「女性用下着を撮影するためだった」 住居侵入で罰金刑の元コロナワクチン担当職員を停職6カ月 鹿屋市

 2023/02/18 07:50
 鹿児島県鹿屋市は17日、住居侵入の疑いで逮捕され、罰金刑を受けた50代男性参事を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。市の聞き取りに対し「女性用下着の写真を撮影するためだった」などと説明したという。同日付で依願退職した。

 市総務課などによると、参事は2022年12月15日と同22日、同市の40代男性会社員宅の敷地と室内に侵入した。23年2月10日、鹿屋簡裁が罰金20万円の略式命令を出した。事件当時は市新型コロナワクチン接種推進室長を務めていた。

 中西茂市長は「被害者に深くおわび申し上げる。市民の信頼回復に向け一丸となって取り組む」とのコメントを出した。