神原汽船(株)

神原汽船(株)は、1903（明治36）年、広島県沼隈郡千年村において、初代社長神原勝太郎が海運業を興したことに端を発します。当初は、主に九州炭の海上輸送を行っていましたが、その後は内航全般の輸送に従事。現在では日中定期コンテナ航路や大型バラ積み船による貨物の輸送など、日本はもとより世界の海上輸送サービスに貢献しております。特に定期コンテナ船は日本の地方港にダイレクトに寄航させており、日本国内の輸送にかかる負担を軽減できるユニークなサービスを提供することで、地域経済の活性化にも貢献するだけでなく、大量輸送できる海上輸送はCO2の削減にも大きな効果を発揮します。
また、当社で使用する船を建造する時には、常石造船(株)と連携することで、顧客のニーズに合わせた船型を開発できます。このようにして建造された自社保有船舶の貸与や売船も行います。
また、福山港には国際コンテナターミナルに隣接した物流センターを建設、中国地方における輸出入の一翼を担っております。これらお客様の目線でのサービス展開が特徴の会社です。

• 1903年
  • 最初の持船「住吉丸」を購入し、海運業（現：神原汽船）を創業
• 1943年
  • 瀬戸内海船舶(株)を設立
• 1948年
  • 本社を東京に移し、神原汽船(株)に社名変更
    鋼船「損保川丸」を購入し、木造船から鋼船への切り替えを始める
• 1956年
  • 新造船の第一船「第五天社丸（鋼船）」を発注。
• 1970年
  • ニューギニア定期航路を開設
• 1994年
  • 日中間定期コンテナ航路を開設
• 1995年
  • 本社を広島県沼隈町に移し、東京を支店とする
• 2003年
  • 神原汽船（中国）船務有限公司を中国に設立
• 2006年
  • 神原汽船福山物流センター営業開始
    上海神原国際貨運有限公司を設立
• 2007年
  • 常石グループ再編に伴い、造船海運関連の11社を統合し、ツネイシホールディングス(株)を設立
    社名をツネイシホールディングス(株)神原汽船カンパニーとする
• 2011年
  • 2007年に設立されたツネイシホールディングス(株)の分社化に伴い、社名を変更し神原汽船(株)となる。
• 2012年
  • Kambara Kisen Singapore Pte. Ltd.を設立
• 2014年
  • 日中定期コンテナ航路開設20周年