CrushPNGの詳しい説明 - 何かの集合体

何かの集合体
CrushPNGの詳しい説明

さぁ説明していきますわよ！

1.CrushPNGの仕組み

1-a.PNG Glitch

	PNGには画像サイズを小さくするために5種類のフィルタをかけている。
	そしてPNGを読み込む時にはかけたフィルタを正しく解除しているわけです。

	では,間違ったフィルタで解除するとしたらどうなるでしょう?
	当然,フィルタをかける前とは違った画像になりますよね?
	それがCrushPNGの仕組みです。
		※PNG Glitchと呼ばれる

1-b.フィルタについて

	で、その5つのフィルタは何ぞやという話ですが,
png
	0 None なし
	1 Sup 横方向(左)
	2 Up 縦方向(上)
	3 Average 左と上
	4 Paeth よくわからん

です。

「1」でフィルタリングをした場合は,「1」の解除方法を
「4」でフィルタリングをした場合は,「4」の解除方法を
ってことです

	0
		何もしないフィルタなので元の画像

	1

	2

	3

	4

詳しくはここで理解してください。

1-c.CrushPNGのフィルタリングと解除

AviUtlで送られてくる画像データは,PNGファイルではありません。
なのでフィルタリングして解除するということをする。

当然,フィルタリングをするスクリプトが@フィルタリングで
解除をするスクリプトが@フィルタ解除です。

2.CrushPNGのパラメータとその処理内容

2-a. 種類 , % 

画像のような場合,
1のフィルタで100%フィルタリングして,
100%フィルタ解除

という意味になります
※2で100%解除という意味ではないので注意

	1のフィルタで100%フィルタリングした画像

その後に100%フィルタ解除しているのでグリッチは起こりません。

この場合は,

1のフィルタで100%フィルタリングして,
0%フィルタ解除,100% 2のフィルタ解除方法でフィルタ解除 

という意味になります

	間違った方法で解除しているので画像がおかしくなっている。

この場合は,

1のフィルタで75%フィルタリングして,
75%フィルタ解除,  25% 2のフィルタ解除方法でフィルタ解除 

という意味になります

75%フィルタリング の残りの25%は0でフィルタリングされます
つまり25%の画像データは変わらないという事です。

	75%フィルタリングしているので少しだけ元画像データがのこる

	75%解除しているので殆ど元画像になっている
		が,25%は間違って解除されているので変な部分がある

種類については
PNGフィルタの0,1,2,3,4に加え,
その逆方向の-1,-2,-3,-4,
そしてごちゃ混ぜの5です。

2-b. 最小 , 長さ 

この場合は,

25のサイズごとに50%フィルタリングされ,
75のサイズごとに50%解除される

このように描画される
	さっきよりかは太いね

フィルタリングのみでは
	こうなる

解除のみでは
	こうなる

言語化が難しいですがまぁこんな感じです。

長さを設定すると
最小 ~ 最小+長さ のサイズごとにフィルタリング/解除されるようになります。

画像の場合,
1~14 が1つのまとまりということです。

2-c.その他のパラメータ

種類5(-4~4)
	種類を5にするとランダムにフィルタが選ばれます。
	そのランダムの要素を設定します。
	{ "要素1" , "要素2" ... }のように設定します

		ランダムだね

seed,frame
	乱数を決めるためのシードとフレーム値を入れます
	コマ落ち風にグリッチを変化させたいのなら
		frameにobj.frame / Nといれてください。
			N : コマ落ち数

	※obj.randの引数に使っているだけです

アルファ有
	透明度もフィルタをかけるかどうかです。
	穴が開いていたり,透過画像じゃ無い限り,チェック無しが良い
	
		チェックなし

		チェックあり

方向
	値が1増えるにつれて90度回転してグリッチする

		0
		
		1

終わり！！！！

最後の方は急いで書いたのでいつか書き加えるかも(多分しない)

#AviUtl