はじめに

私は母子家庭の一人っ子として、低所得者向けの市営住宅で生まれ育ちました。
母の収入が一定の基準に満たない事が理由で大学に行く奨学金が借りられなかったので大学進学を諦めました。

学歴と収入は相関関係があります。
学歴が低いと収入は低くなりますし、親の収入が高いと子供の学歴は高い傾向にあります。

鶏が先か、卵が先か。
どちらかわかりません。

実際、私の母は高卒でした。
また、私が物心つく前には離婚し、養育費は一切受け取っていませんでした。
父親は借金を抱え、子育てもろくにしないと幼少期から母に聞かされてきました。

私はこのような経験から心のどこかで男性に対して蔑む気持ちが芽生え、
男の人に頼らず絶対に自分の力で稼いで「強い女性として生きる」という、
とてつもなく強い執念がありました。

そして、それとは相反して
素敵な人と結婚して絶対に離婚しない
ひとりではなく男性と幸せに生きたいという気持ちもありました。
それは、母が幸せに見えなかったからです。

私は「アダルトチルドレン」です。

アダルトチルドレンは、
仕事が長く続かない、恋愛やアルコールに依存するという特徴があります。

幼少期に寂しい気持ちをたくさんした事が1番の原因だと思っています。
私は、そんな経験をする子供を減らしたいです。

社会と共生しづらいと感じながらも
去年の2月に結婚し25歳で会社を設立しました。
その中で、女性として生きることの困難さ、学歴がないというコンプレックスをひしひしと感じて生きてきました。

だから私は「努力が報われる社会」を作りたいと強く想います。

人と接する中で自己紹介をする際「大学はどこ行ったの?」と、よく聞かれます。
今の日本は、学歴社会だからこそ多額の奨学金を借りて多くの若者が大学に行きます。
就職した瞬間から多額の「借金」を抱えて返済をしていくことになります。

足立区には3食まともに食べられない子供がたくさんいます。
そんな子供たちは貧しい気持ち、寂しい気持ちで心がいっぱいのはずです。
私自身が経験してきたので、よくわかります。
親の所得によって大半の子供たちの将来は決められてしまいます。
例えば、貧乏な家の子がどんなに勉強しても高額な医学部には行けません。

前回の足立区議会議員選挙の投票率は46%でした。
そろそろ庶民の力をみんなで合わせて政治に反映させませんか?
20代で庶民の私だからこそ当事者の気持ちに本当に共感でき、議会に届ける事が出来ます。
現在の20代の足立区議会議員は1人しかいません。また20代女性の議員は0人です。


今の日本のままでは次世代に残せない、
そう思い立候補を決意しました。

私は政治を通して、女性や子供たちが苦しい環境に左右されず、
努力をして報われる社会に変えていきたいと思っています。

井前せいら

プロフィール

生年月日1996年11月30日
年齢26歳
星座いて座
出身地富山県生まれ足立区在住
好きな食べ物玄米と野菜と寿司
好きな本お金の真理/与沢翼

平成8年11月30日生まれ(26歳)富山県出身、A型
調理師免許を取得しリーガロイヤルホテルへ調理師として就職

その後、20歳からインターネットによる広告業務及び番組配信事業で
SNS総フォロワー16万人を達成し25歳で法人化

現在
会社経営
ライブ配信事務所マネジメント管理役員
カフェ、エステサロンのアンバサダー
国内外に数十万人のファンを持つYouTuberとしての顔もある
(モデルプレス運営のファンクラブで月間2位の記録を達成)

YouTubeチャンネル登録者129,000人
Instagram 28,000フォロワー
Twitter 10,000フォロワー

2020年2月 配信アプリ『Pococha』渋谷広告ビジョン出演
2020年10月 エムオン・エンタテインメント出版 女性雑誌andGIRL10月号掲載
2021年1月 YouTube登録者200万人ヴァンゆんさん恋愛企画リアリティショー『Love or Money』出演
2021年5月 宝島社出版 GIRLS graph.vol2掲載
     Amazon写真集出版
2021年11月 宝島社出版 GIRLS graph.vol3掲載
2022年4月ナンバーセブン出版GIANNA#05掲載
2023年1月週刊ポスト2674号掲載



政策

※この記事では私が足立区で実現したい政策を大きく分けて3つまとめています。

①足立区の既存イメージの払拭

⦅現状⦆

足立区に対するイメージ調査が
令和4年3月足立区 政策経営部 広報室 シティプロモーション課調べで
東京23区と近郊の県を対象に行われています。

足立区の悪い印象ランキング

第1位 世間の評判 ······················· 67.3%
第2位 治安の良さ ······················· 65.8%
第3位 足立区のイメージ ················· 59.8%

驚くべきことに、これらの印象を持った理由で1番多かったのが
「なんとなくそう思う」でした!

⦅3つの政策⦆

これらの既存イメージを払拭するために
足立区の魅力を多くの方に知ってもらう必要があります。
そこで、SNSを利用し足立区の魅力を発信することを提案。

私が目指す3項目は

『行きたい』
『住みたい』
『納めたい』


です!

『行きたい』と思ってもらい来てもらうために
足立区公式イメージガールとしてSNSでPR!


通常、行政がインフルエンサーを雇うと税金による経費が必要になりますが
インフルエンサーを6年間やってきた私が
自らイメージガールを務めることで余分に税金がかかりません!


