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2022年4月6日(水)の放送内容

植物由来の“卵の代替商品”広がる

FIRMS LAUNCH PLANT-BASED ALTERNATIVE FOODS

2022年3月22日のニュース

「らじる★らじる」で放送を聞く

Executives at Japanese food makers hope to capitalize on growing consumer interest in vegetable-based diets.再生解説
日本の食品メーカーの幹部たちは、うまく活用したいと期待しています、野菜をベースとした食事に対する消費者の関心の高まりを。
解説
植物由来の原材料を使った代替食品への関心が高まる中、これをビジネスチャンスとして食品メーカーの間で新商品の開発が進んでいます。今回は卵の代わりとなる商品についての話題です。
ここでのexecutiveは「(企業の)幹部、重役、役員」です。
capitalize on ...は「~を(自分たちに有利なように)うまく活用する」という表現です。capitalは「資本」で、その動詞形のcapitalizeは「出資する、(資産を)現金化する」という意味があります。capitalizeは他にも「大文字にする」という意味もあり、さまざまな訳し方ができますので、文脈で判断する必要があります。
growing consumer interestは「高まりつつある消費者の関心」ですが、語順と品詞を変えて「消費者の関心の高まり」とすると自然な日本語になります。interestも「関心、利息、利害」など、さまざまな意味を持つ言葉です。
vegetable-basedは「野菜をベースとした、野菜(植物)由来の」です。
名詞dietは「日常的に食べるもの、食生活、食習慣」で、the Japanese dietなら「日本人が普段食べているもの」です。またbe on a dietという形にすると、「減量中である」などの意味になります。
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Some have started offering a range of plant-based alternatives to dairy and other foods.再生解説
いくつか(の日本の食品会社)は販売し始めました、乳製品やその他の食品に代わるさまざまな植物由来の代替品を。
解説
本文のsomeは、some Japanese food makersということです。
start ...ingは「~し始める」で、通例はある程度継続する行為に使います。
a range of ...は「さまざまな~」です。a variety of ...や、all sorts of ...という表現も同じ意味で使われます。
前のセンテンスに出てきたvegetable-based「野菜をベースとした」を、ここではplant-based「植物を原材料とした、植物由来の」と言い換えています。
ここでのalternativeは名詞で「選択肢」で、an alternative to ...は「~の代わりのもの」です。形容詞としては「代わりの」という意味で、alternative plan「代案」のように使えます。
dairyは 「乳製品」です。dairy food や、dairy product とも言います。
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Kewpie is famous for its mayonnaise products. But now the firm has launched a line of egg-free goods that use substitute ingredients such as soy to recreate the taste and texture.再生解説
キユーピーはマヨネーズ製品で有名です。しかしこのほど、その会社は一連の卵が入っていない商品を発売しました、それは大豆など代わりの材料を使います、味と食感を再現するために。
解説
be famous for ...は「~で有名である」という表現です。
ここでのlaunchは「発売する、(事業を)始める」という意味です。
a line of ...は「一連の」です。「~の品ぞろえ」としては、a lineup of ...という表現があります。
-freeは「~がない、~が入っていない」という意味です。sugar-freeなら「無糖」ですし、alcohol-freeなら「アルコールを含まない」です。
2文目のthat以下は、egg-free goodsの説明です。
substituteも前のセンテンスに出てきたalternativeと同じ「代わりのもの」ですが、alternativeが「(何かに取って代わる)選択肢」という意味であるのに対して、substituteは「(普段使っているものの)代用品」というニュアンスです。
such as soy「大豆など」の部分は、substitute ingredients「代わりの原材料」の例を示しています。
recreateは「再度作る、再現する」です。
textureは「(生地の)質感、手触り」としても使いますが、ここでは「食感、歯ごたえ」という意味です。
食品大手のキユーピーは、これまで一部の事業所向けに提供していた代替卵の商品について一般向けのものを新たに開発しました。このうち、スクランブルエッグを再現した商品は原材料に豆乳の加工品を使い、マヨネーズ作りなどで培ってきた製造技術を生かして、半熟の卵のような食感や味に仕上げています。
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It plans to sell them online for Tokyo and surrounding areas before gradually expanding sales across the country.再生解説
それ(キユーピー)は、それらをオンラインで販売することを計画しています、東京と周辺地域で、少しずつ販売を全国に拡大する前に。
解説
ここでのonlineは、副詞で「オンラインで」という意味です。online meeting「オンライン会議」のように形容詞としても使います。
beforeは「~の前に」で、後ろに動詞のing形が続くと「~する前に」となります。
graduallyは「徐々に」です。
across the countryは「全国に、全国で」です。throughout the countryやall over the countryと言い換えることもできます。
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(Ito Tsunaki / Kewpie)
“Our aim is to provide new options for diverse dietary needs. We want people who can't eat eggs to enjoy these substitute products.”再生解説
「私たちのねらいは新しい選択肢を提供することです、多様化する食のニーズのために。私たちは、卵を食べられない人々に、これらの代替商品を楽しんでいただきたいです。」
解説
開発担当者の言葉を英訳したものです。
aimは、名詞では「目的、ねらい」です。
optionは「選択可能なもの(のひとつ)」というニュアンスでの「選択肢」です。
diverseは「多様な」です。名詞形は、diversity「多様性」です。
dietary needsは「食生活上必要なもの」です。一般的に必要な栄養を指すこともありますし、病気の治療で食事療法を行っている人やスポーツ選手など個々の事情を考慮した食事なども含まれます。関連表現としてdietary restriction「食事制限」があり、アレルギーや宗教など何らかの理由で食べられないといった場合に使います。宗教上の理由なら、religious dietary restrictionで表せます。
want A to Bは「AにBしてほしい」です。本文ではAにあたるのがpeople who can't eat eggsで、Bにあたるのがenjoy these substitute productsです。
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Kagome is best known for ketchup. The firm has collaborated with a Tokyo startup to develop an egg-free omelet-and-rice dish. The main ingredients are carrots and white kidney beans.再生解説
カゴメはケチャップで最も知られています。その会社は東京の新興企業と協力しました、卵が入っていないオムライスを開発するために。その主な原材料は、にんじんと白いんげん豆です。
解説
別の食品メーカーによる卵の代わりとなる商品の話題です。
be (best) known for …は「~で(最も)よく知られている」です。前のセンテンスで使われているbe famous for ...の類似表現です。
collaborate with ...は「~と協力する、コラボする」です。
startupは「新興企業、スタートアップ企業」です。
omelet-and-riceは、3つの単語をハイフンで繋いだ複合名詞です。「オムライス」は和製英語なので、「オムレツとご飯が一緒になった料理」をこのように表現しています。ここでのdishは「料理」です。
carrot「にんじん」とwhite kidney bean「白いんげん豆」は、ここではそれぞれの種類全体を指しているため、複数形になっています。
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日本の食品メーカー各社は、植物由来の原材料を使った食品への消費者の関心の高まりをうまく(ビジネスチャンスに)活用したいと考えていて、いくつかの企業が、乳製品などの代わりとなる、さまざまな植物由来の代替食品を販売し始めました。
キユーピーはマヨネーズ製品で有名ですが、会社はこのほど卵が入っていない商品の販売を始めました。その商品は卵に代えて大豆などの原材料を使い、(卵の)味と食感を再現しています。キユーピーでは東京とその周辺地域を対象にオンラインで販売する予定で、その後、販売エリアを少しずつ全国に広げていく考えです。
開発を担当した伊藤綱規さんは、「私たちの目標は、多様化する食のニーズに新しい選択肢を提供することです。卵を食べられない方にも、これらの代替商品を楽しんでいただきたいと考えています」と話していました。
食品メーカーではこのほか、ケチャップでよく知られるカゴメが、東京の新興企業と共同で、卵が入っていないオムライスを開発しました。その主な原料は、にんじんと白いんげん豆です。
講師 米山明日香の写真
Listening Point
★関係代名詞のthatを聞き分けるコツ

