
今まで検索で上位表示されていた記事が、最近順位が下がってきたんだ!
自分で言うのもなんだけど、記事の質は悪くないと思うんだけど、何でだろ?
なんとか順位を戻したいから、対処法を教えて欲しいよ!
ブログ記事の検索順位が下がった時に見直す8つの項目


ブログを運営していると、今まで上位表示されていた記事の検索順位が下がってきたという経験は1度はあるはずです。
検索順位が下がればアクセス数が減ってしまい、ブログからの収益が低下する事になるので、これ以上、順位が下落しないよう早急に見直しましょう。
順位が下がった時に見直す項目は8つあります。
- 記事タイトルの見直し
- 見出しタグの見直し
- 記事内容の情報を追加する
- 関連記事の内部リンクを見直す
- meta description(メタ・ディスクリプション)の最適化
- 記事の公開日の日付を更新する
- 画像に代替テキスト(alt属性)を設定する
- ブログの表示速度の見直し
上記のとおりです。
記事タイトルの見直し
検索順位が下がった時、最初に見直すべき項目は「記事タイトル」です。
SEO対策上、記事タイトルは非常に重要です。
もし、ブログの記事タイトルが下記1つでも該当するような場合、早急に記事タイトルを見直しましょう。
- 上位表示したいキーワードがタイトルの真ん中ぐらいにある → タイトルの前の方(一番左)に入れましょう
- 関連キーワードが入っていない → 関連キーワードを必ず含める
- タイトルが長い → タイトルはなるべく32文字~42文字以内に納める
見出しタグの見直し
見出しに上位表示させたいキーワードは含まれてるでしょうか。
<h2>の見出しに上位表示させたいキーワードを1語以上含めるようにしましょう。
記事内容の情報を追加する
今まで上位表示をされていた記事を読み返したでしょうか。もし、読み返していなければすぐに読み返しましょう。
そして、今の時点で読み返してみて、下記いずれかに1つでも該当することはあるでしょうか。
- 読み返すと、若干、情報が足らない気がする。
- 記事を書いた当時と今では、記事内容が時流に合っていないような気がする。
- 上位表示されている記事と見比べたら、少し情報が足りない気がする。
もし、1つでも該当することがありましたら、記事内容の情報を追加したり、修正するようにしましょう。
関連記事の内部リンクを見直す
関連記事に適切な内部リンクを貼ってるでしょうか。
内部リンクを貼る時は、記事内容に関連する内部リンクだけ貼るようにしましょう。
また、順位が下がった記事に関連する内容の記事を書いたのであれば、こちらの記事にも内部リンクを貼ったり、関連する記事同士、相互に内部リンクを貼るようにしましょう。
meta description(メタ・ディスクリプション)の最適化
meta description(メタディスクリプション)を最適化して、検索ユーザーが一目で記事の概要が分かるよう、分かりやすい説明文を設定しましょう。
meta descriptionを最適化しても検索順位に影響はありませんが、最適化する事でクリック率が変わりますので、上位表示を狙うキーワードを含めつつ、分かりやすい説明文を設定しましょう。
記事の公開日の日付を更新する
記事の公開日の日付は当時のままになっていないでしょうか。
記事の公開日は検索結果に表示されますので、日付が古いままだと検索ユーザーに「情報が古い」と思われてしまい、クリックして貰えないことがあります。
例えば、2023年の最新情報を知りたくて検索で調べているのに、検索結果に表示された記事の投稿日が2017年と表示されていたら、ユーザーはどのように感じるでしょうか。
恐らく、「情報が古い」と感じるユーザーが多いと思います。
定期的に記事をメンテナンスしていて、2023年の最新情報を公開していても、検索結果に表示される日付が「2017年」などのように過去のものであれば、検索ユーザーに「2017年の古い情報」と判断されてしまう可能性があります。
わずかなことで機会損失になりますので、更新日の日付が表示されるように設定しましょう。
記事の更新日を表示させるには
記事の更新日を表示させるには、WordPressの場合、方法は2つあります。
- 更新日が表示されるテーマを使う
