
みんカラ整備手帳のカテゴリ分けって、それぞれ単体でネタを稼ぎたい人にはいいのかもしれないが、私のようにメモ使いをしたい人間には複合的整備を単体カテゴリには分けられないし面倒臭いこと、この上ない。
ディーラー整備なんかは預けて帰り、上がったら取りに行くだけだから、作業中の画像だって自分で撮らないし。足周りだけとか、内装だけとか、そんな単発の整備修理でもないし。
ふつう誰でも一回預けたら、あれもこれもと、まとめてやってもらうもんじゃないのだろうか。
それでも何をやったか、メモだけ残しておきたいような人間だって、いるのにな。
この3月まで乗っていた旧車R107は22年半も乗っていたので、ディーラーの作業明細を残していても整備修理を繰り返して同様の内容で何周目かという感じで、自分やディーラーマンはその旧車にやってきたことを大体わかっており見返さないため、もう所有10年を超えた頃からそういう記録を残したい興味がなくなり、紙ばかり膨大にたまって邪魔なので捨ててしまった。
整備記録なんか残していてもそれが役に立つ日が来ないというか、同じことは起こらないというか、一度やったら分かっているというか、22年半27.5万キロとはそんな時間の長さです。
今度の車は早いうちから、こちらにメモとして移行していきたいと思っていた。
明細書pdf画像の貼り付けでは紙と同じだから見返さない。あくまで要約メモとして。
なのに肝心の「整備手帳」が本来の意味どおりには、全然つかえない。
仕方ないので複合整備はブログのほうで記録。
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<2023.04.27〜28>
メンテナンスA、法定1年点検
ATフルード、ドレンワッシャー、オイルパンガスケット、エレメント交換
EGエアフィルタハウジング清掃、エレメント交換
AC活性炭ダストフィルタ(TSフィルタ)、交換
カップホルダ、持込品LHD用に交換
トランクリッド用ガスプレッシャスプリング、交換x2
ルームミラーPLA枠割れ、本体一式交換
左右サンバイザーミラーPLAヒンジ割れ、左右ミラー持込品に交換
ATセレクタレバーノブ、持込品に交換
サスペンションシステムの点検
・前後ショックアブソーバーの機能・漏れ 点検、漏れ等なし
・タイヤのトレッド溝深さ測定、フロント左右6.7mm/リヤ左右6.9mm
・タイヤ空気圧点検・調整、フロント左右210kpa/リヤ左右230kpa
ブレーキシステム(油圧式) 点検
・ブレーキパッドの残量、フロント左右5.0mm/リヤ7.8mm
・ブレーキディスク摩耗限度まで、フロント残1mm/リヤ残1.4mm
スタータバッテリの状態 点検
・テスタにて良好、2019年製造品
バッテリの状態、点検
・テスタにて良好、社外品/交換時期不明
シングルベルト搭載車の点検
・Vベルトを取外して、ベルトドライブ用ガイドプーリの交換
・Vベルトを取外して、Vベルト用テンショナの交換
・Vベルト、交換
ウインドウウォッシャ液の補充
バリオルーフ・メイン・ガイドのカバー左右、脱着(左右フラップDIY修理のため)
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小計(A):310,000(税込)
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自己手配品費用
・純正新品LHDカップホルダ 6.4万
・純正新品サンバイザーミラー左右セット 6.7万
・社外品シフトノブ 2.1万
・A社フラップ修理パネル 4万
・B社フラップ修理ヒンジ 2万
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小計(B):212,000(税込)
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合計(A+B):522,000(税込)
預けが2日間といっても作業は実質1日だが、いつもどおり、よく面倒をみてもらった。
点検では「問題なし」ということだったが、GW旅行で高速道路を走り回ってみた感じでは、どうもサスペンションの動きが納得いかない。これは後日、バネとショックを総とっかえしてみるしかないか。
ビルシュタインやアイバッハ、H&Rなど社外の有名ブランド品に心惹かれるが、どれも今より車高が下がってしまう。むしろフロントなんか1cmほど上げたいぐらいだ。社外のブランド品より値段が高いくせにちっともワクワクしないが、やはり純正サス一式で交換するだろう。
