フジテレビ系バラエティー番組「ホンマでっか!?TV」(水曜午後9時)が3日、放送される。今回は「岡山県民 集団人生相談」をお送りする。今回のゲストは、ハナコ秋山寛貴(31)、ウエストランドの河本太(39)と井口浩之(39)、次長課長の河本準一(48)、桜井日奈子(26)、東京ホテイソンのたける(28)、コットンの西村真二(38)、早川優衣(21)、同局の山崎夕貴アナウンサー(35)。近年、芸能界やスポーツ界など、さまざまな方面で岡山県出身者が大活躍。外国人宿泊者数もここ数年で倍増するなど、今、国内外で注目が集まっている岡山県。しかし、岡山出身の今回のゲストたちは「岡山県は日本国民に知られていなさすぎる!」という切実な悩みを訴える。
今回集まったのは井口や河本などの芸人に加え、女優の桜井日奈子や千鳥・ノブのめいでBMXレーサーの早川、さらに妊娠中にもかかわらず駆けつけた山崎アナと、井口いわく「岡山県のガチメンバー」とのこと。ゲストたちはどうしても岡山の魅力を知ってほしいそうだが、お隣の県代表として参加した広島県出身のコットン・西村からは、開始早々「普通に生きていて、岡山のことを考えることってあります?」と爆弾発言が。
そんな声にも負けず、井口は「岡山には日本3大○○がいっぱいあります!」と紹介する。井口は日本三名園の1つ、後楽園や、日本3大山城の備中松山城などがあると語る。さらに、桜井が「日本3大まんじゅうの大手まんじゅうもあります!」とたたみかけるも、スタジオの反応は微妙…。明石家さんまが「もっと若者に刺さるものないの?」と聞くと、すかさず山崎アナが「日本3大テーマパークの1つがあります!」と興奮気味に語り出し、ディズニーランドとUSJに次いで、岡山にある“とある遊園地”を紹介するが、スタジオからは、「勝手に言っているだけだろ!」とツッコまれてしまう。
さらに小杉から、「全員岡山出身なのに、誰も岡山弁を使ってないのはどうして!?」と“岡山愛”を試すような質問が飛ぶが、河本によると、その理由には岡山弁を使って一躍スターになった千鳥の2人が大きく関わっているという。
井口が「日本国民は岡山のことを桃太郎かきびだんごくらいしか知らない!」と語るほど、岡山といえば桃太郎という印象が強いが、実はその桃太郎にも、今、ある危機が迫っているという。評論家によると、「桃太郎が山梨県に奪われそうになっている」そうで、山梨県大月市に残っている地名や過去の錦絵などを見てみると、桃太郎の起源は山梨県にあったのでは? という説が最近浮上してきているという。岡山県民にとっての最後の切り札であるシンボルを奪われそうになったゲストたちは、桃太郎の絵本に出てくる“桃の色”を盾に必死の抵抗を見せる。
そんな岡山には、実は出身有名人がたくさんいるそうで、あの国民的アーティスト、B’zの稲葉浩志も、岡山県津山市の出身だという。実家がある化粧品屋さんの前はサイクリングロードになっていて、通称「稲葉浩志さん想い出(おもいで)ロード」としてファンの間で聖地になっているほど有名。他にも、WBC日本代表メンバーで岡山県出身の山本由伸投手や、今年の高校サッカー選手権で岡山学芸館高が日本一に輝くなど、スポーツでも盛り上がりを見せている。活躍するアスリートを多数輩出するその最大の理由は、岡山の天候にあるという。“晴れの国おかやま”と言われているくらい、岡山は晴れの日が多く雨が少ないため、スポーツの練習に困らないんだとか。そんな中、広島県出身の西村から「岡山県がそんな魅力的なのに有名になっていないのは、岡山県民のアピールが足りないからでは?」と疑問を差し込まれると、井口が「お前みたいのがデカい声で(そういうこと)言うからだよ!」と思わず毒を吐いた。