また、6年間のインフルエンサーの経験を活かしたSNS戦略を提案することが可能です。

『住みたい』と思ってもらい住んでもらうために
こどもと高齢者に優しい街づくりを目指します。

『納めたい』と思ってもらい納めてもらうために

ふるさと納税返礼品の充実、SNSでPR

特別区民税の減収額は年々右肩上がりで、
2021年16億4,000万円
2022年20億7,000万円にのぼると予想されているんだとか!
かなりの額です・・・

ふるさと納税を区民、区外の方にもしてもらう事は
多額な区民税流出の歯止めにもつながります。
足立区はこうした現状を受け止め
去年の9月に12品目→61品目に増やしたそうですが
まだまだ知らない方が多いのではないでしょうか。

ふるさと納税をしたことがない方にも、わかりやすく説明すること、
どのような返礼品があるのかPRして納税していただきます。

また、ふるさと納税返礼品の登録の仕方がわからない区民の方も多くいらっしゃるので、足立区にある飲食店やサービス業に、ふるさと納税のための商品を作る助成をする必要があります。

②子育て支援

私は結婚していますが、こどもを産んだことがありません。
しかし、同じ女性として出産される方を心から尊敬していますし、
女性を大切にすることで更により良い日本になると確信しています。

全ての生き物は女性から生まれるので、
子育て・出産に多く財源を使うことが必要だと考えます。
足立区では、ひとり親世帯に対して臨時給付金や扶養手当が既にありますし、他の自治体でも必ず何かしらの手当があります。

しかし私は、手当は助けにはなるのですが
根本的解決にはならないと思うのです。
長期的に見た政策も必要と考えます。

必要なのは直接的な財源ではなく、ひとり親の自由な時間の確保や
子育てをしやすい環境を整えるアイデアです。

また、私は母子家庭で育ちました。
母親は「就職できない」と溢していたこともありますし、
たくさんの苦労をこどもながらに見てきました。

また、ひとり親の悩みとして孤独を感じるという統計も出ています。
そのような悩みがあっても、誰にも相談できない、助けてくれない
という問題があります。

ひとり親の増加についての国勢調査です。

母子家庭世帯数
1990年 約55マン世帯
2000年 約63マン世帯
2015年 約75マン世帯

父子家庭世帯数
1990年 約10マン世帯
2000年 約8.7マン世帯
2015年 約8.4マン世帯

母子家庭と父子家庭を合わせた
ひとり親の世帯が増加していることがわかります。
年々増加するひとり親世帯に必要な制度を提案します。

⦅ひとり親就職支援⦆

母子世帯の母の就業形態は
2人に1人が正社員
2人に1人がパートやアルバイトになります。

また、ひとり親の2人に1人が年間172万円未満の収入などの相対的貧困と言われています。
さらに、ひとり親の2人に1人が公的補助金などを含めても200万円未満の世帯年収で暮らしているという調査もあり、ひとり親の貧困問題は極めて深刻です。

⦅ひとり親コミュニティの充実⦆

ひとり親が子育てや生活で困った時
・助けを求めることに抵抗がある
・時間や気持ちに余裕がなくて助けを求められない
と10人に7人が回答したというNPO法人の調査があります。
誰にも相談できないこと、ひとり親はひとり親にしか共感を得られないという理由で、孤立する傾向にあります。

多くのひとり親が、不安をひとりで抱えているので見えない貧困になっていると考えます。そのため、行政から手を差し伸べないと解決しないと思います。

不安、悩み、迷いなど同じ境遇の仲間同士だからわかり合える事があります。

そして、ひとり親のための政策や情報を共有できる場所になります。

⦅こどもの預かり所の無償化⦆

上記の就職支援につながるのですが、
仕事と育児の両立を目指します。

病気や風邪のこどもの
預け入れも無償化したいです。

⦅高齢出産に伴う産後ケアの無償化⦆

晩婚化に伴う35歳以上の高齢出産は年々増加傾向にあり
近年では30%にのぼります。
→つまり3〜4人に1人は高齢出産にあたります。

高齢出産が増え、産後の回復に時間を要する人が増えています。
また、両親の高齢化や遠隔地に住んでいるなど、家族からの支援が不足していたりと産後ケアが必要不可欠になってきています。

(身体的、心理的、社会的に多大なストレスがかかり自殺する方もいます。)

しかし、産後ケアの費用は足立区の補助金制度を利用した場合
1日 5,000円
2泊3日 15,000円 で、決して安くはありません。

平成31年3月 日産婦医会医療推進委員会調査では
啓発と周知が必要と答えた方は…28.6%
財政が不足していると答えた方は…23.8% もいます。

つまり、産後ケアの存在を知らない方が多いという事と
行政からの助成が必要という事がわかります。

産後ケアの自己負担額を高額に感じ、諦めている方も多いです。

うつ病による自殺の防止、母親との関係構築、育児に対する不安の解消、母乳トラブルの解消のためにも産後ケアを無償化する必要があります。
もちろん高齢出産される方だけではなく、全ての女性が無償で利用できるようにします。

③高齢者が輝ける街づくり

近頃、子育て支援が叫ばれていますが、
私たち大人も老後に不安があります。

年金受け取り年齢の引き上げや、破綻が言われている時代ですが
私たちが不安のない老後にするために
高齢者に対して優しい街づくりを目指します。

⦅定年後の保育士などの資格の取得助成⦆

今の日本の問題点に
待機児童の増加保育士の減少高齢者孤独死の増加
があります。

その3つを解消すべく、
高齢者が定年後の資格取得とともに、新たな人生を楽しんでいただけるシステムを作ります。
高齢者の資格取得は、主に、保育士だと上記の問題が解消されますが、
他にも、人材が不足している高齢者が出来る職業、高等資格など複数用意します。

この政策は、定年後の新たな人生の生き甲斐の創造になります。
わたしは現在26歳ですが、
わたし自身「定年何才まで引き上がるの…」
「年金もらえないんじゃ…」という
不安があります。

私たち世代が歳をとる事や未来の日本を楽しみにしていないということは、もっと若い世代や生まれてくるこどもも老後に不安を抱えることになります。