高校生向け勉強法・大学受験対策

【現代文受験対策】「ことばはちからダ!」はどんな参考書?使い方・勉強法を解説

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ことばはちからダ

今回は大学受験・現代文対策の参考書「ことばはちからダ!」はどんな参考書なのか、使い方と勉強法とあわせてご紹介します。

現代文をどうやって勉強すればいいか悩んでいる、現代文が苦手で成績がなかなか上がらない人に特におすすめです。

現代文の成績を今より上げたい人はぜひ最後まで読んで下さい。

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「ことばはちからダ!」とは?

ことばはちからダ!」は河合塾講師5人の共著で書かれた本で、河合出版から発行されています。

この本は、現代文の入試問題によく出る言葉を、わかりやすく解説してある参考書です。

取り上げる言葉は厳選されており、第1章では評論文を読むための基礎的な20語、第3章・第4章では読解で欠かせない68語を学ぶようになっています。

第2章で解説されている5つのテーマも入試によく出る重要なテーマを扱っているため、効率良く学ぶことができます。

第1章の例文には語句の意味や指示語の内容が書いてあり、とても理解しやすくなっています。また、重要部分は傍線や太字になっているため、読解のコツがわかります。

「ことばはちからダ!」は説明をできるだけ易しくすることを目指して作られているため、今まで現代文の勉強が続かなかった人でも最後まで読み通せる教材です。

「ことばはちからダ!」はどんな人向き?

「ことばはちからダ!」が向いているのは、このような人です。

  • 現代文に自信がない人
  • 共通テストのみで国語が必要な人
  • 評論文の読解が得意になりたい人

現代文に自信がない人

難関私立大を希望しているけれど現代文に自信がない人、また現代文の勉強法がわからない人、現代文の基礎力をつけたい人は「ことばはちからダ!」から始めるといいでしょう。

問題文を読むだけで疲れてしまうような人も、この教材を読むことで文章の読み方がわかりスムーズに読めるようになるはずです。

まずはこの教材で現代文の苦手意識をなくしてください。

ただし難関私大を希望する場合、この教材だけでは少し足りません。「ことばはちからダ!」の後に「現代文キーワード読解」などより多くの言葉を取り上げている教材でさらに勉強するのが良いでしょう。

関連コラム:【大学受験・現代文】「現代文 キーワード読解」を使った評論文の勉強法を解説!

共通テストのみで国語が必要な人

「ことばはちからダ!」は少ない時間で効率よく現代文を勉強したい人に向いています。

国公立の2次試験では国語が必要ない人などあまり国語に時間を割けない人は、この教材を使うことで効率よく現代文を学習できます。

第1章の20語をしっかり読んで理解するだけでも、読解問題の力は上がるでしょう。

ただし、一気に読んでもなかなか頭には入りません。

国語は重要ではないからと後回しにするのではなく、余裕のある時期から始めて早めに仕上げ、入試直前はほかの教科に時間をかけられるようにしましょう

評論文の読解が苦手な人

評論文に出てくる言葉は日常であまり使わない難しいものが多く、意味や使い方を知らないと文章が理解しづらくなります。

例えば、この教材で扱っている「アイデンティティ」「自我」「自意識」という言葉の違いを説明できるでしょうか。

3つとも普段はあまり使いませんが、評論文ではよく出る言葉です。

評論文が苦手な人は、このような評論文で扱われる言葉やよく出るテーマが理解できていない場合があります。

評論文の読解ができるようになるためには、「ことばはちからダ!」で評論文によく出てくる言葉やテーマの知識を身に付けましょう。

「ことばはちからダ!」の使い方・勉強法

それでは「ことばはちからダ!」を使って勉強する方法を解説します。

第1章 読解語(20語)をしっかり理解する

第1章には、評論文を読むための基礎的な20語が取り上げられています。

20語というと少ないように感じますが、それぞれの対になる語や関連語も一緒に解説されているため、実際にはもっと多くの語を理解する必要があります。

また、例文と練習問題があるため、それなりに時間をかけて読まなければなりません。特に例文は文章を読み解くヒントがたくさん記入されているため、読み込んで自分のものにしましょう。

現代文に自信がない人や、現代文にあまり時間をかけられない人は、まず第1章だけを繰り返し読んで理解してください。

第3章 重要語Ⅰ(32語)と第4章 重要語Ⅱ(36語)を読む

第2章はテーマの解説になっているため、先に第3章と第4章の重要語を読むことをおすすめします。

ここの68語分を理解しているかどうかで、入試の点数に差が出ます

難関大を志望している人はしっかり取り組みましょう

例文や問題がないので、あまり時間をかけずに読み進められます。

第2章 テーマ語を読む 

ここは評論文でよく扱われる重要なテーマを理解するための章です。

テーマの背景的な知識、周辺に登場する類語などが詳しく説明してあります。

理解することにより、読解力が伸びる可能性が大いにあります。

理解しづらいテーマは、繰り返し読んで理解を深めてください。

模試や過去問で言葉やテーマを理解する

模試や過去問に取り組んだ時にあまり理解ができていない言葉やテーマが出題されていたら、 「ことばはちからダ!」 で復習するとよいでしょう。

巻末にある索引を利用し、わからないところは何回も読んで理解してください。

まとめ

このコラムでは「ことばはちからダ!」の勉強法について解説しました。

現代文が苦手な人は、文章の読み方がわからないだけではなく言葉の知識が足りないことも考えられます。

「ことばはちからダ!」を使って言葉を理解していくと、現代文に取り組む力がついてくるのを感じられるでしょう。

すぐに効果を感じられなくても、諦めずに取り組むことが大事です。

もし、成績が上がらず教材や勉強法が自分に合っているかどうか不安になったら、コーチングで相談してみることもおすすめです。

関連コラム:【大学受験】勉強法の基本を解説!志望校合格のためにするべきこととは

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この記事の著者 藤井 りょうこ

大学卒業後、学習塾の講師として約10年間中学生・高校生の指導を担当。
出産後は臨時職員として小学校や教育関係の企業で働く。
現在は自宅で学習塾を行いながら、これまでの経験を活かし教育及び様々な分野でのWEBライターとして活動中。

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