R107までのベンツはバネもシートも明らかに柔らかめ、それ以降のベンツはどんどん足が硬くなってきたので、R230時代のサスで当たり感がコツコツするのは仕方ないが、それにしても高速コーナーが連続する中央道の信州区間で、コーナリング中に路面のちょっとしたウネリを越えたときハーシュネスの収まりがイマイチすぎる。
正直、浮いて着地したときカナリ怖いヨレ方をした。
こんな足では新車当時、世界のお金持ちおじさん達は黙ってないだろうと思うのだが。
・・・でも、分からんな。R230のRHDは右側のカップホルダがないのに世界中で誰も文句言ってないもんな。2シーターなのにカップホルダが1つしかない車なんて、まともなメーカーだったら、販売しちゃいけないレベルだろう。21世紀に入りベンツって突然ここまでアホな会社になったのか。
SLなんかはカッコ命のクルマなのに、それがカッコ悪いうえに不便だったら、存在する意味がない。新車価格1000万円クラスの車で女の子を乗せて「あっ、きみのカップは置く場所ないから手で持っといて」なんて、「不便+カッコ悪い」サイテーの極みだと思う。
ドライバーかパッセンジャーか、どちらかが下品でカッコ悪い社外品の汎用カップホルダーをドアとかエアコン吹出口に付けなきゃいけないわけでしょ、新車価格1000万円クラスの車に。デザインとかセンスのかけらも感じない、ブサイクな安物を。
どう考えたって、あり得ない。右ハンドルを買った人だけが、超不便。
・・・でも2000年以降のお金持ちというのは世界中ヘナチョコばかりで、意外とディーラー営業やメーカーに文句言わないのかもしれない。世の中みんな男は草食化だもんな、世界的な傾向。
いまは3Dプリンタ全盛なのに、設計を左右ひっくりかえしたRHD用の左右つかえるカップホルダというのも出てこない。世界的にはカップホルダを使わない人ばかりなんだろうか。納得いかない。
ぜんぜん納得いかないので、とりあえずディーラーマンの制止を振り払って、LHD用の左右2つあるカップホルダ純正新品をUKより取り寄せ、交換してもらった。
そしてGW旅行で使ってみた結果。
まあ普通にやると右のカップホルダはウインカレバーにベッタリあたります。ディーラーマンが「やめといたほうが・・・」と言ってたとおり。
そもそもLHD用カップホルダなので、左右で開く角度が違う。他メーカーの普通の車みたいに左右対称じゃないんです。LHD用の左はハンドルに当たらないようにチョコッとだけ、右はガバーッ!とわざとらしく大袈裟に出てきます。
R230はCOMANDの画面からアームレストにかけてセンタコンソール全体のレイアウトがせせこましいので、おそらく左の運転席からシフトレバーに手をのばすときの軌跡をよけたのだろうが・・・
この左右差が、何とも腹立たしい。同じようにRHD用で右チョコッと、左ガバーッ!と出るカップホルダがあったら何も問題ないのに。そんなもんでコストアップすると言うなら、車両価格に乗せたらいいのにね。世界中で誰も文句言わないと思います、そんな程度の値上げなんか。第一、RHD専用設計のカップホルダでたとえ10万円値上がりしたからって、その程度で文句言うシミッタレは、SLなんか買ってカッコつけようとか思ってはいけない。
・・・閑話休題。ついアツくなって、脱線してしまった。R230の新車当時わたしはR107♥LOVE全盛期だったので、正直R230「なんか」という感じでハナから小馬鹿にしており、「あんなウーパールーパーみたいな顔した車、買う人のセンス疑うわー」ぐらいな鼻っ柱でした。反省、20年たってまさか自分が乗ることになろうとは。天に唾すると全部あとで自分に戻ってきてしまうものだ(= =;)
ところでシート&コラムポジションはメモリされているので、カップホルダを使っている間だけコラムを一番手前に引いて、ちょっと上げれば何とか使えました。使い終わってカップを捨てたらメモリボタン一発で復旧。まあ不便すぎて使いものにならんというほどではなさそう。だったら左右カップが置ける便利さのほうが遥かに有意義。私のR107はフル特注の電動レカロに改造したけど、それでもシートメモリはなかったからね。コラムなんかハナから動かせなかったし。R129以降「シートメモリやテレスコ&チルトステアリングなんか当たり前」という時代になって、技術の進歩が有難いと思うのはこういう部分。
OK。せっかく付けたので、しばらくこれで使ってみます。使わなきゃ使わないで構わないし、ただ「使いたい」と思ったときに「ある」ことが重要なんです。それは昔から私の性格で、とにかく選択肢が「ない」という状況だけは極度に忌避する傾向が強いことは自覚している。
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実のところ、R107に不満感なく乗っていた昨年末頃でさえ何となく中古車市場を見ていて、誰でもやると思うんですけど、911とか928とかSLとか、特に買う気がなくてもね、見て回るでしょう。エルドラドとかゴルフとか。
