現実である。
こうした経済動向背景とは別
要因でこの地が嫌になって離
れた人を何人も知っている。
土地なりだろう。
それは痛い程よく解る。
昨日、母と市の人口について
話題になった。
母が10万人超えて、とか言う
ので「いつの話だよ」と現実
史料を見せた。
2015年で9.5万人、今では8万
台に減少している。
10万超えは平成大合併の頃の
話だ。
減少背景は少子化だけではな
い。
どんどん流出しているのだ。
それは、この地が活力ある
経済的拠点とはならないから。
地場産業に従事しても所得は
異様に低く、首都圏の企業と
は比べものにならない。
何か特段の事情がない限り、
この土地に住む意味は薄い。
だが、あらゆる現実を現実と
して受け止める事を嫌う人た
ちも多い。
何も変わらない、好転しない
どころか、どんどん朽ちて行く。
この先もその悪化と衰退は続く
事だろう。