※この記事は2018年10月に書かれたものを加筆・訂正したものです。


今の子たちと話をすると、たまにバブル期を体験してみたいという意見がでる。

当時は過剰なまでのサービスだったから、バブル崩壊を経て、節約、節約の社会へと変化した。

けちになるのはいいが、心の貧乏人になってはいけない。

了見が狭いという奴だ。

近頃はそこかしこでおかしな事件ばかり。

以前、文明に頼ると人は病的になる、という話を書いたが、どうやら本当らしい。


暗闇に傘を片手にスマホを見ながら、耳はヘッドフォンの状態で歩くなど、正気の沙汰ではない。

見えない、聞こえないでは、完全無防備。

そもそも、夜中をほっつき歩くだけでもどうかと思うのに。

もっと持って危機感、とまず言いたい。

そして、人間というのは自分を厳しく律するほど利口ではないので、指針はある程度必要なのだと思う。

警察官や議員など、立場ある人間の犯罪も取り沙汰されているが、結局は使命感が希薄だからなのかもしれない。

そういうことを根本から見直す時期なのだと思う。

法律だけ酷しくしても、それだけでは方向性を示したことにはならない。

精神は別の問題。
教育と躾は大事。