AKB48 は 4 ⽉ 29 ⽇(⼟)・30 ⽇(⽇)の 2 ⽇間にわたり、神奈川県ぴあアリーナ MM にて「AKB48 春コンサート 2023in ぴあアリーナ MM」3 公演を開催。1 ⽇⽬となる「AKB48 春コンサート 2023〜好きだ︕と叫ぼう〜」は、本田仁美の「みなさん︕声出す準備できてますか〜︕︖叫べ〜︕︕」の掛け声でスタート。
⼤声援が鳴り響く中、選抜メンバー16 名が『⼤声ダイヤモンド』をパフォーマン ス︕『フライングゲット』『ポニーテールとシュシュ』『久しぶりのリップグロス』などアップテンポなナンバー6曲を続けて披露し、オープニングから早くも会場は熱気に満ち溢れた。
冒頭の MC では、向井地美音が「AKB48 としては 3 年ぶりの声出し解禁コンサート、みなさん盛り上がってますか〜︕︖」とファンを煽り、本⽥は「こうして⼤きな会場でみなさんから声援をいただくことが できて本当に嬉しいです︕」と喜びを語った。
続くパートでは、メンバーが期別に 10 曲を披露︕現役メンバーの中で唯⼀の第 3 期⽣である柏⽊由紀はソロで『夜⾵の仕業』を気持ちを込めて歌い上げ、村山彩希ら第 13 期⽣ 5 名は『孤独なランナー』を⼒強くパフォーマンス。本⽥・小栗有以・倉野尾成美など初代チーム 8 メンバーを中⼼とした 18 名は『蜂の巣ダンス』をキレのあるダンスで魅せ、山内瑞葵ら第 16 期⽣ 10 名は 16 期⽣のオリジナル楽曲『抱きつこうか︖』を仲睦まじい雰囲気で歌唱。17 期研究⽣ 10 名も 17 期研究⽣のオリジナル楽曲『Wonderful Love』を キラキラの笑顔で披露し、同期ならではの息の合ったパフォーマンスを繰り広げた。また、紙吹雪やフラッグパフォーマンス、巨⼤な⼈型バルーンなど楽曲ごとに変わる演出がステージを彩り、会場も⼤きな盛り上がりを⾒せた。 さらに、4 ⽉ 9 ⽇にお披露⽬したばかりの 18 期研究⽣もステージに登場。お披露⽬でも鮮烈な印象を残した『⾔い訳 Maybe』を元気いっぱいにパフォーマンス。コンサート初出演とは思えないほど堂々としたパフォーマンスでそのポテンシャルの⾼さを印象づけた。
続いて、4 ⽉ 26 ⽇に発売したばかりの 61st シングル『どうしても君が好きだ』に収録されている研究⽣楽曲『あの夏の防波堤』 を 17 期と 18 期の 18 名で初披露。爽やかな笑顔を会場中に届けながらパフォーマンスし、AKB48 に新たな⾵を吹き込んだ。18 期研究⽣の新井彩永は「18 期研究⽣にとっては今⽇が初めてのコンサートだったので、すごく緊張してたんですけど、歴史のある (『⾔い訳 Maybe』の)⾐装を着れて、みなさんの声を聞きながらパフォーマンスすることができて、とても楽しくて幸せです︕」とコメント。⼩栗は「17 期⽣も 18 期⽣も、これからの AKB48 を引っ張っていく存在になると思います︕みなさん引き続き応援よろしく お願いします︕」と呼びかけた。
中盤には『LOVE 修⾏』など 3 曲をメンバーがステージを降り、ファンの⽬の前でパフォーマンス。コロナ禍では実現できなかったサプライズ演出にファンからは⼀際⼤きな歓声があがり、会場中に笑顔が溢れた。続いて 61st シングル収録のお料理選抜楽曲『寝たふり』と AKB48 SURREAL の楽曲『Wonderland』をコンサート初披露。ここで、4 ⽉ 20 ⽇からスタートした⽇本テレビの新番組 『OUT OF 48』の企画コーナーへ。AKB48 メンバーと⼀般参加者が競い新たなグループを結成するオーディション番組『OUT OF 48』。このオーディションの課題曲である『Your Super Girl』を、ダンス審査を通過した AKB48 現役メンバー25 名と⼀般参加者 23 名の総勢 48 名でパフォーマンス。⾃⼰紹介の場⾯では「AKB48 のみなさんには負けません︕」と宣⾔する⼀般参加者に会場が⼤きくどよめく⼀幕も。新グループ誕⽣への期待感が⾼まった。
コンサートもいよいよラストスパート。終盤には『元カレです』『Everyday、カチューシャ』など 6 曲を⽴て続けにパフォーマンス し、最後は18期研究⽣も含めた総勢 79 名で『根も葉も Rumor』を披露。⼤迫⼒の“どえらいダンス”に、会場のボルテージも最⾼潮 に。全 32 曲の本編をあっという間に駆け抜けた。 アンコールが開けると、新曲『どうしても君が好きだ』をフルサイズでコンサート初披露。選抜メンバー16 名が⼀⽷乱れぬ“印結びダ ンス”、そして⽬まぐるしく展開する⾼難度のフォーメーションダンスで魅せました。さらに 61st シングル収録の Universe Girls 楽曲 『Da Re Da』を初披露。『10 年桜』ではすべてを出しきる全⼒パフォーマンスを届け、会場を⼀つにした。