- 更新日が表示されるようにカスタマイズする
最近のテーマは更新日が表示されるようになっていますが、初期設定で「公開日のみ」となっているケースがあります。
もし、更新日が表示されていなければ使っているテーマの設定を見直してみましょう。
画像に代替テキスト(alt属性)を設定する
記事中に画像を挿入している場合、検索エンジンに「この画像はこういった内容の画像です」という事を伝えるために、代替テキスト(alt属性)を設定しましょう。
検索エンジンの画像認識精度は格段に向上しており、画像の内容をほぼ特定していますが、完全ではありませんので、画像の説明文である代替テキスト(alt属性)を設定し、検索エンジンに画像の正しい意味を伝えるようにしましょう。
ブログの表示速度の見直し
ページの表示速度の遅さは検索順位に悪影響を及ぼします。
上位表示されている記事と自分のブログを見比べ、自分のブログの表示速度が遅ければ、少しでも早く表示されるよう改善しましょう。
ページの表示が遅ければ、下記方法で表示速度が改善できないか、検討してみましょう。
- 画像のサイズを圧縮
- データベースの最適化
- ファイルの軽量化(gzipでファイルを圧縮する )
- サーバーの移転
ページの表示速度を具体的に確認する方法
Googleの無料ツール「PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)」を使うと、ページの表時速度を数値化して調べることができます。
URLを入力するだけで調べられますので、自分のブログの表示速度を調べてみましょう。
公式サイト:PageSpeed Insights
ブログ記事を見直しても検索順位が上がらない時の2つの対処法 外部対策

「検索順位が下がったときに見直す8つの項目」で紹介したすべてに項目を見直すと検索順位は回復する場合がほとんどですが、下記のように順位が戻らないことがあります。
- 順位がほとんど上がらない
- ある程度まで回復したけど、1~3位には食い込めない
上記の場合は外部対策で負けている可能性が考えられます。
そこで、ブログ記事を見直しても検索順位が上がらない時の対処法を2つ紹介します。
- SNSで記事をシェアする【更新を知らせる】
- 被リンクを自分で増やす
上記のとおりです。
SNSで記事をシェアする【更新を知らせる】
SNSのリンクは「nofollow属性」のリンクなので、被リンクとしてはカウントされません。
そのため、直接的な外部対策にはなりませんが、記事をシェアすることでフォロワーに更新を知らせる事ができますので、SNS経由のアクセス流入が見込めます。
フォロワーに記事を気に入って貰えれば、参照リンクやはてブを獲得できる可能性があります。
やらないよりはやった方が良いので、記事を更新したらSNSでシェアして記事内容を更新したことを知らせましょう。
被リンクを自分で増やす
自分でサイトを作って、自分が運営しているブログにリンクを張って、被リンクを増やしましょう。
代表的な方法は下記5つあります。
- ポートフォリオサイト・プロフィールサイトを作る
- SNSと関連付ける
- はてなブックマーク
- noteに記事を書いて関連付ける
- 寄稿する
被リンクは記事を書いて待っているだけでは簡単には増えませんので、まずは自分でリンクを張って被リンクを増やしましょう。
自作自演のリンクを張るとペナルティを受けるのでは?
「被リンクを自分で増やしましょう」と言うと、「自作自演リンクでペナルティを受けたりするのでは?」と心配される方がいますが、基本的には問題ありません。
「基礎知識!被リンクとは?【SEO効果】や獲得方法を解説」という記事でも解説しているとおり、やりすぎは良くないですが、自分が運営しているサイトからリンクを張るぐらいであれば全く問題ありません。
まとめ
以上、ブログ記事の検索順位が下がった時の対処法を8つ紹介しました。
この記事で紹介している対処法をすべて行っても、すぐに順位が改善される訳ではありません。検索エンジンが順位を見直すまで、ある程度の時間は必要となります。
記事を改善してから3か月以上経っても、まったく順位が上がらない時は被リンクで負けている可能性が高いので、SNSでシェアしたり、被リンクを自分で増やすなどして被リンク対策を行ってみましょう。