みなさんは鴨川シーワールドに行く際、

鴨川シーワールドにはどんなシャチがいるの?

鴨川シーワールドのおみやげは何がある?

鴨川シーワールドのチケットはいくら?
と、気になるかと思います。
この記事では「鴨川シーワールドのシャチの見分け方や性格」、「おすすめのおみやげ」、「チケット」の疑問にお答えします。
筆者は20年以上シャチが好きです。
東京に引っ越してきた4年前からは、延べ20回以上鴨川シーワールドに訪問してきました。
可愛くてかっこいいシャチたちを見ると、いつもパワーをもらえる気がするのです。
今回は、そんな鴨川シーワールドを、シャチの話を中心に解説していきます。
ぜひ、お読みください。

この記事を読めば鴨川シーワールドのシャチについてばっちりわかります!
鴨川シーワールドとは?
鴨川シーワールドは、千葉県鴨川市にある水族館です。
房総半島の先端にあり、すぐ後ろは太平洋の大海原というロケーションに位置しています。
現在、日本第4位、22,699㎡の敷地の中に、11,000点を超える海獣が展示中です。
1970年に開業し、2020年には開業50周年を迎えました。
特筆すべきはシャチパフォーマンスであり、初代のチャッピーとジャンボからほぼ絶え間なくシャチを飼育し続けている、シャチの飼育のパイオニアのような水族館です。
とくに、シャチショー(シャチパフォーマンス)は日本では鴨川シーワールドでのみ開催されています。
鴨川シーワールドのシャチ
25年生きているシャチがいる鴨川シーワールド

鴨川シーワールドのシャチパフォーマンスは50年の歴史を誇ります。
オリコンニュースによると、30年ほど前まで、年末年始は着物で訪れるお客さんが多かったため、水しぶきがかからないように工夫していたようです。
しかし、現在では夏場を中心に、水しぶきを大量に浴びられるイベントを実施しており、好評を博しています。
また、飼育環境も、初代のチャッピーとジャンボの2頭の時代より研究と工夫が重ねられてきており、シャチ専用プールの建築や、エサの改良、飼育員の技術の向上がなされてきています。
その結果、25年を超えるシャチたちの長期飼育に成功しています。
実は水族館でシャチを飼育するのは、かなりの困難があります。
繁殖にも力を入れており、ステラ、そしてラビーは飼育されているシャチとしては日本で初めて子供を授かりました。
これも飼育員さんたちの絶え間ない努力と、ステラとラビーの頑張りの結果と言えます。
ただ、鴨川シーワールドのシャチたち、さらにはもう一つのシャチを飼育する水族館である名古屋港水族館のシャチたちはみな、血縁関係になってしまい、これ以上は安全な繁殖ができなくなってしまいました。
子孫を残させるため、実は鴨川シーワールドではアメリカから輸入したとされる冷凍精子を利用しての人工繁殖を計画中です。
冷凍精子を利用しての繁殖自体はアメリカで成功例があり、「人を襲ったシャチ」としても有名なティリクムの精子も使われたことがあります。
鴨川シーワールドのシャチのなかで誰が実験に協力するのか、そしてオスシャチは誰なのかは伝わってきていませんが、現在はシャチを増やすための計画が実行されようとしている段階です。
現在、鴨川シーワールドには4頭のシャチがいますが、これ以上シャチが増えるとさすがに手狭になってしまいます。
そのこともあり、鴨川シーワールドのシャチを数頭、神戸の須磨水族館に引っ越しさせる計画が上がっています。
須磨水族館へのシャチの引越しのため、いまの鴨川シーワールドの4頭構成も、もしかしたらあまり長くないかもしれません。
鴨川シーワルドのシャチの名前と見分け方

