ウクライナからの避難民20人を乗せた日本の政府専用機が、東京の羽田空港に到着しました。政府は民間企業や地方自治体と協力して、避難してきた人たちを支援することにしています。
到着した避難民の年齢は6歳から66歳までで、新型コロナウイルスの検査で陰性が確認されたあと、飛行機を降りて、入国手続きを行い、それぞれの滞在先に移動しました。
政府専用機による避難民の受け入れは、日本の林芳正外務大臣がポーランドを訪問して、ウクライナの避難民への対応を視察したあと、実現しました。
政府は、国内に親戚や知人がいない人について、日常の生活にかかる費用や医療費の支給のほか、日本語学習や職業訓練、子どもの教育などの支援を行っていく予定で、その期間は6か月を見込んでいます。
日本はこれまでにおよそ400人のウクライナ避難民を受け入れていますが、このうち東京の北にある前橋市に移住したウクライナ人の女性は、月曜日(4月4日)から日本語の授業を受け始めました。この日本語学校は無償で授業を提供しています。