『集まれ!未来の絵本作家たち』
とは?
今回は、徳島県内の小学生たちが書いたストーリーにプロの絵本作家が絵を描く、そんな夢のコラボが実現。
世界に一つだけの作品が完成しました。
子どもの読み聞かせに、子育ての合間に、仕事のお昼休憩、勉強が終わったあとなど、
ほんのひとときにホッとでき、ときにはグッとくる時間をお届けします。
小学生のみなさんの自由で豊かな発想力をぜひお楽しみください。
絵本を読む
NHK徳島の番組、「あわとく」で紹介した、3人の小学生のみなさんの絵本です
今回、絵本の形にしてくれた絵本作家は徳島にゆかりのある皆さん。
朗読/横山だいすけさん 物語は原文のまま表記しています
絵本を読む
NHK徳島の番組、「あわとく」で紹介した、3人の小学生のみなさんの絵本です
今回、絵本の形にしてくれた絵本作家は徳島にゆかりのある皆さん。
朗読/横山だいすけさん 物語は原文のまま表記しています
物語を聞く
今回の企画には100通を超える応募があり、素敵な物語の一部を朗読でご紹介します。
朗読は物語を書いてくれたご本人または、NHKアナウンサー。ぜひ移動の合間などにそっと耳をかたむけてみてください。
作品一覧
スペシャル
絵本を朗読してくれた横山だいすけさんのインタビュー動画です。
作品と合わせてお楽しみください!
インタビュー① 読んでみた編
インタビュー② 思い出編
トマちゃんはトマトマ小学校にかよっています。
今日は楽しみにしていたうんどう会です。
さあ、うんどう会のはじまりです。
さいしょは、トマトたいそうです。
トマちゃんはぴょんぴょんジャンプしてたいそうします。
たいそうがおわると、
つぎはコロコロかけっこです。
「よ~いドン!」でみんながいっせいにころがりだしました。
トマちゃんは、きいろいトマトのきいちゃんも、マイクロトマトのマイクロきょうだいもおいぬいて、なんと1位になりました。
トマちゃんは、うれしくってくるくるっと回りました。
つぎは、大トマトころがし。
障害物をよけて、トマちゃんは汗びっしょり。
そして、やっと休けいの時間です。
休けいがおわると、トマト入れです。
トマちゃんは、トマトを自分で8個もいれて大興奮。
そして、最後の競技は全校リレーのはずですが・・・
たいへん!雨が急に降ってきたのです!
トマト町のトマトたちは、水にぬれると甘くなくなってしまうのです。
プラム型トマトのラームさんは、「自慢の肌がぬれたらたいへんだ」と言いました。
先生たちは、相談をはじめました。
しばらく待ちましたが、まだ雨がふっています。
すると、ももた校長先生が言いました。
「体育館でトマトおどりをするのはどう?」
みんなうなづいて「賛成!」と言いました。
体育館でトマトおどりがはじまりました。
トマトマ小学校のみんなは元気いっぱいにおどります。
トマちゃんはみんなに負けないくらい大きな声を出して、「やっとさ~、トマトマ!」とおどりました。
そして、トマトおどりがおわったとき、雨がやんで大きな虹が出てきました。
私は藍花といいます
今は小2の春休みでママの友だちのけっこん式に出ることになってフランスに来ています
おとといここに来てママの友だちのジャンヌさんの家に泊まっています
日本がこいしくならないように おじいちゃんの作った藍ぞめのタオルを持ってきました
ジャンヌさんには私と同い年のふたごの女の子がいます
マリーとリリィという名前で とてもやさしい子たちです
ジャンヌさんは けっこんしてから9年もたつのに今から式をあげるなんて私はびっくりしたけど みんなとってもうれしそうで 私もなんだか幸せな気持ちになりました
フランスに来て3日目の夜のことです
私は日本にいるおじいちゃんのゆめをみました
「藍花ちゃん 登山に行ってもし困ったときは光る石をもって フランス語で『部屋のカギ』と言うんだよ」とゆめの中でおじいちゃんは言いました
次の日の朝 起きるとジャンヌさん一家に登山にさそわれました
おじいちゃんの言った通りで少しふしぎに思いました
山登りのと中 山小屋があったので少し休むことになりました
みんなが中に入ると とつぜんとびらが「バタン!」と閉まりました
部屋の中が真っ暗になり マリーとリリィはこわくて泣きだしてしまいました
すると 私の足元がむらさき色に光り始めました
それは 花の形の様な 光る石でした
その時私は ゆめでおじいちゃんが言っていた言葉を思いだしました
「部屋のカギってフランス語でなんていうの マリー リリィ!」
「ケイドゥーシャンブ!」
三人は大声でさけびました
するととびらが音を立てて開きました
みんなはいきおいよく山小屋をとび出しました
あたりを見ると一面花畑になっていました
むらさき色の小さな花が山いっぱいにさいています
これは藍の花です
おじいちゃんの庭にさいている藍の花とそっくりでした
なんだかおじいちゃんの家にいるようで なつかしい気持ちになりました
ジャンヌさんもはじめて見る藍の花の美しさにうっとりしていました
登山の2日後 待ちに待ったけっこん式です
たくさんの人がドレスアップしてパーティーに来ています
私は藍の花で作ったブーケをジャンヌさんにプレゼントしました
ジャンヌさんは私をギュッとだきしめてくれました
日本に帰る日に 私はマリーとリリィに藍の花のタネをわたしました
また 次会う時は 藍の花畑でピクニックをしようね というやくそくをしました
その時 カバンにしまった石が かすかに光りました