東京都荒川区東日暮里1丁目の区道で4日午後4時50分ごろ、自転車に乗っていた会社員男性(56)=同区=が電柱にぶつかって転倒し、死亡する事故があった。男性はヘルメットをかぶっていなかったといい、警視庁は転倒時に頭を地面に強く打ち付けたことが死亡の原因とみている。
荒川署によると、現場は片側1車線の直線道路で、車道左側を進んでいた自転車が電柱にぶつかり、その様子を目撃した通行人が119番通報した。男性は病院に運ばれ、約6時間後に死亡が確認された。
改正道路交通法の施行により、4月からは自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化されている。(御船紗子)