前述の通り、鴨川シーワールド、および名古屋港水族館のシャチたちはみな、血縁関係にあります。
これはかつて全員鴨川シーワールドで飼育されていたものの、メス2頭が同時に妊娠してしまい、2頭とも出産すると明らかに鴨川シーワールドのプールが手狭になるため、急遽鴨川シーワールドから名古屋港へ一部のシャチが引っ越しすることになったことによるものです。
なお、その後、2頭は無事、仔シャチを出産しました。
日本で飼育されているシャチの家族は、「ステラ」と、その夫の「ビンゴ」の間に娘が5頭おり、その長女の「ラビー」と「オスカー」との間に、オスの「アース」、メスの「ルーナ」の兄妹がいるという、ある意味でサザエさん一家のような構成になっています。
現在鴨川シーワールドにはラビー、ララ、ラン、ルーナがおり、残りの3頭、ステラ、アース、リンは名古屋港で暮らしています。
一方でビンゴとオスカーはすでに亡くなってしまっており、また、ステラの娘のうち、サラも亡くなってしまいました。
とはいえ、サラ以外のステラの娘である4頭は今でも元気ですし、ラビーの子供たちも元気いっぱいです。
この章では、見分け方と、性格についても簡単に解説します。
鴨川シーワールドのシャチ①:ラビー

ラビーはステラの一族の長女です。
1998年1月11日生まれで、2023年に25歳になりました。
メスで80年の寿命を誇るシャチとしてはまだまだ若いですが、飼育下のシャチは寿命が短い傾向があるだけに、水族館のシャチとしてはかなりの長生きをしているシャチです。
重さは2.1t、体調は5.2mです。
鴨川シーワールドのシャチたちのリーダーでもあり、彼女がヘソを曲げるとシャチショーができなくなってしまうといった話もあります。
とはいえ彼女は長女で、そして母であるためか、とても真面目でしっかりとした性格です。
育児もステラの経験も活かしてか、放棄をせず取り組みました。
また、自由時間にパフォーマンス演技の練習をしていたりという、頑張り屋さんでもあります。
真面目であるゆえか、ラビーはプールの観客の前に出てきて観客と話をしたりといったことはあまりしないシャチです。
見分ける際は右から見た時の、目の上の白い模様、いわゆるアイパッチが、一番確実です。
ラビーのアイパッチは、まるで筆を払ったかのように少し掠れており、これがラビーのチャームポイントになっています。
また、ホクロで見分ける人もいますが、ちょっと小さいので、初めの間は区別がつきづらい気がします。
鴨川シーワールドのシャチ②:ララ

ステラの2番目の娘であるララは、そのサイズが特徴的です。
鴨川シーワールドのシャチの中では最大のサイズを誇ります。
体重2.2t、体長は5.3mです。
性格は自由人です。
気まぐれに遊び、他のシャチたちとじゃれあったりといった姿をよく見せてくれます。
個人的にたまに観客たちの前に現れてくれる印象です。
2001年2月8日生まれで、2021年に20歳を迎えました。
左の目の後ろのアイパッチが、わずかに猫の爪のようにギザギザしており、これが最大の区別の目印です。
また、右から見た場合、アイパッチが比較的きれいな三角形をしているのも、ララを区別するポイントになります。
鴨川シーワールドのシャチ③:ラン

今生きているシャチの中ではステラの、3番目の娘であるラン。
いつも元気で、ひょうきん、そしてお茶目な印象の、明るいシャチです。
体重は1.7t、体長は4.9mあります。
2006年2月25日生まれです。
名古屋港と鴨川を行き来した経験があり、一番苦労を知っているシャチでもあります。
明るい性格に見えますが、苦労しているからこそ、明るく生きよう、と思っているのかもしれません。
お客さんが気になるようで、アクリル板に近づいてお客さんとコミュニケーションを楽しんでいる姿をたびたびみかけます。
また、お茶目さを表すエピソードとして、名古屋港時代に撮影された動画に、シャチの解説イベントで観客の前に指示を出してもないのに出てきて、遊び始める様子が写されています。
ランを見分けるのに一番わかりやすいポイントが、アイパッチです。
ランのアイパッチは漫画の吹き出しのような形をしています。
かなり目立つので、ラビーに次いでわかりやすいです。
お茶目なランはアイパッチまでお茶目なのかもしれません。
鴨川シーワールドのシャチ④:ルーナ