But now the firm has launched a line of egg-free goods that use substitute ingredients such as soy to recreate the taste and texture.
この会社はこのほど卵が入っていない商品の販売を始めました。その商品は卵に代えて大豆などの原材料を使い、(卵の)味と食感を再現しています。

関係代名詞や接続詞の場合、thatは「ザット」ではなく、弱形と言ってあいまいな「ズッ」と発音するのが一般的です。つまり、関係代名詞や接続詞など、機能語(※)の場合、弱形で発音されるのが一般的です。
(※)機能語とは、文法的な機能を示す語のこと。

一方、Who is that?「あれは誰?」のthat(代名詞)は発音がかなり違い、こちらは明確に「ザッ」と発音します。

この違いは、母音で、関係代名詞や接続詞の場合、thatの母音が「あいまい母音」と言って、「ウ」の要素の入ったあいまいな「ア」となりますが、指示代名詞thatの場合には、はっきりとした「ア」と「エ」の中間の音になります。
Today's Takeaway

現代英語を学ぶうえで役に立つ豆知識を取り上げます!

★diet/dietaryについて

Our aim is to provide new options for diverse dietary needs.
私たちの目標は、多様化する食のニーズに新しい選択肢を提供することです。

dietaryはdietの形容詞形ですが。dietというと、日本人は「ダイエット」、つまり「体重を減らして痩せること」を連想しますが、英語での意味は「主に治療・肥満防止などのための食事、食事制限」という意味で、「体重を減らす」という意味はありません。

「体重が減る」はlose weightと言い、「痩せたいわ」というときには“I want to lose weight.”と言います。
「ダイエットする」という場合には、dietを使って、be on a diet/go on a dietと言い、「ダイエット中です」という場合には、“I am on a diet.”と言えます。

ニュースに出てきたdiverse dietary needsは「さまざまな食事のニーズ」、すなわちアレルギーがある人や、宗教上の食事制限がある人などへの対応を指します。

【友人と食事に行った際に使える表現】
If you have any dietary restrictions, please let me know.
もし食事の制限がある場合には、教えてね。

※番組やホームページで題材にする英語ニュースは、放送から一定期間が経過したニュースです。そのため、現在は状況や事実関係が異なっている場合があります。

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