一般社団法人寝室環境衛生管理協会

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トコジラミ対策事業

トコジラミ対策事業

近年、東京、大阪など都会の保健所へトコジラミの相談件数が増加しています。
ホテルなど宿泊者の荷物などから持ち込まれてしまった発生例では、休業するなどの深刻な事態に追い込まれています。また、発生時経営者は被害者になりますが、もし次の人がその部屋で被害にあったら今度は加害者になってしまうことになります。

経済的・信用的被害

トコジラミが侵入すると、比較的に短時間で数が増え、施設内に広がります。広がると駆除が非常に難しくなり、発生した箇所だけでなく、周辺の部屋等、場合によっては施設全体を閉鎖し、駆除に取り掛かる必要があります。
従業員や宿泊客がトコジラミを自宅等に持ち帰り、被害が拡大することがあります。

被害の事例

事例1
アメリカ人女性が旅館に1週間滞在したところ、滞在中に痒み等を発症したため、旅館側に被害を訴えた。(この事例は、同じ人物が同じ部屋を長期に宿泊したことにより、被害が認識された。)旅館側はこの女性に対し、宿泊代を全額返却しお詫びした。しかし、女性は刺された部位の写真と旅館での被害についてブログに掲載したため、アメリカ人宿泊予定者全員からキャンセルが入り、旅館は経済的・信用的にも多大な被害を受けた。
事例2
宿泊客から客室にトコジラミがいるとの申出を受け、ホテルはすぐに客室を変更したが、数日後、この客の自宅からトコジラミが発生してしまった。その結果、ホテルは駆除業者を手配するとともに、駆除完了するまでの間、この客に宿泊施設を無償提供し、また、病院の通院費もホテルが負担した。

当協会の取り組み

当協会では、宿泊施設や組合・団体等に対しトコジラミに関するセミナー勉強会・駆除等を行っています。詳細はお問い合わせください。

[取り組み]
1.トコジラミの駆除(当協会認定の業者が実施)
 ※地域によっては対応できない場合があります
2.トコジラミに関するセミナー勉強会(1時間程度)
3.トコジラミに関する教育・指導・提案
[対象]
 ・宿泊施設(ホテル・旅館等)
 ・宿泊施設の組合・団体

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