細かなルール

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【チェック】

(1)自分の駒の利き筋に相手のキングが来るようにして「取るぞ」とすることをチェック(check,王手)という。
(2)チェックされた駒がそのチェックを回避できなかったら負けとなる。これをチェックメイト(check mate)という。
(3)チェックが掛かってない状態で身動きできない時は引き分けとなる。これをステールメイト(stale mate)という。これはチェスに特異なルールで、このルールはチェスの引き分けを明らかに増大させている。負けそうになったらステールメイトになるように指すのがうまい指し方といわれている。


【引き分けのケース】

(1)兵力不足
 どちらもキング同士、またはキングとビショップ(ナイト)のみになって決着がつくことは不可能となった場合
(2)Perpetual Check
同じチェックを繰り返し相手も同じ逃げ方を永遠に繰り返す時
(3)千日手
 同じ局面が既に2度出てきており、次に駒を動かすとまたその局面になるという場合
(4)50手ルール
 50手にわたって一度もポーンが動かず駒取りもなかった場合
(5)ステイルメイトの場合
(6)両者が合意したとき


【基本的な技法】

(1)フォーク(fork)
 両取りのこと。相手の駒のどちらかは次の一手で取れるようにすること。
(2)ピン(pin)
 相手の駒が身動きできないようにすること。
(3)ディスカバードチェック(discovered check)
 あき王手のこと。自分の駒が移動したことにより他の駒の利き筋に相手のキングをさらすこと。
(4)ダブルチェック(double check)
 複数の駒で同時にチェックを掛けること。デイスカバードチェックを掛けるのと同時に、移動した駒でもチェックを掛けること。
(5)ツークワング(zugwang)
 相手に動きを強制すること。相手がほとんど身動きできない状況で完全に身動きできなければステールメイトで引き分けになってしまうが、一箇所でも動ける場所があれば、相手はそこに動かなければならない。


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