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『トランスフォーマー』Pに「ビーストウォーズ」日本人気を知ってるか聞いてみた ─ 『ビースト覚醒』独占スクープたっぷり単独インタビュー

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

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トランスフォーマー』シリーズ最新作となる映画『トランスフォーマー/ビースト覚醒』が、今ファンの間でアツい話題を集めている。1990年代に放送されて話題を呼んだTVアニメシリーズ「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」のビースト戦士たちが、ついに実写初登場を果たすのだ。

本作の舞台は1994年で、『バンブルビー』(2018)より後、『トランスフォーマー』(2007)より前という時間軸設定。気になるのは、マイケル・ベイによるシリーズとの接続性や、ビースト戦士たちがどのように登場するかについてだ。

THE RIVERでは、『トランスフォーマー』映画シリーズのプロデューサーであるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラに、一対一でじっくりインタビュー取材。日本で「ビーストウォーズ」が熱狂的な人気を誇っていることや、『最後の騎士王』(2017)の続きはどうするつもりかなど、気になる話題を全部尋ねてみた。『バンブルビー』で来日された2018年以来の再インタビューだ。ボナヴェンチュラがノリノリで話してくれた、ここだけでしか聞けない貴重なトークをお楽しみあれ。

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』プロデューサー ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ 単独インタビュー

──ロレンツォさん、本日はよろしくお願いします。実は、ロレンツォさんが2019年の『バンブルビー』で来日された時にも、お会いしてインタビューをさせていただきました

やっぱり、そうですよね!そうかなーって思ってたんですけど、良かった!

──その時に、「ビーストウォーズ」を実写化する案があるというお話をTHE RIVERに特別に語ってくださいましたね。当時、ロレンツォさんは「ビーストウォーズ」実写化に二つの懸念事項があるとお話しされていました。まずは、「ビーストウォーズ」にどれほどの認知度があるのかが不明だということ。それから、既に単独実写化のプレゼンは受けていたものの、製作予算が4億5000万ドルくらいかかるらしいということで、さすがに高すぎるってこと。その後、今回の『ビースト覚醒』が実現する運びとなったわけですが、『バンブルビー』の後、どんな感じで進んだのでしょう?

ビースト戦士を映画版に登場させる話はずっとしていたんですが、どうやるべきかが難しかったんです。まず質問にお答えすると、本作の初予告編を解禁したら、世界中のファンたちがビースト戦士に大熱狂しましたよね。だから、それが一つ目の懸念への答えになってくれた。愛が溢れまくってて最高でした。

私たちの頭を悩ませていたのは、二つのことでした。まず、オートボットはマシーンですよね。一方、ビースト戦士は動物です。車と動物、これをどうフィットさせるのか、一緒に映って変にならないかということです。そこが大きな課題の一つでした。

もう一方は、オートボットは車に変身できるから、街中にも溶け込むでしょう?でもビースト戦士は街にいられない。「なんだあのデッカいゴリラ……」ってなっちゃうから。だから、ビースト戦士が自然に登場できるような、彼らがどこかに隠れているというストーリーを考えなくちゃいけなかった。

そういうわけで本作では、ペルーのジャングルでビースト戦士に出会うという展開にしたんです。自然の環境の中にいさせる必要があったんです。必ずしもペルーの土着の動物たちというわけではないんですけど、「ジャングルに動物がいる」って設定はナチュラルでしょ?

『トランスフォーマー/ビースト覚醒』
©2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.©2023 HASBRO

今作でオートボットはビースト戦士のことを知らないし、ビースト戦士もオートボットのことを知らない。彼らの初対面には緊張感が生じます。相手は何者なのか、敵なのか、味方なのか、とね。その「何者なんだ?」という感覚を観客も味わってから、落ち着いていくわけです。非常に満足できる展開になっていますよ。

──ちなみにロレンツォさん、「ビーストウォーズ」は日本で熱狂的に支持されているって、ご存知でしたか?

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Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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