新潟酒販(株)【国分グループ】

当社は新潟県全域に拠点を持つ酒類卸・食品卸です。県内88の酒蔵のすべてと取引や関係があり、その他にもビールや洋酒をはじめ多様な酒類を県内の約1500軒の小売店に届けています。さらに一部の酒店の顧客である約1100軒の飲食店への配送も実施。2017年には日本有数の食品・酒類の卸売業、国分グループ（売上1.8兆円）に加わることで、新潟のお酒の販路を日本全国から海外にまで広げています。

当社の特徴は、次々にチャレンジをしていること。6つの蔵元のお酒をブレンドした『コシノロクハク』を開発したほか、当社の女性社員たちが蔵元の製造免許を持つ女性と協力し、田植えの段階から【全員女性のみ】にこだわって手掛けた新しいお酒を作っています。（2021年11月現在）
さらにワインの“ドメーヌ（※1）”の手法を取り入れ、酒蔵がある土地の材料だけで日本酒を醸造する蔵元を全面バックアップするなど、積極的な商品開発・育成を進めています。
※1…自分の畑を持ち、栽培、醸造、瓶詰まで行う小規模のワイン生産者
このほか販売の面でも、清酒やワインのサブスク販売をはじめ、朝一番で絞ったお酒を新幹線で運び、午後に東京のスーパーで販売する企画も実施。朝採りの枝豆とのセット販売も行い好評を博すなど、斬新で、新しい試みを行っています。

当社では月に3回ほどリモートでSMM（社長にモノ申すミーティング）を行っており、毎回４人の社員が私と直接話し合っています。何でも言える環境を整えることで、若い社員のアイディアもどんどん取り入れるようにしています。若い社員はもちろん、中堅社員もガンガンモノを申してきますよ。（笑い）

コロナ後の社会では、今までの経験がリセットされる新しい景色が広がっています。当社では国分グループの新潟県内における配送を当社の物流部門で担うことで一本化し、エネルギー削減に貢献。そして、農家が廃棄せざるをえない形の悪い作物でお酒ができないか研究するプロジェクトを通じて、SDGsにおける地域貢献を視野に入れています。新潟の美味しい日本酒と、その物流網には、地域の新しい未来を切り開く力があるのです。
どんどん新しいことを、一緒にやれる仲間たちがここにいます。素直な心でものごとを見つめ、自分の考えをぶつけたら、それを実現できる会社です。
（代表取締役社長　雫石　明）