今度はラビーの娘、ルーナです。
ルーナは鴨川シーワールドのシャチたちの中では一番の若手です。
実はルーナには同い年のおばさんが名古屋港水族館にいます。
彼女たち同士は直接会ったことはありませんが、きっとランが伝えているんじゃないかな、と筆者は考えています。
好奇心旺盛で、いろんなことに積極的に取り組む性格です。
よく観客の前にも出てきてくれ、愛嬌のある姿をたくさん見せてくれる、かわいいシャチです。
また、ショーを真面目に取り組むところはラビーにも似ています。
お兄ちゃんのアースに似て、左目のアイパッチが桜の花びらのように、先端がかけています。
また、口元がウインナーのような丸型になってる点も、わかりやすい部分です。
さらにラビーと同じく、口元にほくろがあります。
2012年7月19日生まれで、生まれた当時のご時世から名称募集の際にはキズナ、といった言葉が多く寄せらたそうです。
結局、お兄ちゃんのアース(地球)と意味が持つイメージが近い点、また月のように愛されて欲しいという願いから、アース、という3文字の音に合うように「ルーナ」と調整されて名付けられました。
鴨川シーワールドのシャチショーの事故

「鴨シーのシャチショーは安全なの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
この項目では、鴨川シーワールドのシャチショーは安全なのかについて、解説します。
シャチの事故は最近は一切起きていない
鴨川シーワールドのシャチショーでは、かつてちょっとした事故が発生したことはありますが、ここ20年は全く起こっていません。
これもまた、鴨川シーワールドが安全対策を抜かりなく行っている証拠です。
安心して見れますね!
鴨川シーワールドのシャチパフォーマンスの見どころ3選
シャチパフォーマンスでは、シャチが飽きることなく演技に集中できるように、毎回メニューや音楽が少しずつ変えています。
毎回違ったシャチパフォーマンスを楽しめるため、シャチのファンたちの中にはすべての回を見る人もいるほどです。
この項目では、シャチパフォーマンスの見所を解説。
ぜひ、シャチパフォーマンスを見るときの参考にしてください。
見どころ①:トレーナーたちと見せるコンビネーション技

パフォーマンスの最中、シャチの上に乗ってサーフィンをしたり、トレーナーをくちばしの先に乗せて発射させる、といった、シャチと人間とのコンビネーション技を見せてくれます。
特にトレーナーがシャチからジャンプする「スカイロケット」は、シャチのジャンプ力や強さ、たくましさとともに、ビル3階程度の高さを飛ぶトレーナーさんの肉体美、軽やかさも魅力です。
見どころ②:シャチの鳴き声
隠れた見どころだと個人的に感じているのが、シャチたちの鳴き声を聞かせてくれるパフォーマンスです。
その名の通り、シャチたちが鳴き声を聞かせてくれます。
一頭一頭鳴き方や鳴き声が異なり、聞いていてとても面白いですし、なによりかわいらしいです。
普段のシャチたちもたまに鳴きますが、その時とは違い、鳴き声は歌にも近く、聞いていて癒されます。
ぜひ、パフォーマンス中にシャチたちが鳴き始めたら、耳を傾けてみてください。
見どころ③:ルーピングキック

鴨川シーワールドのシャチパフォーマンス最大の見どころは、やはりルーピングキックです。
高さ6メートルの場所に吊るされたボールを尾ひれで蹴るパフォーマンスです。
2トンにも及ぶシャチが軽々と6メートルもの高さを飛び、小さなボールを正確に蹴ります。
その姿に、観客からは大きな拍手と、歓声が上がります。
見た目が派手なだけに、水飛沫が心配になりますが、プール中央で行われるため、意外と水を被らない、安心してみられるパフォーマンスです。
シャチのダイナミックさとパワー、賢さを味わえる、ぜひみていただきたい演目です。
チルタイムも見どころ
パフォーマンスとパフォーマンスの間の「チルタイム」もぜひ見てください。
チルタイムには飼育員さんとシャチ、あるいはシャチとシャチ同士の温かいふれあいを見ることができます。
ここでは、チルタイムの見どころも解説します。
チルタイム①:えさやり

