル部別科卒業後、ミュージカル座創立と同時に入団。数多くの作品で演出助手や振付助手としてカンパニーを引っ張ってきた。「アイ・ハヴ・ア・ドリーム」「舞台に立ちたい」「サイト」「アワード」「プロパガンダ・コクピット」「雲母紙鳶」などでは振付も担当。黒木瞳主演「ママ・ラヴズ・マンボ」3作品では振付助手をつとめた。最近はハマナカトオル作品「ひめゆり」「何処へ行く」「ルルドの奇跡」「ハートスートラ」の演出・振付を担当。「ファミリア!」は、今回が初演出となる。
幼少期よりタップダンス、児童舞踊、ジャズダンスを始める。21歳より中野ブラザーズインストラクターを経て藤井真梨子tap cityを開設する。New Yorkにて研鑽を積み、タップ振付第一人者ヘンリー・ルターンよりADMITサインを享受する。現在、宝塚音楽学校、日本工学院八王子専門学校声優演劇科、劇団ひまわり、ホリプロ・インプルーブメント・アカデミー、他でタップダンス講師を務める。主な振付作品:東宝ミュージカル「エニシング・ゴーズ」大地真央、「42nd street」涼風真世、宮本亜門演出「アステア・バイ・マイ・セルフ」、サンリオピューロランド「ドリームレビューワン」、「ステッピング・アウト」前田美波里、宝塚歌劇団宙組「ネオボヤージュ」、宝塚歌劇団「ME AND MY GIRL」、「プリンス・アイス・ワールド」、ミュージカル「アニー」(2001~2016)等。ミュージカル座では「スウィング・ボーイズ」「不思議なラヴ・ストーリー」「おでかけ姫」「アワード」「ボードビル」「東京ミュージカル」でタップダンスを振り付けている。
2023年08月11日(金) ~ 08月14日(月)
☞ ●埼京線「戸田」駅東口下車(各駅停車)徒歩7分
●京浜東北線「蕨」駅西口下車 下笹目行バス「戸田市役所入口」下車2分
●京浜東北線「西川口」駅西口下車 北戸田駅行バス「戸田市役所入口」下車2分
048-445-1311
ヒル | ヨル | |
8/11(金) | 13:00 | |
8/12(土) | 13:00 | 18:00 |
8/13(日) | 13:00 | 18:00 |
8/14(月) | 13:00 |
ミュージカル座 |
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「神様からの贈り物」
西出真理 【作曲・編曲・音楽監督】
ジュニア・ミュージカル「ファミリア!」は、一昨年の夏に初演、昨年に再演、そして嬉しいことになんと今年も再々演を迎えることとなりました。伝説に彩られた美しい南の島、”ファミリア島”を思い描きながらの曲作りは、胸が高鳴るものでした。南国のリズム等を研究分析し、その要素を取り込みながらもいかにミュージカルとして成立させるかを考えながら、楽しく作曲させて頂きました。
この物語に登場する”女神マナ”の姿を、私はまだ見た経験がありません。それでも、驚くほど美しい空を見た時、大木の根元に芽を出す若苗に出会った時、料理をしていて食材と向き合う時や、誰かと過ごして幸せを感じるふとした瞬間や、悲しみの中に希望を見出す瞬間に、自分は今とんでもない奇跡を受け取っているのだと感じます。まさに、この作品の歌詞にあるように「みんな神さまからの贈り物」です。そしてこの夏、舞台「ファミリア!」を上演するにあたって集まる方達との出会いもまた、大切な大切なギフトです。
今年はどんな大冒険が繰り広げられるのか、ジュニアキャストと大人キャスト皆様のキラキラ輝く瞬間に立ち会えることに、今からとてもワクワクしております。是非劇場でお会いできれば幸いです。
「夏はファミリア!」
梅沢明恵 【演出・振付】
今年の「ファミリア!」はハマナカ先生にご協力いただき、藤井真梨子先生のタップダンスも加わり、劇場も広くなり、新しく生まれ変わります。『「ファミリア!」を、我が国最高のジュニア・ミュージカルにする』ために、『夏は「ファミリア!」』となるように、全力を尽くしたいと思います。
ある日突然、急激に成長する子ども達。タイミングはそれぞれですが、夏は特に伸びる季節だと思っています。そんな大切な夏のひとときをを一緒に過ごせるのはとても幸せです。可能性に満ちたジュニアキャスト達とそれを支える大人達。今からワクワクしています。新しい「ファミリア!」で子ども達と一緒に私もさらに成長したいと思います。
大切なものを見つけに、劇場で一緒に南の島を大冒険しましょう!