コンディションのいいアイボリー内装のR230前期LHDが皆無だったのは知っていて、いやアイボリー内装というだけならずっと1台だけあったが、ボロだった。
それがこの3月、突然R107を手放すことになったとき今回22年半ぶりの乗り換えで、すぐ乗れる車が必要となって仕方なく、初めてRHDのベンツを購入した。全体的に良いコンディションでアイボリー内装の車に出会ったからだ。他に買いたい車がなかった。
これに整備/修理/モディファイの合間にちょこっと移動とかGW旅行とかで数日ほど走り込んでみたが、総じて2014年以前のベンツはLHDじゃないとダメかもしれない。
買う前に試乗したときは、主にRHDのペダル配置やハンドルとシフトの位置関係などに違和感がないか運転に支障ないかを気にしていたので、カップホルダーなんかはどうとでもなる、R107なんかそもそもカップホルダーすら付いてなかったのだからと、全然ノーマークだった。
しかしR230を含む2000年代の車では色々な部分の設計がまだ、やはり圧倒的にLHD基準のままだ。自分がLHDベンツしか乗ってなかったので考えもしなかったが、世界中のRHDユーザは、すごく我慢させられているなと。外人に文句が言えない日本人なんかはともかく、うるさいイギリス人なんかが、よく黙っていたなと思う。
まあでも、UKのR107RHDはセンタコンソールに超ブサイクなサイドブレーキレバーがドデーン!と突き出ていたし、そのせいでセンタアームレストも装備されてなかったのに、誰も文句いってなく、今でもUKではレストアされたRHDが高値で取引されているぐらいだしな。。昔からイギリス人は、不便に耐えるのを美徳と勘違いしているフシもあるし、ちょっとあいつらは分からない。歴史的に昔から仲が悪いんだから、ドイツ人にもっとガンガン文句言って改善させたらいいのに。プライドが高すぎて、無視されたら立ち直れないから文句言うのを避けているのかもしれない。
そういえばATシフトのスタッガードゲートにしても、LHDなら左席から右手で外(右)に押しつつ後ろにチョンと力を加え弧を描いて押す感じでカカカッと滑らせるからスムーズに動くのであって、それがLHD用そのままをRHDで使わせるので右席からだと左手で内(右)に引きながら更に左後ろ(外)に向けて、つまり引くような押すような動作というのは、とてもスムーズにはいかない。そういう左ハン右ハンで異なる力の向きや操作の感性的な側面に対する無神経さも、本当にいちいち腹立たしい。
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この時代のベンツ、右ハンドルもありますよなんて言って、こんな不完全なものを平気で売ってたんだな。なーにが「最善か無か」だ。じゃあこんなの「無」のほうじゃないか。
え・・・そっか、そういう意味で言ってたのか。最善=LHD、無=RHD、って。意地悪に考えると、随分ひどいスローガンだな。
「最善」のほうしか知らなかったからベンツは大したメーカーだと思っていたが、「無」のほうに乗ってみたら本当に文句ばっかり出てきたよ。世界中の皆さん、ほんとによく黙って乗ってたな、こんなのに。
知らなかったな、RHDがこんなにダメだったとは。買うときに、カップホルダみたいなしょーもない装備品なんかは「この車を買うか、買わないか」の判断基準じゃなかったから、さすがに全然気にしてなかった。
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もっとも、私は左半身が不自由だから、カップホルダといいシフトレバーといい、RHDの車では左手でやる仕事が増えてしかも快適に果たせないことに、よけい不便と不満を感じ、怒りに近い感情さえ覚えイライラしているのだろうなというのは薄々、自覚している。
こんどCOMANDをディスプレイオーディオに換装したら、その操作もすべて左手か。
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・・・なんか、どうしようもなく気が滅入ってきたな。
LHDでは左手はハンドルを支えるとかウインカレバーを操作する以外にほとんど仕事がなかった。R107でもオートライト化したりワイパー間欠インターバルを特殊リレーで無段階設定できるように改造したのは、左手を頻繁に動かさなくて済むように使い勝手を私に合わせたのだった。
その程度の仕事なら、ちょこちょこ細かく素早く動かせない不自由な左手の指でも充分に用は果たせる。
やはり車は自分で買って、使い込んでみないと分からないものだ。まあ、仕方ない。
手を加えて使い勝手を私の好みに合わせていけば、いずれ愛着も湧くだろう。たぶん。
