広島でのサッカーの歴史の原点とされる、戦前のドイツ兵捕虜のサッカーチームの新たな写真が公開され、広島市内の大学で報告会が開かれました。

広島経済大学で開かれた「広島サッカーの交流史」に関する報告会には、学生や県内のサッカー関係者などが参加しました。
新たに公開された写真は第一次世界大戦の頃、広島市の似島に連行された、ドイツ兵捕虜のサッカーチームを映した貴重な1枚で、去年、広島経済大学の竹林栄治教授が入手したものです。
報告会ではドイツ兵たちが当時の広島市民とサッカーを通じて交流を深めるなど、広島のサッカーの歴史が伝えられました。

【広島経済大学・竹林栄治教授】
「(写真は)日本のサッカーの原点と広島のサッカーの原点が同時に分かる。外からくる文化を色々受けて改良していくことが日本に住む人たちの営みだから、まさにサッカーはそれを示していると思う」

テレビ新広島

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