ブルーノ・マーズを怒らせた？　女性モデル、ライブ中に自撮りで炎上

米国の人気アーティスト、ブルーノ・マーズの来日公演で、ブルーノが客席に向かってタオルを投げつける事態が起きました。最前列にいたモデルの女性たちがスマホで自撮りをしていたことに対して、怒りを示したのではないかとTwitterで話題になっています。

ステージに背を向けポーズ

ブルーノは今年のグラミー賞で主要3部門を含む6部門を受賞し、世界的な人気を誇るミュージシャン。4月11、12、14、15日にさいたまスーパーアリーナで開催されたライブは全席完売しました。

問題になっているのは、モデルの女性がインスタグラムに投稿したとされる動画。うち1本では、2人の女性がステージに背を向け、楽しげにポーズを取っています。

怒って投げつけ？

もう1本では「OMG!!! I GOT THIS!!!!」（訳:ヤバイ!!! ゲットしちゃったんだけど!!!!）というテロップとともに、ブルーノがタオルを投げつける様子が撮影されています（※いずれも現在は削除）。

この動画を紹介したTwitterユーザーの一人は「ブルーノ 怒ってるよ。でも全然分かってないし。むしろ、タオルくれようとしてくれた、とか思ってるんちゃう？」と疑問を呈しています。

ブルーノは「スマホを下げて、楽しんで」

Twitterにアップされた別の動画には、ブルーノが客席に向かってスマホを下ろすように促しているかのような仕草も収められています。

ブルーノは過去のインタビューで下記のように発言しており、度を越した自撮りが彼の怒りに火をつけた可能性も指摘されています。

毎晩（ショーがあるたびに）言っているんだ。「スマホを下げて、楽しんで」と。（幼いころに行ったコンサートが）どれだけ楽しかったのか自分は覚えている。でも、いまではショーの写真すら撮らずに、ショーにいる自分の写真を撮っているんだよ！ まるで「トワイライト・ゾーン」みたい。

主催社「非常に残念」

BuzzFeed Newsが主催・招聘元に問い合わせたところ、ライブではプロ用の機材での撮影は禁止されていたものの、スマホで写真や動画を撮ることは特に禁じていなかったそうです。

主催社の担当は「弊社で彼女たちに撮影をお願いしたということはありません。最前列でアーティストに背を向け、自分を撮影していたのは非常に残念です。撮影自体は禁止していないとはいえ、マナーの問題だと思います」と話しています。