昔のこと…④。 | 玉突き男児の独り言

玉突き男児の独り言

ビリヤード、時事ニュースなどを中心に、身の回りのことなどを気ままに書いていきます。

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たべっ子どうぶつ大好き…




さて、話を続けましょう…





僕はね、中学時代は全然勉強しなかった。




ホントにしなかったんだよね。




そのツケが中学3年生の時にきたの。





進学相談会で担任の先生と母親と僕の三者面談…





先生からね『あなたの内申点では東京で一番低い都立も入れません』って…




当時はね、実名出しちゃうと『羽田工業高校』という高校が都立で一番低かったですよ。





今あるのかな?!





そこも無理ですって先生に言われたの。





だって、成績は5段階評価で2が三科目で、あとは全部『1』だもん…





証拠に通知表があるからね(笑)





そんな成績でも、学校では友達に『あれっ?これって1が一番良いってことでしょ!!』





なんて、おちゃらけてるんだもん…





アホすぎて溜息だよね(笑)




3者面談で、そんなこと言われてる時ですら、心の中では『どこか行けるだろ、何とかなる』なんて思ってたから。




そんでもって、当然のように私立の第一次受験は全部落ちたの。




5~6校くらい受けたかな…




偏差値42のところも落ちたから…(笑)




すべり止めもクソもなくて…




んで、いよいよヤバいぞって…





母親も定時制や夜間の高校の資料を取り寄せたりして…





ようやく『ヤバさ』を自分で認識…(笑)





それで、担任の先生と親と話し合って…





先生から『二次試験までの2週間、特別に学校休んで勉強に専念してください』って…。





そんな状況を、昔通ってた大塚にあった塾の先生が聞いて…




『うちで同じような境遇の生徒がいるから2週間一緒に勉強漬けになろう』って声掛けてくれたの…





あとで聞いたんだけど、無料で引き受けてくれたんだって…




凄いことだよね…





その日から、同じ歳で僕と同じように『まだ行く高校の決まってない子』と勉強漬け。





朝から大塚の塾行って…





空いてる教室で…




1日16時間の勉強。





最初はホントに基礎から。





ひたすら集中して勉強。




昼休憩が20分。





あとは全部、勉強。





帰って夕飯食べて、風呂入って、少し寝て…





また塾…。





結果は、もう一人の子が私立高輪高校(偏差値60)。




で、僕が当時、偏差値56の水道橋の高校へ合格…





まぁ、学校に帰っても、みんな信じなかったけどね(笑)





友達は『裏入学だろ!?』って…(笑)





いやいや、裏入学なら、もっとエリート高校に入りますよって(笑)





そんな思いしてまで入った高校生活が前述したような『憂鬱』なものになるなんて思ってもなかったけど…(苦笑)





その『憂鬱』の原因の一つとして…




『ケンカとドラッグ』があったの。





男子校だったからね、ケンカはよくあった…





しかも、けっこう偏差値は、まぁまぁのくせして一部の生徒は柄が悪いのがいてね。





あれは高校2年生の時…




いつものように休憩時間に僕の机の周りに高校1年生の時に同じクラスだった仲良しのグループが5人来てたの。





みんな、それぞれ違うクラスになっちゃったけど、相変わらず仲は良くて、休み時間の集合場所が僕の机の周りだった。





そんな風に、他のクラスの奴らが自分のクラスでワイワイやるのを気に喰わないグループがいて…





そのグループの目立つ奴に僕の仲の良い良い奴2人が喰いかかったの。





学校終わってから外に、そいつを呼びだして…





僕は『俺と同じクラスだから止めといてよ、気まづくなるし』って言っても、全然聞かずに…






2人がかりで軽く締めあげちゃったのよ…





2対1だよ?




1人は柔道の猛者で1人は中学から悪くて、ケンカ慣れもしてて、身長も180センチあって…





僕は他の友達達と座って観てた…





止めることも出来ずね…





なんか身体から力がフッとなくなった気がしたな。




『観てたなら俺も共犯じゃん、止めれなくて情けねぇ…』って。





たしかに絞められた同じクラスの奴は髪形も行動も『不良』だったけど、僕は知ってたんだよね。





そいつが『ホントの不良』じゃないこと。





それでも、止めれなかった…。





次の日ね、いつものように仲良しグループ(締め上げた2人も当然いる)7人で帰ろうとして校門でたの。





高校はね、坂の途中にあって、校門出て右に曲がって坂を降りると水道橋の駅で…





その坂を下ってる時に、下る坂の下に15人くらい待ち伏せされてるの。





みんな、すぐ気づいてね。




でも、そのまま坂を下って…





水道橋の駅の裏に連れていかれて…





『昨日、○○をボコった奴は誰だ?』ってね…





15人は学年の不良グループの2番目に大きくて強いグループ。





そのアタマ(リーダー格ね)がキレまくってて…





昨日、殴った分だけ殴らせろと…





そんな感じで何発か昨日、暴力を振るわれた奴が振るった奴に仕返ししてる時に…






学年で一番の大きくて強いグループが駆け付けたの…





僕たちのグループの加勢に…





目の前で、キレまくってた2番目に大きいグループのアタマの顔面をハイキックで蹴って…






もう、それで終了…(笑)






そんで、結局、その一番大きくて強いグループと一緒に帰ったわけ…。





ちなみに僕はね…





同じグループのやつは、もちろん…





2番目に大きいグループのアタマの奴も一番大きいグループの奴らも…





みんな友達だったの。





だから何もなかったけど…





気持ちは複雑だし、頭はグチャグチャだった…





のちのち僕は、その最初に僕の友達がボコッてしまった子とも仲良くなったけどね…




しかし、その一番大きくて強いグループの奴らは、ほとんど退学か高校辞めちゃったな…




そのグループは、ドラッグやってる奴も多かった…





だって、1人なんて鼻毛が一本もないんだもん…





体育の授業の時は短パン、半袖になれない奴もいてね…




当時はね『チョコ』って言われてたのが流行ってて…





たぶん大麻の一種だよね…




銀紙に綺麗に包んでる『チョコ』を学校で何度か見かけるくらいね…





ちなみに僕は一切やらなかったよ…





やってたら今、ここに書けないか…(笑)





でも、当時は『あァ~もうヤダなァ~早く卒業するか、やめたいなぁ~』なんていう思いが加速する理由には十分だった…。





ある日、『そうか!俺が柄の悪い奴らとたくさん友達だから悪いのか!』






って考えて、ある日を境に柄の悪い奴らと一線を置いて、いわいるオタク系とか真面目な子達と仲良くなるようにしたの…。





そしたら柄の悪い奴らが『あいつは、見境なく人と接するから良い奴だ』みたいな感じになって、いきなり柄の悪い奴らが何人か真面目に僕に相談しに来たり…





ますます柄の悪い奴らが背伸びせずに真面目に頼ってくるみたいな…(笑)





まぁ今になって考えると、柄の悪い奴らも背伸びして疲れてたんだよね。





おバカな高校ではなかったから『高校デビュー』で悪ぶってた奴も多かったし…





そいつらも『ホントは頭がグチャグチャ』だったんだろうな…





今となったら振り返れるけど…






みんな何やってんだろ…!?





まっ…






同窓会は、『やっぱり』行かないけど…(笑)