2016年5月
【揺花草子。】<その1580:類型学。>
【揺花草子。】<その1580:類型学。>
Bさん「『しょうゆ顔』とか『ソース顔』とかってるじゃないですか。」
Aさん「ああ、うん、ありますねぇ。」
Bさん「西洋風の濃い顔立ちのことをソース顔、旧来の日本人的な薄い顔をしゅうゆ顔って
言ったりするのよね。」
Aさん「そうですね。」
Bさん「その点ぼくらはベシャメル顔だよね。」
Aさん「なんでフランス料理の基本的なソースなんですかね。
どんな顔だよそれ・・・。」
Bさん「阿部さんはしょうゆ顔って感じじゃないね。」
Aさん「そ・そうかな?」
Cさん「にがり顔って感じ。」
Aさん「にがりってなんですか。豆腐のあれ?」
Bさん「いやなんか見てると苦々しいからさ。」
Aさん「どう言うことだよ!!」
Bさん「まあしょうゆ顔と一口に言っても
そんな乱暴に類型化できるわけでは決してないわけですよ。」
Cさん「たった4種類の血液型で性格を分類するのに匹敵する横暴さだわ。」
Aさん「お・おぉ・・・血液型診断否定派ですか・・・」
Bさん「同じしょうゆ顔でも
しょっつる顔とかナンプラー顔とかヌックマム顔とか
ちゃんと区別して欲しい。」
Aさん「なんで魚醤だけなんだよ。」
地域性がある。
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