サーパス工業(株)

当社は1982年の設立以来、フッ素樹脂を中心に耐薬品性・耐リーク性のある高品質なコネクターやバルブ、センサーなどの開発・販売に取り組んでいます。フッ素樹脂に着目した創業者が理化学機器業界向けに継ぎ手やバルブなどを開発し、培った流体制御技術のノウハウを生かして半導体業界へと事業領域を拡大。世界市場に向けて薬液輸送用のコネクターを供給し、信頼と実績を積み重ねてきました。

当社の強みは、製品の開発から設計・試作・製造・販売までを自社で一貫して手掛け、フッ素樹脂系の流体制御のトータルソリューションを提案できることです。“サーパス（超越する）”という社名に恥じぬよう、まだ市場にないニーズを探りつつ、お客さまのどのようなニーズにも応えます。決して「NO」と言わないチャレンジ精神で、対応不可能と思われる課題にもお客さまと共に挑みつづけてきました。

現在は半導体業界、理化学業界、再生医療・バイオ業界の3つの領域で国内シェアを伸ばし、安定した経営を続けています。40年にわたって培ってきた「設計Know－How」「加工技術」「電気」「制御」といった技術を融合させ、今後も次世代のメカトロニクス製品の開発に取り組み、ますます高度化していく産業界に対応することを目指します。当社の流体制御に関する技術は、さまざまな領域に応用できる可能性を秘めています。すでに、再生医療やバイオケミカル分野でのプロジェクトが進行中です。

いつの時代もお客さまの課題がなくなることはありません。当社は「ものづくり」のプロフェッショナル集団として、限界とされる課題を超越し、優れた解決策をお客さまに提案していく考えです。

探求心のある方、チャレンジ精神のある方、まずはやってみるという姿勢のある方と共に100年企業を目指し、流体機器の総合メーカーとしての歩みを続けていきます。
（企画室　小峰さん）