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旧車R107LHDに乗っていた頃は各時代の最新ベンツはRHD代車でしか乗ってなかったので真面目に考えたことなどなかったが、2013〜14年以降のベンツが一番変わったのはRHDがかなりマシになったんだなということ。たしかにLHDのR107を整備に預けてディーラーからの帰り道、このあたりの時代のRHDベンツは運転で違和感を感じることなど皆無だったな。それに超便利で役に立つディストロニックプラスも標準装備だったし。
だからフォルクスワーゲンを抜かして日本で爆発的に売れるようになったんじゃないかな。当時、物議を醸したAクラスのアニメCMなんかのおかげじゃなくて、国産車を含む右ハンドルユーザーが、実際にディーラーで試乗してみたらただ単に違和感なかったんだと思う。ようやく、我慢しないで乗れる右ハンドル車になったのだろう。
そのためには、ベンツのアイデンティティーだったスタッガードゲートを捨てクリック式のセレクタレバーに変更したことが、左右ハンの感覚差というか違和感をなくすのに大きく貢献したに違いない。
しかし、そんなことが分かったところで仕方ない。私が買ったのは、不便な時代のRHDベンツだ。クリックシフトでもなく、自然な感覚で使えるセンタコンソールビルトインの左右対称2カップホルダもなく、運転負担の軽減に効く便利装備のディストロニックプラスもまだ存在してなかった世代の車。そういう意味ではR107と変わってない。
そして私の駐車場にはR231以降のSLはトレッドが入らない。いまのR230でも鉄製のパレット両サイドにリヤタイヤの外側を両方こすってギリギリ。本当はR231でも232でもどっちでもよかったのだが、駐車場に丸っきり入らないのではどうしようもなく、早々に諦めた。
そんな制約があるのを分かって買ったのだから、我慢するしかない。いまでも中古車市場でアイボリー内装のR230前期LHDは探し続けているが、カーセンサーもグーネットもヤフオクも半年前から全然、顔ぶれが変わってない⤵
同じクルマばかりが、いつまでも売れ残っている。魅力のある車はとっくの昔に高値で海外流出してしまったし、国内のR230中古車市場は、もう7〜8年前にすっかり盛りを過ぎてしまったのだろう。魅力的な玉も全然出てこない。たまに新しく数台出てきても、売れてない他の車と同じ黒/白/銀ボディに黒/グレー/赤内装で、代わり映えがしない。車両状態のわりに価格は割高めな車ばかりで、しかも同じ内外装の組み合わせばかりが何台ならんでいたところで、選びようがないだろう。そして動かない顔ぶれが更に数台増えるだけ。こういう状況を見るとやはり「終わってるな」と感じてしまう。
いまでは新車でさえ、そもそもベンツのSL自体が不人気車だ。いまのSLって、えらくカッコ悪い車になってしまった。街でも新しいSLなんか全然みかけない。同じ価格帯のオープンカーはポルシェ911ばかり。いまは911もえらく高い車になってしまったが、SLなんかよりずっと人気は高いんじゃないだろうか。ポルシェは今でも箱レースの歴史を引き継いでいるし、オーナー心理としても昔のルマンとか歴史遺産の1ページに自分が参加してるような錯覚するよね。ただの錯覚どころか幼稚っぽい夢想だけども。
あるいはベンツ系ならSLじゃなくてヘンな色のAMG-GTばかりだ。地味なSLよりは色のおかげで少なくとも目立つ。いまや普通のSLはお金持ちの遊びグルマとして中途半端なポジションなのだろう。時代や人心の変遷というのは、悲しいことだ。
最新のAMG SLにしても、そのずんぐりしたボディや丸まった背中をみると、あとは顔さえ隠せば911カブリオレになりたがっているかのようだ。これではもう、救いようがない。
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新車の世界を見たってそんな感じなので、もう私には楽しみがない。気長にかまえて、気に入るコンディションのR230前期LHDアイボリー内装が出てきたら買い換えようと思ってます。それまではこのRHDに乗るしかないので、さしあたり予定どおり、自分の使い勝手にあわせて手を加えていきます。
しかし、いじればいじるほど「買い替えたら、カタチが同じ車なのに、また同じ面倒を繰り返すのか・・・」って、イヤになるだろうな。今でも本当に、ちょっとずつしか乗れてないし。
そして相変わらず、R230前期LHDアイボリー内装は中古車市場に全然現れないので、このぶんでは近いうちにこのRHDをいじり終わってしまい、結局ずっとこれに乗ることになりそうだ。
そうなったらそうなったで、それも巡り合わせか。仕方ない。
・・・この車と付き合い始めて、「仕方ない」がまるで決まり文句になってしまった。