過去の刑事事件について


平成28年5月に発生した弊社にまつわる刑事事件は
すべて終了し、解決済みです
多くの方々にご心配とご迷惑をお掛け致しましたこと
心より感謝し、深くお詫び申し上げます
御腰物処剣光堂 刀職 勝山 智充

下記に一連の事情説明をさせていただきます


はじめに
御腰物処剣光堂は私、勝山智充が統括しており、類似する
御刀処剱光堂かつやまの勝山捷容(かつやまかつやす)が
病気療養の甲斐なく永眠しました
故人と私は叔父と甥の関係で共に刀職です

故人は生前中に、大量の違法刀剣やそれらの不法所持を隠すため、
弊社の作業場の倉庫を無断で使用していました

故人は福井県の銃砲刀剣類登録審査員でもあったことから、それらの発覚を恐れ、
その責任から逃れるために弊社内に45年間も隠し続けました
(ちなみに45年前の私はまだ2才児であり事件発覚時は46才でした)

故人は平成9年ごろ修理作業場を弊社建屋内から勝手に移転させ、支店として
御刀処剱光堂かつやまを新たに設立したかのように見せかけていました
その支店の開店には
株式会社勝山剣光堂本店の資本が無断で使用されています
それにもかかわらず故人はその当時から、なぜか
「剣光堂本店とは無関係だ」と周囲に触れ回り続けました

苗字も勝山姓で同じ屋号の剣光堂でありながら
本店の剣光堂や私とは無関係だと言い続けていたわけですが
誰が聞いてもそれは不自然です
その理由は前述しているとおり、
大量の違法刀剣の不法所持の責任から逃れるために
描かれたシナリオでした

故人はさらに、登録審査員の特権を利用し
事前審査の相談窓口を独自に設けて
約20年間におよんで不正登録などにも関与していました
故人は、弊社の許可無く勝手にNTT電話帳広告などに堂々と宣伝掲載し
登録審査員の肩書きをうたって事前審査の不正指南の商売を
公然で営業し続けていました
具体的には、無登録の違法刀剣を登録審査日の前に事前に独自審査し
いわゆる袖の下というもので
登録審査当日には現場でうまく便宜を図ることで
登録証交付を有利に斡旋する手口です

弊社が、これらの不正をあばいて、「不正行為を正すように」と
故人に対し長期間にわたって何度も厳しく改善要求し続けた結果
ついに刑事事件にまで発展したのです
捜査は、本店である弊社が大掛かりな犯罪の母体であるとみなし
証拠品の隠し場所も弊社内であったことから
代表である私を業務上横領容疑で別件逮捕した事件です

違法刀剣類の不法所持容疑では罰金刑のみの軽犯罪でしかなく
事件の重みがなく、社会的なインパクトも弱いため
より罪の重い容疑(業横)で事件化されています
ミセシメにでっちあげたスケープゴート(生贄)といえます
比較的多発している冤罪事件のひとつです

故人と過去に不正登録に関わったお客様
あるいは巻き込まれ、
現在も不正登録の刀剣類を利用継続中のお客様で
責任のご心配が残っている場合など、
すべての責任は弊社が引き継ぎますのでご安心ください
ですから、隠そうとしたり、揉み消そうとせず
正直に名乗り出て頂きたいと弊社は考えています

また、弊社の顧客を対象に、某被害者救済団体などと名乗る
エセ団体の存在も確認しております
それらのエセ団体は、被害の救済などまったくしてくれません
そのエセ団体の手口は、相談者に、まず強烈に不安をあおってきます
そして余計な手数料を支払わせて
虚偽告訴や民事訴訟などの裁判を起こすだけ起こし、
マスコミ報道の方々や、正義感の強い純粋な記者たちを巻き込み
嘘と虚構を真実として報道させ
ひたすら騒ぎ立てているだけです

そしてエセ団体は
弊社から「刀を取り戻した」などと声高に自慢していますが
弊社がお客様の預かり物を返すのは至極当然のことであり
そのような裁判などしなくても、当然普通に弊社がお返しするものです
余計な手数料をエセ団体に支払わなくとも、落ち着いて
事件の混乱の収束を待っていただければよかったわけです
弊社は必ず約束(契約)どおりの仕事を致しますが
信頼していただけなかった依頼者の数名はそのエセ団体に
まんまとそそのかされてしまった様です

弊社が顧客との契約や約束を破ったことは過去に一度もございません
契約や約束を破ってしまわれるのは常にお客様の側です
あるいは、違法刀剣や盗品などの違法品を、
嘘をついて弊社に持ち込まれるのも常にお客様の側です
弊社がすすんで違法刀剣を作出したものでは決してございません
むしろ、違法品は合法品へと正しく弊社が導いてきたのです

弊社は、そのような違法品の持ち込みを固く禁止していたのにもかかわらず
嘘をついて、弊社を騙して持ち込んでくるネットのお客様(依頼者)の犯罪です
弊社が率先して違法品を取り扱っていたものではございません

弊社が不可抗力で、こうして違法品を受け取ってしまった場合は
それらの違法品を、そう簡単に依頼者へ返還することができなくなります
銃刀法に基づいて、行政上の正規の手続きをしなくてはならないためです
それとも
なにも無かったことにして
見て見ぬフリをして
こっそり持ち主に返してしまえばよいのでしょうか
わかっていながら、こっそり修理すれば
波風を立てず、上手に儲けて、
かつ平穏に商売が続けられます
全国の刀剣商や刀剣店の多くは後者です
全国刀剣商業組合員の多くも後者の様です

