台風でゴルフ場と教習所のコースが水没。荒川の水位上昇、近くの住民の声。

各地で猛威をふるった台風19号。埼玉県内を流れる荒川の増水によって、川口市内のゴルフ場や自動車教習所のコースが水没し、建物に浸水被害があった。

次の写真は自動車教習所である「飛鳥ドライビングカレッジ川口」。教習コースが水没し、信号や建物が浸水しているのがわかる。

また、川口パブリックゴルフ場のコースも水没。建物は浸水した。

NHKによれば、荒川はさいたま市内の観測所で13日午前1時50分ごろ、「氾濫危険水位」に達した。自治体が避難勧告などを出す目安となるレベルだ。

国土交通省によると、荒川の川口市に近い観測所である「岩淵水門（上）」の水位は13日午後1時10分現在、6.9メートル。

いまだ避難判断水位である6.5メートルを超えており、注意が必要だが、下降中だという。

荒川から徒歩数分のところに暮らす川口市内の男性（28）は、「一夜明けて様子を見に行くと、大きな被害が出ていました」とBuzzFeed Newsに話す。

「避難指示が発令された頃には、横殴りの雨と風で、避難ができず、自宅で待機するしかありませんでした」

「いつ氾濫するのか気が気でなく怖かったです」