(株)第一ビルサービス【みどりグループ】

▼建物の管理事業を軸に成長
1963年、ビルの清掃からスタートした当社は、メンテナンスや分譲マンション管理などに事業を拡げ、建物をトータル管理する会社として成長してきました。建物管理は、ビルやマンションがある限りなくならない仕事で、もともと業界的に安定しています。しかし、バブル崩壊後の1995年ごろ、当社にも停滞期が訪れました。そこで、社内企画委員会を発足。ちょうど介護保険制度の導入時期と重なったこともあり、介護・保育分野に新規参入しました。相次いで、病院内給食をはじめとした食事サービスも開始。現在は各部門を独立させ、13社で構成される「みどりグループ」として、連携をとりながらサービスを提供しています。

▼不動産運用のノウハウが強み
基幹事業である建物管理は、2003年に転機を迎えました。貴重なご縁があり、日本でトップクラスの「プロパティマネジメント（不動産経営の代行業務）」企業とパートナーシップを結んだのです。ビルのオーナーチェンジが目立ち始めていた当時、不動産運用から収益に関わることまで、マネジメントを求められるお客様は多く、依頼は増加。そのニーズは今も途絶えていません。
また、公営住宅や公共施設の管理・運営を民間企業が受託する「指定管理」業務にも、県内でいち早く手を上げました。それまで培ったノウハウが生き、現在は中四国で最多の物件管理を委託されています。
さらに、2012年には「広島マリーナホップ」、2019年には「温泉リゾート風の国」の運営を引き継ぎ、再生に挑戦中です。当社が目指すのは「社会問題解決型企業」。好景気な時代に建てられたまま、うまく機能していない物件に、新しい風をどんどん吹き込んでいきます。

▼挑戦と進化がポリシー
前述しましたが、1995年～2000年にかけて当社の成長が止まった時期があります。しかしこの間、私も社員も意欲的に情報収集し、仕事を待つのではなく、仕掛けていくという大切さを学びました。当社を志望するみなさんにも、「積極的であること」「プラス思考で動くこと」を期待しています。
「挑戦、進化を続けるみどりグループ」が、私たちのスローガンです。新型コロナの影響で欲がなくなり、幸せの価値観が変わった方がいるかもしれません。それでも、「挑戦」「進化」に大きくうなずいて下さる方と、ぜひお会いしたいと思っています。＜代表取締役社長　杉川聡＞