鴨川シーワールドのシャチのチルタイムの見どころの一つ目は、えさやりタイムです。
鴨川シーワールドの飼育員さんはえさを与えるときも、シャチのことを楽しませようと、ちょっとしたゲームをしながらシャチにえさを与えます。
えさも魚だけに限らず、氷をあげたり、ゼリーをあげたりと、シャチが退屈しないように工夫されており、どのようなえさを与えるのかも見どころです。
さらに撫でたり、抱きしめたりといった、スキンシップを取る姿は本当にかわいらしいく、いつまでもみていられます。
ぜひ、見てみてください。
チルタイム②:シャチ同士の交流

シャチ同士の交流も見どころの一つです。
甘噛みをしていたり、並んで泳いでいたりと仲の良いシャチたちをみていると、シャチはやはり家族で生きる生き物なのだと理解できます。
ぜひ、シャチたちのストレスにならない形で楽しんでみてください。
シャチ同士がじゃれ合う姿

シャチ同士がじゃれ合って楽しそうにしている姿は見ていて楽しいものです。
たまに喧嘩に発展しているのも見ますが、それはそれで「シャチ間ドラマ」を感じられます。
実は動物がどうやって喧嘩をするのか、ということを確かめられるので、見どころでもあります。
シャチ同士で甘噛み
シャチ同士で甘噛みしている姿が見られたら、ぜひじっくり観察してみてください。
シャチの群れの中
シャチのなかには、けんかをすると優しく甘噛みして仲直りするグループもありますが、もしかしたらそれに近いのかもしれません。
嫌がることなくシャチ同士で「キス」をする姿は、心が温まります。
チルタイム③:お立ち台に上陸して日向ぼっこ

プール正面の台の上に上陸して、日向ぼっこしている可愛らしい姿もよく見せてくれます。
実はシャチは、あまり長い間上陸していると皮膚をやけどしてしまう生き物です。
しかし、短い間なら、人間がサウナに入るように気持ちがいいようです。
シャチたちが気持ちよさそうにしている姿はやはり癒されます。
時々一緒に日向ぼっこをしている仲間のシャチを、別のシャチが海に突き落とそうとするようなお茶目なシーンも見られるのも、ちょっと楽しい場面です。
チルタイム④:一緒に泳ぎ回る。

一緒に泳いでいる姿も見どころです。
ほとんどずれることなく泳ぎを楽しむシャチたちの姿は、シャチのコミュニケーション能力の高さ、賢さを感じさせられます。
チルタイム⑤:シャチが観客の前に来てくれる

常連さんたちが集まると、シャチがやってくることがあります。
この時はシャチたちとの写真撮影や観察のチャンスです。
また、シャチはこどもが好きなようで、こどもの前にも寄ってきます。
水槽のアクリルガラスと比べてみると、シャチの大きさを実感できます。
ぜひ、シャチが観客を覗いていたら、お互い譲りあってシャチを見てください。
シャチショーでの注意事項

シャチは強そうに見えて、意外とストレスに弱い生き物です。
シャチにストレスを与えないように、また安全に観察ができるように守ってほしいルールがいくつがありますので、ご紹介します。
注意事項①:水槽をたたかない
シャチたちを観察していると、シャチの気を引きたくて水槽をたたきたくなるかもしれません。
しかしシャチはその音もストレスに感じてしまうほど、繊細な生き物です。
シャチを観察する際は、水槽をたたいたり、大声を上げることなく、静かに観察するようにしましょう。
注意事項②:シャチを追い回さない
シャチを追い回している常連さんがいます。
ただ、シャチにとっては迷惑でしかなく、しかも狭く、水で濡れて滑りやすい通路を走り回るのは大変危険です。
追い回したりするのではなく、シャチのありのままを観察してください。
注意事項③:勝手にシャチに指示をださない
何度かシャチパフォーマンスを見ていると、なんとなく指示の意味を覚えたりするかもしれません。
しかし不用意に指示を出すと、シャチがプールからはみ出て墜落する危険があるなど、シャチ、人間双方の命に関わる事態になります。
万が一指示が分かったとしても、絶対にまねをしてはいけません。
注意事項④:フラッシュ撮影をしない
シャチに限らず、動物たちはフラッシュ撮影に慣れていません。
このため、フラッシュ撮影をすると失明する可能性があり、大変危険です。
また、シャチは目もとてもいい動物のため、失明はシャチの命にもかかわってきます。
シャチを撮影する際は、必ずフラッシュを切ってから撮影するよう、お願いします。
また、カメラやスマホをプールの中に落とさないようにする注意も必要です。
注意事項⑤:ビニール袋などの飛散に注意する
ビニールが水中に入ると、それをシャチが間違えて飲んでしまう可能性があり、大変危険です。
ビニールや紙といったものは、飛ばされないようにしましょう。
シャチの見える2つのレストランもおすすめ

