エジソンと京都をつなぐ竹の縁、発明王ゆかりの品
父の指示で収集、子孫と交流も 立本信
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米国の発明王、トーマス・エジソン(1847~1931年)は140年前、白熱電球を実用化するにあたって、京都府八幡市内の真竹を材料に使った。八幡で生まれ育った父、三郎はエジソンにほれ込み、その発明品を集めてきた。2004年に亡くなった後は私が受け継ぎ、発明王の子孫との交流も続けている。
エジソンが八幡の真竹を使ったのは、電流が流れると発光する線状のフィラメント。炭素フィラメントの白熱電球を開発した...