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世界で愛される音楽ゲーム 県内企業も参戦 プロリーグに密着 グループリーグ突破を目指す【長野】

長野 2023.05.15 21:45
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続いては、ゲームで戦うeスポーツの話題です。25年前からゲームセンターで人気の音楽ゲームダンスダンスレボリューションで競うプロリーグが始まり、長野県内企業のチームが参加しています。初戦に密着しました。

4月、東京にあるゲームセンター。流れる汗を気にせず一心不乱にプレーをしていたのは・・・。

県内を中心にアミューズメント施設を運営する共和コーポレーションのプロゲーミングチーム「アピナブレームス」のメンバーです。

プレーしているのは1998年からゲームセンターなどで親しまれている音楽ゲーム「ダンスダンスレボリューション」。音楽に合わせて画面に流れてくる矢印を足元のパネルで踏むというルールの分かりやすさで、日本だけでなく世界中の人たちに愛されています。

MAMURU3選手
「練習終わった後に足つっちゃったりする。ダンスダンスレボリューションは体全体を使って他のゲームと比べても汗だくになってしまう」

アピナブレームスに所属するのは長年のプレー経験を武器に高い難易度の曲を得意とするMAMURU3選手。学生時代に励んでいたサッカーの経験からスタミナや大舞台での勝負に自信を持つNOTTY選手。そして唯一の女性プロであるPO選手の3人です。

PO選手
「男女関係なく一人の選手として戦わなきゃいけない。女性であることを言い訳にしたくない気持ちが大きくて。自分が女性であることを言わないっていうことを自分で決めている」

それぞれ決意を持った3人。この日の練習は4時間にも及びました。そして迎えた初戦の日会場は都内のeスポーツスタジオ。DJプレーなどダンスフロアを思わせる雰囲気の中試合が行われます。

「体動かしたら気楽になると思うんですけど何もしていない時間が一番やばいっす。サッカーも(開始から)15分後ぐらいが一番乗れるんで」

直前練習では足元のパネルの反応を入念に確認します。

「高さがきのう練習でやったものと似ているのでそれを確認した。プレーする回数が多いわけじゃないので一回一回大事にしないといけない。
じゃあ行きましょうか。頑張りましょう!おー」

試合は個人戦2試合と団体戦1試合の計3試合。自分たちが選んだ曲をそれぞれプレーし、獲得した点数の高い方が勝利するルールです。相手の選曲を予想しその曲で勝利を収められるかがポイントとなります。

初戦は、PO選手。相手が選んだのは、リズム変化が難しい曲です。青色のゲージがPO選手。序盤は相手にわずかにリードを許す展開ですが中盤の細かいステップを踏む場面で逆転に成功。1曲目を1点差でものにします。自分の選曲でも勝利したPO選手リードを奪います。2戦目のNOTTY選手は1曲ずつを取り合い引き分けに。

最終の団体戦。4人同時にプレーし、順位に応じた得点が振り分けられます。1位を取られたとしても2人が2位と3位に入れば引き分けに持ち込めます。

アピナブレームスは引き分けでも勝ちが決まる状況で1曲目をドローに勝敗を分ける2曲目。曲の序盤、長押しと一度押しが入り乱れる場面で相手選手からリードを奪うと細かいリズムのパートも安定感を見せつけ引き分け。全体の得点差で勝利をつかみ取りました。

「いやマジでありがとうチームの勝利すぎる良かった!!」
「あぶねーうれしい自信になりますね」

わずかな差が勝敗を分けたeスポーツのプロリーグ。アピナブレームスは6月まで行われるグループリーグ突破を目指し戦いを続けます。

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