鴨川シーワールドのシャチの観覧席の真下には、2つのレストランがあります。
ここからでもシャチを楽しめます。
特にショーに関しては、観覧席とは異なるシャチの水中での様子を観察できるため、シャチ好きの中にはレストランからシャチたちの様子を確認する人や、パフォーマンスを楽しむ人もいるほどです。
値段は1300円程度からと少々お高めですが、ホテルのシェフが作る料理を楽しめます。
昼間はかなり混雑しますし、またシャチが直接見えるアクリル板の前の座席はほぼ常時混んでいるため、どうしても間近でシャチを見たい方は、お昼時を避けた時間が狙い目です。
おすすめレストラン①:オーシャン

レストラン「オーシャン」は、カジュアルな雰囲気のフードコートです。
「シャチライス」がおすすめで、定期的に変わるソースが美味しい料理になっています。
デザートメニューも充実しており、ティータイムにもぴったりです。
シャチの見える座席は多いですが、いつも混雑しています。
おすすめレストラン②:Cave
「Cave」は、オーシャンの奥にある、コース料理を楽しめるレストランです。
スープ、パン、サラダ、メイン料理(魚/肉)、デザート、コーヒー・紅茶がコース形式で提供され、優雅な時間を過ごせます。
デザートも本格的なものが提供されるため、スイーツが好きな方にもおすすめです。
シャチの見える席は一箇所しかありませんが、比較的空いているため、見やすい傾向にあります。
ただし、大人数で入店した場合、シャチの見える場所には4人掛け席しかないため、シャチが見られない可能性があります。
そのほかの生き物も充実!

鴨川シーワールドはシャチだけではありません。
イルカはもちろん、日本では数少ないベルーガも飼育されており、それぞれの魅力的な生態を見せてくれています。
ここでは、シャチ以外に見ておきたい動物について、解説します。
生き物①:イルカ

鴨川シーワールドでは、イルカの水槽である「サーフスタジアム」と「イルカの海」ではバンドウイルカとカマイルカが、ベルーガ水槽ではネズミイルカが飼育されています。
バンドウイルカとカマイルカが大活躍のイルカパフォーマンスはスピード感があって見応えたっぷりです。
たしかに、ややシャチと比べるとダイナミックさは劣る感じがするかもしれませんが、その代わり軽快さとスピード感が楽しく、またパフォーマンスの行われるサーフスタジアムは、プールが観客席と近いため、イルカの賢さや素早さを感じやすくなっています。
生き物②:ベルーガ

イルカとシャチは屋外で飼育されていますが、ベルーガは屋内で飼育されています。
ぷよぷよした身体と、真っ白な色、それからバブルリングを作ったりと言った可愛らしさが人気のベルーガは、全国的にも人気のある生き物です。
鴨川シーワールドのベルーガは、泡を作るだけではなく、「ナック」というオスのベルーガがおしゃべりもします。
ナックのおしゃべりや、ベルーガたちの不思議な生態など、ベルーガの魅力的な生態を楽しむことができる「ベルーガサイエンスシリーズ」はぜひ見てほしいパフォーマンスです。
また、ベルーガ水槽はあまり人がとどまらないため、写真撮影に最適です。
生き物③:アシカ・トド・セイウチ・アザラシ