【募集役】
《ジュニアキャスト・大人キャスト》
主演オハナとオハナの姉のレア、ファミリア島のオハナ・レアの友達や、亡くなった両親を探しに危険な旅に出たオハナを救いにいく島の大人たち、そして、オハナの旅先で出会う個性豊かなキャラクターたち。様々な役を募集します。
2022年公演までは大人キャストが演じていた役どころを、ジュニアキャストに演じていただく場合もあります。
(歌が得意、踊りが得意、生意気な役が得意・かなり太め、タップだけは自信がある!アクロバットや新体操が出来る!ピルエットが得意!などなど、様々なキャラクターや実力のある方を募集。)
※ご応募いただく際に、「応募用紙、アンケート、審査用映像各種」をお送り下さい。
※全6回公演中、月組・星組のダブルキャストで、3回公演ご出演の募集となります。
※チケットノルマがあります。
《ジュニア・大人キャスト共通》
●稽古が始まる時点で実年齢7歳以上。(年齢の上限はなし。)
身長制限なし。
演目 |
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ミュージカル座8月公演 『ファミリア!』 |
劇場 |
戸田市文化会館大ホール《共催》 |
日程 |
2023年08月11日(金) ~ 08月14日(月) |
応募資格 |
■稽古が始まる時点で実年齢7歳以上の男女。(年齢の上限はなし。) ■抜群の歌唱力、抜群のダンス力の持ち主(ダンスのジャンルは問わず)、または踊りや歌が苦手な方でも個性的な演技が出来る方。お芝居が大好き!など幅広く募集。 ■ジュニアキャスト 夏休み前:「平日昼間の稽古」は学校優先でお願いします。(習い事はお休みいただける方)。「平日学校の後の夕方からの稽古は稽古優先出来る方。 ※夏休み期間:実寸稽古(宮原)期間および劇場入り日~千秋楽までは、学校も習い事もお休みいただき、「ファミリア!」稽古及び本番を優先出来る方。 ■大人キャスト(特に学生の方) 昼夜問わず稽古を優先に出来る方。学校行事などもお休み出来る方。 |
応募方法 |
【STEP1】 |
応募書類締切日 |
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2023年05月20日(土)【必着】 |
稽古 |
《稽古場》 |
備考 |
※出演者には35枚程度のチケットノルマがあります。(S席35枚分の金額合わせのノルマとなります。) |
宛先 |
【データ送付の場合】 【郵送の場合】 郵送での応募はできません |
お問合せ |
メールのみの対応となります。 |
合否の理由などのお問合せには対応しておりません。
〠 330-0061
埼玉県さいたま市浦和区常盤9-8-15 松本ビル
TEL:048-825-7460
FAX:048-825-7461
E-mail:m-za.info@musical-za.co.jp
ミュージカル「ファミリア!」は、ミュージカル座が製作するジュニア・ミュージカル(子供たちが多数出演するミュージカル)として、夏休みの定番にしたいと企画しているオリジナル・ミュージカルです。
伝説に彩られた南の島を舞台に、家族の愛を描いた作品で、「この世で一番大切なもの。それは家族」という言葉をテーマに、楽しく美しく感動的なミュージカルを製作致します。私とコンビを組んで音楽を創ってくれたのは、ミュージカル「不思議なラヴ・ストーリー」「映画の都」で作曲 を担当してくれた西出真理さんです。多方面で活躍されている才能豊かな方で、「ファミリア!」では作品にぴったりの、エキゾチックで壮大な音楽を創ってくれました。演出と振付は、「ひめゆり」「ルルドの奇跡」「何処へ行く」などミュージカル座の大作を手がけている梅沢明恵さん。長年ジュニアキャストのミュージカル教育に携わってきた梅沢さんが、本領発揮で仕上げてくれます。私も、共同演出として稽古場にはいり、一緒に作り上げたいと思っています。そして、ミュージカル「アニー」のタップダンス振付など、ジュニアキャストのタップダンスの普及に長年尽力されてきた藤井真梨子さんが、タップが出来る日本の子供たちを増やしたいと、この作品で初めてタップダンスの振付をしてくれます。これは、新たなる歴史の始まりになるはずです。新しく生まれ変わった「ファミリア!」。我が国最高のジュニア・ミュージカルに成長させるため、準備を進めたいと思います。
ミュージカル「ファミリア!」は、親を亡くした子供が、悲しみを越えて再び歩き出そうとするまでの物語です。私も妻も、早くに親を亡くしていますので、気持ちはよく分かっています。私たち夫婦は還暦を過ぎていますが、親を亡くした時のことは、今でも時々話し合います。妻は、その時のことを思い出すといまだに涙を流すほどで、親を亡くした悲しみは、その人の心に残り続けるものなのだと思います。しかし、亡くなっても、親はいつまでも親のままです。子供の心の中で生き続けて、励まし支えてくれます。困った時は親に相談し、頼りにして、共に乗り越えることができます。親は亡くなっても、子供と一緒に生きてくれるのです。お墓で眠っているわけではありません。見えなくても、そばにいて、子供を愛し続けてくれます。子供も、親の子として誇りを持って立派に生きようと努力するでしょう。古来、日本人は、亡くなった人は先祖になって子孫たちを見守るものだと考えてきました。そして、先祖の教えを大切にしてきたのです。現代の日本人は、一人暮らしや核家族が増え、先祖について考える機会が減ったと言われています。そこで、この作品を書きたいと思いました。私たちは決して一人で生きているわけではありません。先祖から命のバトンを繋ぎ、今、こうして生かされていることを、このミュージカルを通して一緒に考えたいと思っています。
今年の夏休みは、ミュージカル「ファミリア!」を、どうぞお楽しみに。