きのこ

マネーショット Pornhubは語るのきのこのレビュー・感想・評価

4.8
有名な動画サイトで
夜な夜な男子がゴソゴソして
賢くなっていた裏では

深刻な問題が発生していた。

インターネットを問題無く、
有意義に利用する人も居れば
犯罪に利用する人間も当然居る。

このサイトも例外では無かった。

たとえ悪人が一部だとしても
サイトの評価は一つになる

その結果、ルールを守って利用して
収益を得ていた人々の生活まで
危うい状況になっていく

Pornhubは、ユーザーを守ったのか
それとも、、、

男子の多くが知っているサイトの裏で
こんなことが起こっていたなんて
一切知らなかったので衝撃的でした
0件

    他のユーザーの感想・評価

    YoshiMia

    YoshiMiaの感想・評価

    3.5
    世界最大のポルノ動画サイト
    “ポルノハブ”は匿名による未成年のアダルト動画やレイプ動画の拡散の場であり、犯罪の温床となっていた
    それを訴える運動vs大企業のドキュメンタリー!

    いやぁ〜日本人、全男子は知ってるのかな?ポルノハブ。私はロゴさえも知らなかったけどAmazonなんかよりも収益のあるめちゃくちゃおっきい会社だそうな!


    サイトに身分証など個人情報を送り、所属ポルノ女優として収益を得られるユーザーと
    完全匿名だけど動画は載せれる、利益はないユーザーの二手に分かれていて
    その後者のユーザーがリベンジポルノであったり盗撮、レイプ動画を載せ
    未成年の少女に深い傷跡を残す
    消しても消してもデジタルタトゥーとなり完全に消し去ることは出来ない…なんて恐ろしい構図。


    こんなポルノサイト悪の塊!
    消滅させなくては!いざ!

    と、セックスが悪のようになるのは間違っていて、ポルノ動画全てが抹消されてしまえば行き場のなくなった性欲によって性犯罪が増えてしまったり、また今のバランスは崩れてしまう。


    男女によって意見は違うし、セックスワーカーの人達もまたビジョンは違って
    見る角度によって戦っている場所が違う所が面白かった


    ポルノハブの責任者?CEO?
    の家燃やされたん怖すぎ
    kanekone

    kanekoneの感想・評価

    3.5
    犯罪性のある動画に対してしっかりと対応しないポルノハブは言語道断だが、ポルノそのものを悪と決めつけて攻撃する人々も極端過ぎてどうかしてる。結局はセックスワーカーの人たちに皺寄せがいくのが酷い。面白かった。
    Pornhubの親会社の造形が良すぎる。大量に動画削除されたの、そういう事やったのね
    る

    るの感想・評価

    3.8
    性を搾取して金を稼ぐ金の亡者と、女性を守る正義の味方の戦いかと思ったら、ぜんぜんそんな簡単な話じゃなかった。
    人の弱みにつけこむインテリはわかりやすい悪なのでさておき、行きすぎた「善」を主張する人たちは、どうしても大衆の心を掴みやすい気がするので、その裏に悪意がある場合とてもタチが悪いな。
    なにより、誰もセックスワーカーのことを守ろうとしてはいないことに、あきれてしまった。(ああ言えばこういうで、やりたくてやったんでしょう、と言えてもしまうけど)
    権力と権力の争いに、無力な一般人が振り回されるという意味では、ポルノ業界も社会も会社も構造は変わらないな。
    まさき

    まさきの感想・評価

    3.6
    お世話になってる企業がゴミすぎて
    お話にならなかった。
    善い事がいき過ぎると
    いつでもダメになる。難しい世の中。
    mmmu

    mmmuの感想・評価

    -
    世界最大のポルノサイトが誰でも自由にアップロードできる仕組みだったってこわすぎる human traffickingって人身売買って訳されるけど、つまりは意志に反して人間をモノとして(目的ではなく手段として)扱うこと、それによっておこなわれる搾取を指していて、そのニュアンスはいまの訳語だと伝わりづらいのではないか 
    英語圏では反ポルノがキリスト教保守派と結びついていること、規制の煽りを1番受けるのはセックスワーカーの労働環境の悪化だということ、日本のポルノ市場との違いとかも気になった ポルノのポップ化にも功罪ある
    ムサシ