61st シングルで初選 抜⼊りした山﨑空は「こんなに広い会場で、初めて選抜として⽴たせていただけて本当に嬉しいです︕」と話し、平田侑希は「⼀⽣の思い出になりました︕」と笑顔を⾒せた。柏⽊は「やっぱりみなさんの声があってのコンサートだなと思ったし、みなさんの声援をステージの上で聞いて、“あ、この⼀瞬のために AKB48 やってるな”と思うくらい、こんなに温かくて優しくて熱いみなさんがいてくれたことが良かったなと改めて思いました。本当にありがとうございました︕」と喜びを噛みしめながら感謝を伝えた。
このままコンサートはエンディングに向かうかと思いきや、スクリーンに「お知らせ」の⽂字が。コロナ禍で 8 ⼈に制限していた AKB48 劇場公演の出演⼈数を、今年の秋から 16 ⼈に戻すことが発表され、現⾏のチーム制・キャプテン制を休⽌して正規メンバーと研究⽣の新体制に移⾏するというサプライズ発表も。さらにチーム制休⽌に伴い 2023 年 8 ⽉ 4 ⽇〜6 ⽇に KT Zepp Yokohama にて現チームファイナルコンサートを開催することが発表されると、メンバー・ファンから「えー︕」「どういうこと︕︖」と驚きの声があがり、チーム K キャプテンの田口愛佳など涙を流すメンバーの姿も。
会場全体が騒然となる中、向井地は「私もキャプテンとしてやらせてもらってますし、まなか(⽥⼝)、なるちゃん(倉野尾成美)、なーみん(浅井七海)が⼀⽣懸命引っ張ってきてくれて、やっと初⽇ (公演)から 1 年が経ってチームがまとまり出して、各チームの⾊が出てきたタイミングで…今のチームが好きだと⾔ってくださるファンの⽅も増えてきたという実感があるので、休⽌というのはすごく…寂しいとしか⾔いようがないんですけれども…」と⼾惑いを隠せない様⼦で⾔葉を紡ぎながらも「チームごとの絆はこの 1 年ですごく深められたと思うので、これからはみんなが⼀致団結して AKB48 全体を盛り上げるタイミングなんじゃないかなと思います。あと3ヶ⽉くらいですが、今のチームでできる限り精⼀杯想い出をつくって最後締めくくれたらいいなと思います︕まあ、休⽌なので︕解散とは⾔われてないので…︕いつかまた集まる可能性もあるので、ぜ ひこれからも AKB48 の応援をよろしくお願いします︕」と決意を語ると、会場からは⼤きな拍⼿が起きた。
最後は全員で『オネストマン』を披露。この⽇1番の歓声に包まれ、最⾼の盛り上がりを迎えたままコンサートは幕を閉じた。 なお、チーム制・キャプテン制の休⽌に伴い、今後の劇場公演は同世代や同期の組み合わせなど、多様な編成にリニューアルしていく予定。チームの垣根を越えて⼀丸となりさらなる⾶躍を⽬指すこれからの AKB48 にぜひご期待いただきたい。
公演名︓ AKB48 春コンサート 2023 〜好きだ︕と叫ぼう〜 ⽇時: 2023年4⽉29⽇(⼟)17:00開場 / 18:00開演
会場: ぴあアリーナ MM
出演︓ 【AKB48 現役メンバー 84名】 向井地チームA(16名) 岩立沙穂・大竹ひとみ・岡部麟・込山榛香・齋藤陽菜・清水麻璃亜・髙橋彩香・千葉恵里・中西智代梨・永野芹佳・ 福岡聖菜・本⽥仁美・馬嘉伶・道枝咲・向井地美⾳・武藤小麟
⽥⼝チームK(16名) 市川愛美・上見天乃・大西桃香・奥原妃奈子・小田えりな・小林蘭・下口ひなな・髙橋彩音・⽥⼝愛佳・服部有菜・ 濵咲友菜・茂木忍・⼭内瑞葵・山根涼羽・山邊歩夢・湯本亜美
浅井チームB(16名) 浅井七海・石綿星南・大盛真歩・⼩栗有以・柏木由紀・北澤早紀・坂口渚沙・佐藤美波・篠崎彩奈・鈴木くるみ・ 徳永羚海・橋本陽菜・左伴彩佳・平野ひかる・藤園麗・山田杏華
倉野尾チーム4(18名) 歌田初夏・大森美優・岡田梨奈・川原美咲・行天優莉奈・倉野尾成美・黑須遥香・坂川陽香・佐々木優佳里・佐藤妃星・ 下尾みう・高岡薫・多田京加・谷口めぐ・長友彩海・村⼭彩希・吉川七瀬・吉田華恋
17期研究⽣(10名) 太田有紀・小濱心音・佐藤綺星・橋本恵理子・畠山希美・平⽥侑希・布袋百椛・正鋳真優・水島美結・⼭﨑空
18期研究⽣(8名) 秋山由奈・新井彩永・工藤華純・久保姫菜乃・迫由芽実・成田香姫奈・八木愛月・山口結愛
※チームA 吉橋柚花は不参加
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