また、顧客や依頼者に対し
「ちゃんと自分で手続きしなさい」と助言し
正しい誘導をしている真面目な業者や刀剣商もおられます
しかし
その依頼者たちは、
これまで、その必要な行政手続きをしてこなかったからこそ
今現在、違法品のまま手元にあったわけです
そして
これからも、今後も
その必要な行政手続きを怠らずに
ご自身で手続きを完了させられるでしょうか
面倒臭がらずにわざわざ費用を掛けて
「ちゃんとするつもり」ではあるでしょうけれども
それをしてこなかった結果が
今現在の姿なのです

つまり
経験の浅い依頼者や素人さんは
これからも、怠る可能性のほうが高いのです

刀剣類の行政手続きは、時間と費用がかかり
各窓口でも対応が一様ではなく、
窓口をたらい回しにさせられることもあり
とても手間がかかります
ゆえに、ついつい後回しにしがちなのです
こうした違法刀剣などがまん延しており
市場に増えつつあります

弊社は長年にわたり、こうした登録不備の刀剣類を正すために
委任状をとり、代理での行政手続や
法律行為の取り組みを行ってきました
影や曇りのない清浄な刀剣市場を整えるためです
しかもボランティアであり、私服を肥やした事もありません

先の故人は約20年間、福井県の銃砲刀剣類の登録審査員でした
そして弊社が、その登録行政に関わるたびに
「違法な手続きだ」
といって毎回、審査会場でハラスメントを受け、迫害され、
弊社が行う正しい行政手続きは、
20年間延々と妨害され続けてきました
しかも
「弊社が会場で騒ぎ立てている」
という体の処理の仕方が採用されつづけました

つまり
福井県庁行政において
弊社と私を「悪徳商人である」として
観念が固定されたのです


ところで
弊社に「刀を盗られてしまった」などと
嘘をついたのは誰なのか
そのように、そそのかしたのは誰なのか
徐々にあきらかになります

大勢が同じ言葉で同時に騒げば
それが現実の事実となるのでしょうけれど
本当の真実はまったくちがうこともあります

弊社が「手間賃や修理代などの清算を済ませて欲しい」と
警察や法廷で答弁したのは事実です
しかし、「返さない」と答弁したことはありません
取調官や検事が
『勝山は「カネを支払わなければ返さない」と自供した』
『「カネを支払わない場合は没収」する規約がある』として
決め付けられてしまったのです
裁判では「返さない意思」が認められてしまいました

過去に弊社とトラブルを起こしていた一部の顧客に対しては
「本人に限り手渡しで引き渡す」と常に申し上げ続けており
受け取りに来なかった顧客の品物は
何十年経とうとも弊社の金庫に大切に保管し続けていました

顧客に返還すべき刀剣を、転売したり横領したり、したことはなく
ただの一点も失っておりません

刑事裁判の公判中にすべて、
一点残らず顧客のお手元に返還されています
実際には横領被害など一点もなかったという事実です
戻ってこなかったという横領被害者が一人でもおられますでしょうか
一人もいるはずは、ありません

しかし、罪状は
物を返したからといって罪が消えるわけではないから
有罪なのだそうです
弊社は修理代などが回収できず大損です

もしも、まだ「戻ってこない」というお客様がおられましたら
お手数ですが弊社にお問い合わせください
かならず、最後まで対応させて頂きますので、ご安心ください
(ただし違法刀剣や違法品の場合を除きます)

どこかのエセ被害者団体などに相談しても
さらに別の費用を請求されて
事態を悪化させられるだけです
その意味で、本当の被害者になってしまいます
最後まで弊社を信頼して、安心してお問い合わせください

また一部の悪質性の高い顧客(悪質客といいます)は、
先のエセ被害者団体にそそのかされ、
あるいは、そそのかされたフリをして共謀し、
弊社に「修理で預けたものの部品がすりかえられた」として
シナリオを準備し
別件で、民事訴訟や刑事告訴などを繰り返されておりましたが
そのような事実はなく、顧客側の虚偽であるということが裁判中に判明し
福井地方検察庁と福井検察審査会において、その事実が認められました

エセ被害者団体と悪質客らは
互いの利害関係を悪用し、嘘と教唆を交錯させて、
わざわざ故意に大変な事態に発展させ、
その大変な事態になったのは
「剣光堂のセイだ」として責任転嫁させ
世間様に対するマスコミ報道を悪用して
無根拠だらけの情報で、記者をもだまし
被害者を気取って立ち振る舞うことで
弊社から賠償金を受け取ろうと企んでいたという
おそろしい事実も明らかになってきました

この人たちは
弊社に対する憎悪と怨恨をエネルギーにして
カスタマーハラスメントやモラルハラスメント
のセオリーを巧みに併用して
賠償請求による不当利得を狙った報復を目的としています
これこそ公序良俗に反した不法行為です
これらに感化されてしまった人は
一日も早く目を覚まして欲しいです

また、刀剣類の不正登録や不正審査に関わった方々
八重巻の地で故人と打ち合わせた方々は深く反省し
正直に名乗り出てください

県の登録台帳や審査記録の調査により
その不正は必ず突き止められます

神聖な刀剣業界で、弊社の一員であった故人が犯していた犯罪について
大量の違法刀剣の証拠隠滅や、登録審査の事前相談など不正などにかかわっていた事実は大変遺憾に思います。
このようなことが二度とくり返されないよう弊社スタッフ一同深く反省し、今後もより一層厳しく、えりを正して参りたいと思います。

皆様のご理解とご協力に感謝します。



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