    ムサシの感想・評価

    3.0
    ポルノっていうより、ネットとSNSについてって感じ

    面白かったけど、それぞれのことをもっと深く知りたかった
    結論から言うと、つまりは#HENTAIを掲げた大東亜共栄圏の再興なのである。

    創造主の大学生からPornhubを買収したSEO最適化の天才ファビアン・ティルマンの調整によりトラフィックが激増、その後引き継いだ経営陣が鬼のプロモーションをかけて一気に月間訪問アクセス45億PVを叩きだし世界第9位のサイトにまで発展。
    アダビデ俳優が自分達で制作したファンタスティックムービーを有料会員に視聴させる中で手数料を取るビジネスモデルが合法かつ健全な状態で成功した。一方で一般会員として簡単にアップロード出来るような無法地帯の中で八百万のヤバ動画が蔓延り莫大な広告収入を得ていたのが本体だったため、あの空前絶後の動画削除劇となる。と言うような簡単な話では無かった。

    正義に笠を着まくった正義マンのヤバさを見た気がする。Pornhubの統計面白いよね。
    hasisi

    hasisiの感想・評価

    3.6
    エロ動画サイト[Prnohub]
    最大手の内情や歴史を紐解く過程で、業界そのものの構造が炙り出されてゆく。
    ポルノ俳優だけでなく、運営会社や、反対派のインタビューも交え、個人で動画配信する人々を取り巻く環境や実情に迫る。

    監督は、スザンヌ・ヒリンガー。
    2023年にNetflixで公開されたドキュメンタリー映画です。

    【主な登場人物】👙🩲
    [セレーナ・フレイテス]被害者。
    [ニコラス・クリストフ]コラムニスト。
    [ノエル・パーデュー]業界勤務。
    [ブリー・ミルズ]ポルノ監督・眼鏡。
    [ホイットニー・バーゴイン]元従業員。
    [マーティン・パトリキン]記者。
    [マイク・スタービレ]業界関係者。

    📱ポルノ俳優。
    [アサ・アキラ]大使。
    [ウォルフ・ハドソン]髭。
    [グウェン・アドラ]眼鏡・鼻ピアス。
    [シェリー・ドビル]ドレス。
    [シリ・ダール]ピンク髪。
    [ナターシャ・ドリームズ]大使。

    ⚖️弁護士。
    [イオタ・ソウラス]黒ぶち眼鏡。
    [ダニ・ピンター]ロングの七三分け。
    [マイケル・ボウ]角刈り。

    【感想】📹🛌🏼
    ヒリンガー監督は、ニューヨーク出身の女性。詳細分からず。『無責任大統領と17人の告発』の監督の1人で、エミー賞を受賞しています。

    ポルノの具体的な内容について詳しく解説してくれる素敵な映画。ではなくて、
    会社経営の話。
    序盤は、インターネット初期からのポルノの発展の歴史を振り返る場面や、撮影現場などが流れて魅力的。
    レトロゲームのカタログ動画を見ている感覚に近い。

    ネットの初期は、それまで本屋で購入していたエロ本が無限に拡張したので、夢中で画像を集めていた。
    いまでも時々狂ったように集める時があるで、動物の習性なのだろう。

    このノリのまま1本撮ってくれれば笑えて最高なのだが、
    社会派の監督がそんな視聴者を甘やかす映画を撮るはずもなく、
    鞭の部分がメイン。
    いかがわしい動画を見ているのがばれて、正座させられて説教されるような展開へ。

    [Prnohub]⬛🟨
    2007年にカナダで開設されたチューブ系エロ動画サイト。黒字に黄色いロゴが目印。
    2010年にポルノ大手、マインドギークの傘下に入った。
    世界で10番目に多くアクセスされているウエブサイトであり、国別アクセス数では米国についで日本が2位に入っている。
    (Oh😳)

