出藩

嫁に斬られる

もう少しで名を捨て絵描きとしてどうにかなりそうだったんだ…
でもダメだったよ…

雷蔵殿の性格だと謀られていることに気付けないし
やらかしを飲み込んで割り切って生きることも出来ないしどうにもならない
詰みである

義父斬った段階だとカッチカチの頭サムライで純粋ボーイだったからどうしようもなかったと思う

一応最後に刺されなければ絵師人生送る感じだったんじゃない？

>一応最後に刺されなければ絵師人生送る感じだったんじゃない？
いくら上手くても嫁の絵しか描けない絵師がそれで生計立てられるかというと…

>>一応最後に刺されなければ絵師人生送る感じだったんじゃない？
>いくら上手くても嫁の絵しか描けない絵師がそれで生計立てられるかというと…
嫁の絵が評判だから問題無し！
まぁそこから時間掛かってでも己の中の幻影から前に進めて他の題材にも取り組めるようになるかは雷蔵殿性格的にわからないが
というか嫁絵は自身と向き合う題材でまた人から依頼を受ければ別の絵も描いたりはできたんじゃないかな…

絵を見ただけの鳰から何も変わってないことを見透かされるくらいには思い詰めたままだったようだし時間の問題だったんじゃ

最後まで笑顔の嫁書けなかったしな

またあの気合一閃がみたいよ

笑顔の嫁さん見た事なかったんだなってなって悲しい

阿片漬けにでもなった方がまだ幸せだっただろうか

義父と嫁ともっと会話してたらよかったのかもしれない

ゆうえん殿からするとただ本当に情が湧いて雷蔵殿の人生を救おうとする以外にも
鳰が言うように自分達みたいにリベンジ屋になったら殺しの道から人には戻れないのかって確かめたいのも兼ねてたのかな

刺された事でやっと解放された感もどこかあるのが哀しい

>刺された事でやっと解放された感もどこかあるのが哀しい
捨にわざわざ懐剣持たせたのはそういうことだしね…

ラストで時間経った後でも世間的には以前にも増して絵に魅力があるねえって感じだったけど
にお公の言った通り相変わらず嫁しか描けてないし雰囲気も変わらないしで全く前に進めてないからね…

正直言うと必殺シリーズ的にリベンジ屋も戦死者何人か出るのかなと思ってたから雷蔵殿だけで終わったのはなんか意外だった
でも1話から通すと一貫して雷蔵殿の長編エピソードなんだよなこれ

個人的には最高の幕引きだったよ…

また別のキャラを主役に続きが見たい作品だった

どっかで自刃してたと思う

幽烟殿が色々手を尽くして再起の選択も与えたけど駄目だったよ…

人殺しが人殺しをやめられるの？

>人殺しが人殺しをやめられるの？
だめでした

他のキャラ達は表の生活と裏の仕事しっかり線引いて気持ちも切り換えられてるけど器用じゃない雷蔵殿にはちょっと無理だった

仕事だからと割り切って殺せる連中とか
むちむちドクターみたいにオンオフ切り替えられるヤバい奴とか
そういう器用さがあればね…

クソ真面目だったから死ぬしかなかったけどクソ真面目だったからこそあの他所のリベンジャーをぶった斬ることができたんだ

敵が言ってた通り死が救いだ

嫁のあの過去が出た時点でもうだめだろうなと薄々思ってたよ

絵も成長しないし死は救いになってしまったんだ

>クソ真面目だったから死ぬしかなかったけどクソ真面目だったからこそあの他所のリベンジャーをぶった斬ることができたんだ
クソ真面目だから他のメンバーもなんだかんだで仲間として受け入れてた所あるしな…

生きる理由がないからダメだったんだ
リベンジ屋で救われる人間がいるんだってとこをもうちょい強調しつつゆーえんが死んで後を託してれば生きてたと思う

真面目マンであると同時に自分の命に対して捨て鉢になってるから雷蔵殿のリベンジの姿勢はあんまりよろしくはなかったね
生臭坊主に死に場所餌にうろついてる野良犬って言われてたの否定出来ないとこもあるし…

あのまま懊悩重ねたまま終われない闇の向こうに光を見いだせるとは限らない人生送るのと
明確な因果応報による死を迎えて安らかに逝くのとどっちが良かったのかは分からない…
虚淵ホント好きよね…こういうの

捨身戦法じゃないと坊主に勝てなかったけど
あの作戦は生きたいからやったわけじゃないのを見抜かれてたからな

満面の笑みを浮かべた許嫁の絵を描けるようになるのはそれはそれでなんか違うししゃーなし

露骨に救いのルート断っていたからどうしようもなかった

>嫁のあの過去が出た時点でもうだめだろうなと薄々思ってたよ
悲惨の極みだけどあの流れは美しさすら感じた
個人的には劉大人のとかと併せてうら噛み小判に託す想いとリベンジ屋の請け負う殺しの複雑さがよく出てるようにも思えたし

