心理学に「公正世界仮説」という用語がある。あまりに酷い目に遭った人々に対して(「この世界はそれなりに公正で、因果応報ルールが機能していてほしい」という自分の心の安定を得るために)「被害者側にも何か原因があったのでは」と思いたがる傾向のことを指す。
会話
「なるべく公正であってほしい」という心情はよくわかるし、「被害側にも加害側にも何か原因や事情があるのでは」と思うこと自体は真っ当だとも思う。ただそのうえで、人間の心の傾向を知ることで「被害者を不当に傷つけていないか」だとか、自分の立ち位置を見失ってないかと注意することもできる。
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事件の動機を知りたがるのは「加害者・被害者は私の住む世界とは違う世界に生きている。それゆえ私は安全である」という確認行為なのかもしれないですね。公正世界仮説というバイアスを認識して、被害者を非難しないように気をつけよう。
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何万人もの将来に影響を及ぼす地位にあるAが「世襲制度でその地位についた55歳」かつ「十数年間全く何も仕事せず周りに悪影響を与え続ける」人だとして、誰も何も言えない、でも何か言わないとと思っているなか声を上げたBがいます。途端にAは適応障害の診断を得て、Bはパワハラ加害者に。これは。
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可能性を探る、原因を探す
これが中立的な立ち位置
でも被害者の立場から見ると、その行動が攻撃になってしまう
立ち位置の違いを理解出来るか出来ないか?
それだけの話かと
何でも善悪の話と結びつけるから話がおかしくなります
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