    サイトが巨大化してく通例。初期は無法地帯であり、紆余曲折あって、いまは健全な環境になりつつあるらしい。
    (知らんけど)
    動画の大量消去の裏側で何が起こっていたのかまとめてある。

    以前は時々観覧していた気がする。昔の珍しいOVAやMMDなど。改革後は何もヒットしなくなったので、全然立ち寄らなくなって記憶の彼方に。

    メジャーになってゆく流れが当時の運営から聞かされるので「なるほどね」とはなる。
    運営からは試練を乗り越えてゆく成功体験も、ユーザー側からは退屈になってゆく過程。
    (とは言え、犯罪動画なんて興味ないし)
    普段の性生活に根差した興味深い内容だけど、今一つ乗り切れず、複雑な心境にさせられる。

    犯罪動画の被害を扱った場面は鬼気迫るものがあって、閉鎖されなかったのが不思議なほど。
    エロ動画サイトを敵視している人たちも、治安の維持に貢献しているから、一概に悪いとは言えない。

    👩🏽‍💻現場の話が聞ける。
    年下ばかりなのに、エロ歴史の理解度が高くて、師匠と呼びたくなるほど熱心な方々。
    修羅場をくぐってきた生き残りはみなタフで、パワーを分けてもらえる。
    笑えない深刻な内容が中心なので一服の清涼剤に。

    演者がどのようにして収益化しているのか、視覚的に認識できるのも映画ならでは。
    サブスクで生活している人達が紹介されて、
    確かに最近は「お金払ってくれたら本編を見せるわ😘」が増えたので、豪邸を建てた人がいても不思議ではない。

    話がそれるけど、Tubeでも最近までスポーツの生放送を自宅から中継している無茶な人達がいたけど、いまは全滅した。
    日本のテレビ番組であればTVerやABEMAで見られる。
    こんな風に公式が無料提供して、違法の存在意義が薄れている。
    (会話できるチャット欄が目当てだったので寂しいけど)

    ネットの動画に興味がない人の「1度動画が出まわったら、2度と消すことはできない」がミームになっている。
    サーバーに動画が記録されていて、容量を食うから昔の動画は理由をつけてつぎつぎ消されてゆく。
    たとえば、以前見かけた90年代のバラエティ番組なども、すぐにどこにも存在しなくなる。
    大手に統合されてゆく流れが、それに拍車をかけている。

    [OnlyFans]⚪🔵
    Twitterを模したサブスク型のSNS。
    演者が個人で商売できる方法の1つ。
    ユーザーは、お金を払って俳優と繋がる。定期的に写真や動画が公開されるので、無法地帯を歩いて、犯罪動画と衝突するような危険性が少ない。

    YouTubeだと、クリエーター向けのPatreonがよく見かける。
    買い切りか、定期購読か。寄付の形式なので、額も選べて自由度高く推しに貢げる。

    ⚔️ポルノは戦いの歴史。
    ポルノ撲滅教の人たちとの戦いが過酷で、映画業界とは共通点が多い。弁護士への相談が絡んで泥沼。
    裏に隠れている組織も有名どころで、儲かる業界はそれに比例してストレスも上昇する。

    [SESTA]🔯🦅
    性的人身売買業者法の有効化を停止できる米国の法案。
    この法律の施行によって、いくつもサイトが閉鎖に追い込まれ、そのつど配信者の働き先が消失。
    さらには、配信者のSNSが検索されなくなる処置など、追い打ちがかけられた。

    🕊️大切なのは配信者。
    最初はPrnohubの広告動画? のように思って見ていたら、サイトを叩く人だけでなく、経営の裏側も暴いていて、気持ちの持って行き場ない。
    切り取りによる印象操作も露骨で、両方を敵に回している。