鴨川シーワールドのアシカやトド、セイウチ、アザラシたちも、ぜひ見たい展示です。
笑うアシカが売りのアシカパフォーマンスは、何ともほのぼのとして、またコミカルな作りとなっており、子供から大人まで安心して楽しめます。
ダイナミックな体型のアシカやトドがのんびりしているところも、見ていて癒される点です。
生き物④:魚類・エトピリカ・ペンギン・ペリカン

鴨川シーワールドでは、数多くの魚類や鳥類も展示されています。
南国の魚たちがたくさん展示されているエコアクアドームの水槽は、息を呑むような美しさです。
また、日本でも珍しいエトピリカの展示や、たくさんの頭数がいるペンギンなどの鳥類の展示も見逃せません。
また、クラゲが好きな方にはクラゲの展示もおすすめです。
鴨川シーワールドのお土産3選

鴨川シーワールドはお土産も充実しています。
会社でのバラマキに適した商品から旅行の記念品までそろっており、便利です。
お土産はシーワールドの中心部に位置する「ラオイ」か、メインゲート横の「マリンマーケット」で販売しています。
特に「ラオイ」は商品が充実しており、お土産の購入におすすめです。
また、「マリンマーケット」は土休日のみの営業になっています。
おみやげ①:鴨川シーワールドサブレ
鴨川シーワールドのホテルでも出されているサブレです。
軽い食感で、個数も多いので、会社などでのばらまきに向いています。
おみやげ②:ぬいぐるみ
鴨川シーワールドではイルカやベルーガ、シャチのぬいぐるみが多く発売されています。
巨大なものからちいさなものまで、充実した種類が自慢です。
シャチのぬいぐるみが必ず当たる「シャチくじ」もあります。
おみやげ③:ステッカー
シャチの描かれた鴨川シーワールドのステッカーは、自分へのお土産にも最適です。
ビニールのステッカーのため、多少の傷では色が剥げません。
サイズも手頃で、ご自身の愛用しているパソコンに貼るのにぴったりです。
鴨川シーワールドのホテルも素晴らしい

鴨川シーワールドの横には、1971年にできたホテルもあります。
ところどころ少しレトロな感じのするホテルではありますが、清掃や整備も行き届いており、明るいホスピタリティが気持ちがいいホテルです。
夜の水族館探検や、朝のシャチ観察会など、見逃せないイベントも多くあります。
鴨川シーワールドホテルの魅力5つ
ホテルの魅力①:子供連れにも優しい
鴨川シーワールドホテルは、子供連れに配慮された設備が多く、子供連れが安心して泊まれるホテルです。
各階におむつ用のゴミ箱が設置されていたり、食堂にキッズスペースがあったりと、子供がいても安心してホテルステイを楽しめるサービスが提供されています。
ホテルの魅力②:夜の水族館体験などのイベントも多い
鴨川シーワールドホテルでは、イベントも多く行われています。
夜の水族館探検や、朝のシャチ観察イベントはぜひ参加したいイベントです。
夜の水族館探検では、シャチは夜、どうしているのかといったことを学べます。
朝のシャチの観察イベントでは、一般入場者の入場開始よりも早くシャチの観察ができ、しかもシャチについての質問にも飼育員さんに答えてもらえるため、特にシャチ好きの方におすすめです。
また、期間限定で夜のシャチパフォーマンスも行われており、幻想的な光に包まれた太平洋をバックに、シャチとのひと時を過ごすことができます。
ホテルの魅力③:大浴場は温泉
鴨川シーワールドホテルの大浴場も魅力です。
シーワールドホテルのお風呂は温泉になっています。
近くの鴨川温泉から汲んできたお湯で、癖がなく、入りやすく、温まります。
ホテルの魅力④:バイキングがおいしい

