「激ムズです。光電子増倍管だらけで……」
宇宙素粒子観測施設「スーパーカミオカンデ」の写真を使ったジグソーパズルを東京大学宇宙線研究所が発売します。何これめっちゃクール!
300ピースのジグソーパズルには、壁にびっしりと設置された約1万3000本の光電子増倍管の写真が使われています。み、見てるだけでくらくらしてきた……。
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スーパーカミオカンデは、岐阜県飛騨市にある世界最大の宇宙素粒子観測装置。国内外の研究機関と共同で、ニュートリノの全容解明を目指した観測が行われています。
制作したのは、東京大学宇宙線研究所。写真を公開したツイートは大反響で、現在までに1万8000件もRTされています。
同研究所の担当者によると、スーパーカミオカンデやニュートリノ研究に親しみを持ってもらうため、広報目的で制作したとのこと。
「あえて激ムズのジグソーパズルにすれば、宇宙研究に興味がない方にも面白がってもらえるかなと……。じっくり見つめているうちに『ところでこれ、何なの?』と少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです」
売上の一部は、研究所運営の寄付金になります。若手研究者の雇用や研究環境の整備などに使われる予定です。
どこで買えるの?
10月27〜28日に開催される東京大学柏キャンパスの一般公開で販売予定。価格は1500円です。
他にもノート、マグカップ、そして2018年のカレンダーもありますよ! グッズを制作・販売するのは今回が初めてだそう。
「行けないけどほしい!」という多くの声を受け、一般発売も何らかの形でできないか、現在検討中とのこと。続報はTwitterで発信予定です。
オープンキャンパスのおすすめイベントを聞くと「梶田先生に直接ききたい!」(28日午後3時から)と教えてくれました。
2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章所長に、宇宙のこと、素粒子のことを直接質問できます。すごい!
「予想以上の反響で、これだけ多くの方に興味を持っていただいたことに本当に驚きました。グッズ目的でもちろん構いません、ぜひ柏キャンパスに遊びに来てください!」
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