<アメリカの空港で働いてみたら→結局日本人が一番ヤバかった!?>アメリカは毎日サバイバル[#24]
ニューヨークでは日系の航空会社でグランドスタッフとして働いていたのですが、そこでも色々なことが起こりました。
真冬の大雪の日に空港自体が閉鎖となり、全ての便が欠航した日の事。
全便欠航になったので、もちろん私たちは対応に追われます。
ただ、どこの航空会社も対応に追われはしますが、とにかく天気が悪く見通しがつかないためできることは特になく、次に乗る便のご案内をする程度。
その時アメリカ人や他の国の人々は意外と「天気のことだし仕方ないよねー」という感じで諦めてくれますが、厄介なのは日本人だったのです。
手厚いサービスを期待している日系航空会社利用者はここぞとばかりに文句を言ってきます。
他の航空会社は対応も終了し静まり返っている中、私の働いていた航空会社の窓口は日本人で溢れ返り、怒声も飛び交う異様な光景でした。
中でも激ヤバだったのが、日本人のおじさんです。
彼らは英語が喋れないのか、日本人職員を見つけては「どーしてくれんだよ!」と怒鳴り散らします。
私に近づいてきたのは、恐らく60過ぎの至って普通な見た目の日本人おじさんでしたが、私の前に来ると豹変し、怒涛の勢いで文句を言ってきました。
その勢いに呆気に取られていると、なんとおじさんは私の肩を突き飛ばしてきたのです。
その瞬間は謝ることしか出来ませんでしたが、その後アメリカ人の職員からは「あれはポリスに言って良いレベルだったよ!」と言われました。
アメリカでは職員に暴力行為をしたりや暴言を吐いたりするとお客さんであっても取り締まることが可能なのです。
それを知らなかった私は次回はポリスに言おうと心に決めましたが、その日本人おじさんを超えるヤバい人は来なかったのでポリスのお世話になる事はなかったのでした。
次回は、どうしてこうも違うのか空港で働く日本人と外国人スタッフの違いをご紹介します!