    ネットでの仕事も冷徹。
    法律で規制されると一瞬で立ち行かなくなる。
    YouTuberも、突然収益化が出来なくなるので、専門でやれないって話は聞くし。

    演者にとって個人配信はどこで働くよりも安全なのに、
    犯罪と一色単にされて仕事が失われては逆効果だ。
    撲滅しようと過度に訴える人達が、誰よりも差別主義者なのはどの業界も変わらない。

    【映画を振り返って】📹🛀🏻
    📑めっちゃ真面目な内容。
    動画が勝手にアップされる被害への対処報告と、サイトが整備されてゆく流れ。
    ・身元確認できないと動画をアップできないようにする。
    ・問題のある動画がアップされたら消去して、アカウントを凍結する。

    まだまだ始まったばかりの業界なので問題だらけ。形が整ってゆく過程が、環境を初期から知る人たちのインタビューと合わせて再現されている。

    黎明期って確かに何でもありで面白いけど、
    お互いが満足できるに越したことはないので、法整備には反対する理由がない。
    それでも、いまは触れることができなくなった過去なので、映像化には価値がある。
    「そんな時代もあったなぁ」程度でも、
    昔を思い出す行為は脳にいいので、エロオジには打って付けの内容だった。
    よー

    よーの感想・評価

    3.4
    pornhubに限らず世に溢れるポルノ動画の中には違法なものも沢山あり被害に遭っている人たちが男女問わず多くいる傍らこのコンテンツを職とし生活している人たちも沢山いる。これだけのネット社会で全てを取り締まるのは難しいが本人の意思に反する違法動画のアップロード等は決して看過してはならない。日本は特に性に関してタブー視しがちだが正しいこととそうでないこととの線引きから目を背けずしっかりと教育していけばもっと傷つく人たちや失っていく命の数を減らすことができるはず。
    「マネーショット Pornhubは語る」の感想・評価を全て見る

    いいね!したユーザー

    きのこさんが書いた他の作品のレビュー

    物ブツ交換(2018年製作の映画)

    4.8

    ジョージアという小さな国の
    ある村では、ジャガイモで買い物ができる

    とは言っても

    5キロのジャガイモがあって
    行商人から買えるのは
    スカーフ

    25キロあっても
    ブーツが買えるだけ

    しかも
    どち
    >>続きを読む

    本当の僕を教えて(2019年製作の映画)

    4.9

    「事実は小説よりも奇なり」
    という言葉があるが

    この映画を観て
    全くその通りだと思った。

    ある男は事故で記憶を失った。

    それでも、なぜか
    双子の兄弟のことだけは覚えていた。

    自分達が幸せな家庭
    >>続きを読む

    ナイト&デイ(2010年製作の映画)

    4.9

    この映画のトムクルーズの役が
    もうめちゃくちゃトムクルーズ。

    飛行機でイケメンと知り合った女性は
    一旦冷静になるためにトイレに行った。

    戻ると

    彼が、
    機内の乗客もパイロットも
    全員撃ち殺してい
    >>続きを読む

    オールド・ガード(2020年製作の映画)

    4.8

    不老不死という長所を活かして
    気が遠くなるほどの年月

    人類を守り続けている者達が居た。

    でも誰かにバレるとめんどくさいから
    目立たないようにしてた。

    なのに
    いよいよ一番厄介な奴らにバレた。
    >>続きを読む

    15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

    4.8

    旅行中の幼馴染三人は
    高速鉄道でパリに向かっていた。

    楽しい日になる筈だった。

    けれど

    その日、その時間
    その列車では

    銃乱射事件が発生した。

    ただ、旅行中の三人が悲劇を未然に防いだ。

    >>続きを読む

    僕の人生に追いつくとき(2022年製作の映画)

    4.8

    忙しない日々を生きていると
    もう一年終わるの?
    と思うこともあると思うんですけど

    ある男は、数時間過ごすごとに
    一年経過していることに気がつく

    まだ自分は何も変われていないのに

    彼女との関係も仕
    >>続きを読む