
ブログ記事を書くときペルソナを設定すると良いと聞くけど、どうすれば良いの?
マーケティングでは細かい人物像を設定するらしいけど、ブログ記事を書くのにそこまでする必要があるのかな?
ペルソナを作る方法を詳しく知りたいよ。
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- ブログのペルソナの作り方
- ブログのペルソナを設定して記事を書く4つの手順
- ブログのペルソナを設定して記事を書いた後にやるべき2つのこと
なお、本記事の筆者はブログ歴が12年以上あり、7年近くブログ収益で生活しています。
これまで立ち上げたブログは有料と無料を合わせると20以上あり、ブログの記事を書く難しさは身を持って知っていると自負しています。
こういった経験を元に、この記事では、ペルソナを設定してブログ記事を書く方法を解説します。
ブログのペルソナの作り方


ブログ記事を書くとき、「ペルソナ」と呼ばれる架空の顧客像を設定することで「どんな記事を書けば良いのか」が明確になります。
顧客像を明確にすることで、
- この記事は誰に向けているのか、
- どのような悩みを抱えた人に向けているのか、
などが明確になり、設定した顧客像に近いユーザーに記事が読まれやすくなります。
マーケティングのように細い設定はいらない
マーケティングの「ペルソナ」の場合、まるで実在するかのような架空の人物像を設定します。
年齢、性別、家族構成、年収、職業、思考、趣味・嗜好、ライフスタイルを元に、その人物が抱えている悩みや目的、生活環境やプライベートを細かく設定する
上記の架空の人物像を設定することで、その人物像に対し、マーケティング戦略を立案し、施策を行います。
これが、マーケティングにおけるペルソナです。
ブログでペルソナを作る場合、ここまで細かく設定した方が良いの?と思うかもしれませんが、こんなに細かく設定しても意味無いので必要ないです。
面倒ですし、想像しにくいですよね。



私も、全然想像つかないし、時間のムダなので一切やってません。
他に簡単な方法があります。
身近な人を想定する
架空の人物像を考えるなんて面倒ですよね。
それよりも、身近な人を思い浮かべて、その人をペルソナとして設定した方が分かりやすいですし、イメージしやすいと思います。
身近な人とは、
- 過去の自分
- 友人・知人
- 取引先・顧客
などです。
身近な人を思い浮かべ、その人に対してアドバイスするような記事を書いた方が記事内容がわかりやすくなりますし、何より書きやすいです。
当ブログ記事の9割は私の身近な人を思い浮かべて書いたものです。
- ブログ関係やWeb集客の記事 → 過去の自分や知人へのアドバイス
- アフィリエイト・ガイドライン関係 → 知人へのアドバイス
おおむねこのような感じです。
このように、身近な人にアドバイスするような記事を書けば、ペルソナを細かく設定する必要はありません。
ペルソナを設定する理由
なぜ、ペルソナを設定するのでしょうか。
理由は、検索ユーザーの「検索意図」を具体的にイメージするためです。
検索意図とは、検索ユーザーが「どのような状況でどのような情報を調べたいのか?」という考え(意図)のことを言います。
例えば、下記2つの記事があった場合、どちらの記事が読者満足度が高いでしょうか。
- 自分本位で書いた記事
- 読者ニーズを満たした記事
当然、「読者ニーズを満たした記事」が読者満足度が高いですよね。
このように、読者満足度が高い記事を書くために、ペルソナを設定するのです。
ペルソナを設定することでユーザーの検索意図が明確になり、読者ニーズを満たしやすい記事が書けるようになります。
以上、ペルソナの作り方を解説しました。次のパートでは、ブログのペルソナを設定して記事を書く手順を解説します。
ブログのペルソナを設定して記事を書く4つの手順

それでは、ブログのペルソナを設定する手順を解説します。
- 手順①:2語以上のキーワードを設定する
- 手順②:ユーザーが求めてる情報は何かを考える
- 手順③:頭の中で想定読者と会話しながら記事構成を作る
- 手順④:文章を肉付けする
上記のとおりです。
手順①:2語以上のキーワードを設定する
最初に、2語以上のキーワードを設定します。
2語以上のキーワードを設定する理由は2つあります。
- 検索ユーザーが情報を調べる時は2語以上の単語が多いから
- 検索ユーザーの悩みを想定しやすいから
1語のキーワードでは、ユーザーがどのような情報を求めているのかが分かりませんので、2語以上で設定します。
本記事では「ブログ ペルソナ」というキーワードを設定して記事を書いています。
メインのキーワードや、どのようなジャンルの記事を書くか決まっているけど、2語以上のキーワードが自分では思いつかないという方は、ツールで関連キーワードを一括抽出してみてください。
2語以上のキーワードを網羅的に抽出できるので、書けそうだと思ったキーワードで記事を書けば良いと思います。
手順②:ユーザーが求めてる情報は何かを考える
2語以上のキーワードを設定したら、ユーザーが求めている情報は何かを考えます。
繰り返しになりますが、本記事では「ブログ ペルソナ」というキーワードを設定して記事を書いています。
このキーワードで検索しているユーザーはどのような情報を求めているかを考えます。
恐らく、下記のような情報を求めているのでは?と推察できます。
- ブログのペルソナって何?
- ブログのペルソナを設定するとどんな効果があるの?
- ブログのペルソナの作り方を知りたい。
そして、このような情報を求めているユーザーに対し、どのような記事を書けばユーザーニーズを満たすことができるのか?を考えます。
この時に、設定したペルソナが役に立ちます。
手順③:頭の中で想定読者と会話しながら記事構成を作る
設定したキーワードで検索しているユーザーの悩みは何かを推察したら、設定したペルソナと頭の中で会話しながら記事構成を作ります。
頭の中でペルソナと会話する
これだけでは分かりにくいと思いますので、下記前提条件で頭の中で会話していきます。
- キーワード:ブログ ペルソナ
- ペルソナ:私の知人


