現場のはなし

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研修所から順を追って書いていきたいと思いましたが税関の雰囲気もどーしても先に言いたいので。


税関は引っ越しを伴う人事異動があります。函館税関、横浜税関、神戸税関は特に多いです。東京税関はそんなにありません。引っ越ししたことがない人もいるくらいです。

この引っ越しする人事異動がまた職員を手懐ける手段になってるわけです。私の先輩は、結婚する年に地方に飛ばされて入籍を延期しました。上司は家を買った次の日年に飛ばされました。こうすることで組織へどの程度忠誠心があるか確かめてるらしいです。

私も地方に飛ばされたことがありますが、次の異動先の上司から2日で出勤してと言われて寝ずに引っ越し準備しました。パワハラですね。異動先の出勤初日、所長からなんでこんな早く来たの?と言われました。上司を○したかったですね。本当は早く引っ越す必要なんかなかったんですよ。

地方に行くと給料が減ります。まず地域手当です。都内にいるときは基本給の20%もらえますが地方は5%とかです。あと、地方は暇という位置づけなので、残業代が出ません。私もサービス残業を随分させられました。上司も先輩も残業代出ないから下に仕事押し付けるんですね。こんな違法行為が税関では状態化してるわけです。

実際地方の税関支署では自○者も出ています。その部署にはしばらく後任が行かなかったんですが、一年ぶりに後任の職員が配置されるも2ヶ月で退職。よほど酷い職場だったのでしょう。その後は少し人が増えましたが死人と退職者を出さないと適切な人員配置をしない地方税関。終わってますね。

税関では東京税関がメインで函館税関が地方税関というわけでなく、函館税関が本部で、青森とか旭川が地方税関支署になってます。

亡くなった職員のご遺族は税関に不信感があったのか、かなり強く説明を求めてましたが、森友で培った逃げ術で賠償問題にならなかったみたいですね。さすがですよ。こういうとこ財○省は。

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