鴨川シーワールドホテルは食事も魅力です。
バイキング料理ではありますが、ライブキッチンのコーナーもあり、夕方はしゃぶしゃぶやてんぷら、朝はフレンチトーストなどが提供されます。
バイキングなので、好きなもの、気に入ったものを心ゆくまで満喫できるのも魅力です。
また、味付けもクセがなく、誰にも食べやすいのもおすすめポイントです。
朝ごはんのおかゆもおすすめなのですが、こちらは濃厚な出汁の味とご飯の美味しさを楽しめる仕上がりになっています。
ホテルの魅力⑤:部屋も広々としていて過ごしやすい
客室も快適なつくりです。
お部屋は10畳の和室がメインとなっており、こどもからお年寄りまで、のびのびと過ごせます。
また、特別な旅行の時に使いやすい洋室もあります。
鴨川シーワールドへのアクセス

鴨川シーワールドへは以下のルートでアクセスできます。
バス
東京駅から
亀田病院行き「アクシー号」にて3時間。
鴨川シーワールドバス停下車すぐ。
(このルートは、ゴールデンウィーク期間中などは安房鴨川駅止まり、シャトルバス乗り換えとなるため、注意が必要です)
千葉駅から
亀田病院行き「カピーナ号」で2時間。
鴨川シーワールドバス停下車すぐ。
(このルートは、ゴールデンウィーク期間中などは安房鴨川駅止まり、シャトルバス乗り換えとなるため、注意が必要です)
電車
東京駅京葉線ホームから「わかしお」号で2時間。
安房鴨川駅下車、鴨川駅よりシャトルバス。
(土休日を中心に、新宿より出発する「新宿わかしお」号も運行されています。この列車は船橋、千葉駅からも利用可能です)
鴨川シーワールドの入場料
鴨川シーワールドの入場料は以下のとおりです。
障害者割引、年間パスポートも準備されています。
ホテル利用者はホテル宿泊料に滞在日数分のシーワールド入場料金が特典として含まれています。
一般料金
大人(高校生以上):3,300円
小人(小・中学生):2,000円
幼児(4歳以上):1,300円
60歳以上:2,700円(要年齢確認書類)
障害者・付き添い者料金
障害者大人(高校生以上):2,700円(要障害者手帳)
障害者小人(小・中学生):1,600円(要障害者手帳)
障害者幼児(4歳以上):1,100円(要障害者手帳)
障害者付き添い大人(高校生以上):3,000円
障害者付き添い小人(小・中学生):1,800円
障害者付き添い幼児(4歳以上):1,200円
障害者チケット、付き添い者チケットはメインゲートにて購入。
年間パスポート
ドルフィンドリームクラブ
ドルフィンドリームクラブは、鴨川シーワールドの年間パスポートプログラムです。
入館料割引、ホテル割引はもちろんのこと、動物との触れ合い(ディスカバリーガイダンス)の体験料の割引および事前予約ができたり、年2回機関誌「さかまた」が発行されたりといったサービスを体験できます。
筆者も加入していますが、とくに年2回の機関誌には飼育員でなければ知り得ないシャチや動物たちとのエピソードや生態を知ることができ、ファンならばたまらないものばかりです。
また、クリスマス時期にはクリスマス会を開いてくださるなど、ドルフィンドリームクラブの会員だからこそ体験できるイベントも盛りだくさんです。
たしかに、入場券機能だけであればホテルに泊まった方が満足度は高かったりしますが、その他のイベントや、そもそもホテルの宿泊費も割引や、お土産の割引、駐車料金無料などの特典を考えると、入会しても十分に元が取れます。
会費
大人(高校生以上):11,500円(更新:9,000円)
60歳以上:9,500円(更新:7,000円)
小人(小・中学生):7,000円(更新:5,500円)
幼児(4歳以上):4,500円(更新:3,000円)
ファミリー会員もあり。
入会方法
入会は鴨川シーワールドのチケット窓口で申し込むと完了します。
また、鴨川シーワールドの所定の口座に料金を入金したのち、鴨川シーワールドのサイトより入会申請書をダウンロードし、写真を送付します。
シャチを見に鴨川シーワールドに行こう!
ここまで鴨川シーワールドのシャチを中心に、鴨川シーワールドについて解説してきました。
鴨川シーワールドのシャチはみんなチャーミングで、愛らしい個体ばかりです。
このブログでは、他にもシャチの魅力について多方面から解説しています。
ぜひ他の記事もお読みください。