いかにもな司祭とかエロい修道女とか掻巻与力の話ももっと見たい

嫁の恨みが半分勘違いだけど半分は事実なのが面倒というか…

>満面の笑みを浮かべた許嫁の絵を描けるようになるのはそれはそれでなんか違うししゃーなし
それこそ嫁の壮絶な最期が描かれちゃってたからな…

小判噛みちぎらんばかりに噛み締める嫁の恨みの深さよ

信じてた人に裏切られる方がそら恨みは強いよな…

嫁の演技凄かったもん

でも死ぬ時が一番良い笑顔してたよ

>嫁の演技凄かったもん
もう少し手心を…と思ったけど多分あの鬼気迫る極みの演技はそういうディレクションだよね

それまでの依頼者のウラガミ小判の歯型とか壮絶さを見ると
宍戸の安易なアマガミ小判にイラっと来るように見えるのなんか演出的に好き

生きてる限り商人の言ったとおりの美しい…人生になっちゃうからね

>嫁の演技凄かったもん
作中で一番恐ろしい依頼シーンだと思った

正直言って一話で嫁が死んでる所を目の当たりにした時点でもう遅かれ早かれ…とは思ってた
常に嫁死後のバッドエンドの中で生きてるだけっていうか…

救いが無いけれど綺麗な作品だった

>あのまま懊悩重ねたまま終われない闇の向こうに光を見いだせるとは限らない人生送るのと
>明確な因果応報による死を迎えて安らかに逝くのとどっちが良かったのかは分からない…
>虚淵ホント好きよね…こういうの
ある意味必殺シリーズによく似合う作風だと思う
というか本人が黒社会任侠物とかマカロニウエスタンみたいなの好きな人だしね…

というかデビュー作からノワールものだし原点回帰なとこある

>捨身戦法じゃないと坊主に勝てなかったけど
>あの作戦は生きたいからやったわけじゃないのを見抜かれてたからな
捨て身戦法で自分が死ななかったのはたまたまであの様子じゃいずれにせよいつか何らかの時に命落としてたかもな…

>正直言って一話で嫁が死んでる所を目の当たりにした時点でもう遅かれ早かれ…とは思ってた
>常に嫁死後のバッドエンドの中で生きてるだけっていうか…
そういうのが見たかったですね

におに作品見られて何も変わってないじゃんって言われたのが全部だろうね

決して雷蔵殿に死んでほしかったわけじゃないしラストはほんとに悲しいんだけど
じゃあ雷蔵殿にあれ以外の終わりがあったかと言われるとまず想像すらできないんだ

確かインタビューでも「好きなように書かせてもらえたので楽しかったです！」みたいなこと言ってたな虚淵

いい仲間には出会えた

嫁が一番恨み深くねえ？
当たり前だけどさぁ！

やっぱサーカスの連中かなり強かった気がする

嫁の自刃が止められたら良かったんだけどね…無理だな

>やっぱサーカスの連中かなり強かった気がする
下手すると同業者の手裏剣マンあたりより強いかもしれないよね…

まず縁談の話というか義父と嫁との出会いなければ一介の朴訥な侍として人生送ったかもしれない…
結局どっかで悪い奴に利用されてたかもしれない…
ギャルゲの親友ポジみたいな気配りの達人みたいな友人いれば違ったかもしれない
らいぞーどのどう考えても友達いなさそうだし…

結局の所自分の得意な技術で他人を踏み台にしてでも楽して生きてえな生臭坊主を
一瞬でこいつヤバイって思わせる捨て鉢っぷり

私達家族を騙していたのか…！！！！！！！おのれクリ魔羅以蔵…！！！！！！！！！！

お武家様にしては足元ゆるゆるだと思うらいぞー殿

>おのれクリ魔羅以蔵…！！！！！！！！！！
なんでこんなクソみたいな当て字が綺麗にハマるんだよ

悪い人たちにいいように使われる人生だったかも知れんな

事情がわかってくるとちゅうごくじんマジで可哀想すぎる

みんな！アヘンキメろおおおおお！！！！！！！！！！！！

ちゅうごくじん死んだっけ？

>ちゅうごくじん死んだっけ？
死んだ

>ちゅうごくじん死んだっけ？
らいぞー殿に小判託して死んだじゃん

宍戸様がだいぶあっけなく死んだのはちょっと不満

結局死ぬなら途中のなんやかんやがこの人にとって意味なかったってならない？

でもこの手のサイコ悪党にありがちな何やら満足死させずに
ちゃんと断罪して無様な死にしたのは良かったと思う
これぞ利便事って感じで

>結局死ぬなら途中のなんやかんやがこの人にとって意味なかったってならない？
そうだが？

>結局死ぬなら途中のなんやかんやが「」にとって意味なかったってならない？

金箔殺しは今見てもちょっとおもしろい

>結局死ぬなら途中のなんやかんやがこの人にとって意味なかったってならない？
この人にとってはそうだったとしても結果として多くの人救ったことに繋がったし
劉の無念も晴らせたから決して無意味ではない