今年、最も話題となった言葉を選ぶ『現代用語の基礎知識選 2018ユーキャン新語・流行語大賞』が12月3日、発表された。
年間大賞に「そだねー」が選ばれた。平昌五輪で銅メダルを獲得したカーリング女子日本代表チームが試合中に話していた言葉だ。
トップテンの一つに、行方不明となった2歳児を無事に保護して注目を集めた大分県の尾畠春夫さんを指す「スーパーボランティア」が選出されたが、尾畠さんは受賞者辞退した。
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大分県日出町の尾畠春夫さんは78歳。
2018年8月、山口県周防大島町で行方不明になった2歳児を68時間ぶりに保護した。
一人で登山道の補修や、災害ボランティアをしており、その全国での活躍から「スーパーボランティア」と呼ばれた。
授賞式の会場で、「『人生100年時代』の大号令で働き方・生き方の転換を迫られている昨今、独立独歩で社会をつくり、社会で生きる尾畠さんの輝きは、中高年のみならず老若男女に新時代の生きるヒントを与えてくれた」と受賞理由が発表された。
地元の日出町から功労者として表彰された際に、尾畠さんが語った次の言葉が紹介された。
「表彰を受けたからといって、必要以上に頑張ろうとは思わない。今まで通り、変わらずボランティアを続けていくだけです」
司会者は「本日の表彰式という表舞台には出ないで、地道にボランティア活動をされているわけでございまして、まさに頭がさがるばかりですよね」と讃えた。
Twitterでは「ほんと素敵」「かっこいい」「すごい人」などと、尾畠さんの一貫した姿勢を絶賛する声があふれている。
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