ブログのペルソナって何なの?記事書くのにそんなことするの?面倒くさそうだけど。


マーケティングのように細かく設定しなくても、似たような悩みを抱えている知り合いにアドバイスするような感じで大丈夫だよ。記事が読まれやすくなるのでやった方が良いよ。


ブログのペルソナを設定したら、具体的にどうやって記事を書けば良いの?


手順はこんな感じだよ。


他になにか注意点というか、「これをやっておいた方がいいよ」という事があったら教えて。


記事を公開した後に検索順位をモニタリングした方が良い。順位が低ければリライトの必要があるし、リライトの効果が見えるので、絶対必要だよ。


なるほど、分った。
会話の内容をまとめ、解決策から記事構成を作る
設定したペルソナにアドバイスした解決策を元に、記事構成を作ります。
まずは頭の中の会話の内容をまとめます。
- ブログのペルソナって何なの?記事書くのにそんなことするの?面倒くさそうなんだけど
- マーケティングのように細かい設定はいらないよ。
- 身近な人を想像すればやりやすいよ。
- ペルソナを設定する理由はこうだよ。
- ブログのペルソナを設定したら、どうやって記事を書けば良いの?
- 具体的な手順は、
- 最初に2語以上のキーワードを設定
- そして、そのキーワードで検索しているユーザーの悩みを考える。
- 頭の中で読者と会話する。これで記事構成が作れる。
- あとは肉付けするだけ。
- 他にやっておいた方が良い事があれば教えて
- 検索順位をチェックした方が良いよ。
会話の内容をまとめると、ざっくりとした記事構成ができますので、誰が見ても分かるように見出しとして整理します。
これで、記事構成ができ上ります。
手順④:文章を肉付けする
見出しとして記事の骨格ができ上ったら、あとは文章を肉付けするだけです。
文章を肉付けする際、テキストだけだと読みにくくなるので、装飾を入れると記事が読みやすくなります。
この流れで記事を作ると、読者ニーズを満たしやくなりますので、ペルソナと同じ悩みを抱えているユーザーに記事が読まれやすくなります。
ブログのペルソナを設定して記事を書いた後にやるべき2つのこと

最後に、ブログのペルソナを設定して記事を書いた後にやるべきことを2つ紹介します。
- キーワードの検索順位をモニタリングする
- 検索順位をチェックしつつリライトする
上記のとおりです。
キーワードの検索順位をモニタリングする
公開した記事のキーワードの検索順位をモニタリングします。
「手順①:2語以上のキーワードを設定する」という項目で2語以上のキーワードを設定したと思いますが、記事を公開した後に検索順位チェックを使い、検索順位をモニタリングします。
検索順位のチェックは「 検索順位チェックツールおすすめ!無料試用可【料金/機能比較】」という記事でも紹介している、下記ツールがおすすめです。
- インストール型
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キーワードを登録しておけば、自動で検索順位をチェックできるようになるので便利です。
検索順位をチェックしつつリライトする
検索順位をチェックして、順位が思うように上がっていなかったり、順位が低ければリライト(加筆・修正)します。
順位が上がらないということは、記事内容に問題があるはずです。
検索上位の記事と比較して、
- 記事内容が薄くないか → 情報を追加する
- 記事が読みにくくないか → 読みやすく改善する
- 関連記事同士を繋げているか → 関連記事があれば内部リンクを張る
など、問題点を抽出してリライトします。
リライトしたら、キーワードの順位をモニタリングします。
この作業を繰り返すことで、検索順位が徐々に上がるようになります。
まとめ
ブログのペルソナを作る方法を解説しました。
ペルソナを設定することで読者ニーズを満たしやすい記事を書きやすくなり、読まれやすくなります。
読まれやすい記事を書けるようになれば、ねらったキーワードで上位表示できるようになりますので、慣れないうちは難しいかもしれませんが、ぜひチャレンジしてみて下さい。