基礎知識!被リンクとは?【SEO効果】や獲得方法を解説!

被リンクを獲得するとSEO効果があるみたいだけど、被リンクって何?

仕組みや初心者でもできる被リンクの獲得方法があれば知りたいなぁ!

本記事の内容
  • 被リンクとは外部サイトから張られるリンクのこと
  • 初心者でもできる被リンクの3つの獲得方法
  • やってはいけない被リンク3つのパターン

なお、本記事の筆者はブログ歴が12年以上あり、7年近くブログ収益で生活しています。

こういった経験を元に、この記事では、Googleが公開しているSEO情報を元に、被リンクのSEO効果や被リンクを増やす方法を解説します。

被リンクのSEO効果に関する情報をお探しの方や、被リンクの獲得方法に関する情報をお探しの方の参考になれば幸いです。

被リンクとは外部サイトから張られるリンク

最初に、被リンクの言葉の意味から解説します。

被リンクとは、外部サイトから張ってもらうリンクのことをいいます。

他サイトから自サイトへ張られるリンクのことです。

被リンクのSEO効果(Web上の人気投票)

検索エンジンはサイトのコンテンツの重要度を判断するうえで、被リンクを基準に判断しています。

簡単に言うと、被リンクの本数が多いサイトは重要度が高く、本数が少ないと重要度が低いと判断されます。

  • 被リンクの本数が多い → 重要度の高いサイト
  • 被リンクの本数が無い・少ない → 重要度が低い

ほかにも様々な要因はありますが、基本的な仕組みは上記のとおりです。

被リンクの仕組みはWeb上の人気投票

被リンクの仕組みは「Web上の人気投票」です。

検索エンジンはリンクを「投票」と解釈してますので、投票が多いサイト、記事を下記のように判断します。

  • 情報の信頼性が高い
  • 有益な情報が掲載されている

このことは、Google公式サイトにも下記のとおり記載されています。

4. ウェブ上の民主主義は機能する。

Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザーがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。

出典:Google が掲げる 10 の事実 | Google について – 

被リンクが多いサイトは評価対象になりますので、結果として検索順位が上がりやすくなります。

リンクの本数よりもリンク元のドメイン数が重要視される

被リンクの本数が多いサイトは評価対象になりますが、被リンクの評価で考慮されるのはリンクの本数ではなく、リンク元となるドメインの数が重要です。

例えば、下記2通りのケースがあった場合。評価対象となるのは複数のドメインから被リンクを受けているサイトとなります。

  • 1つのドメインから、10本の被リンクを獲得している
  • 10このドメインから、10本の被リンクを獲得している

リンクの本数は同じでも、ドメインが分散している方が評価対象となります。

被リンクは質を重視される(質が低いリンクはマイナス評価)

被リンクの仕組みはWeb上の人気投票ではありますが、
必ずしも被リンクの獲得数が多いサイトが評価を受けるとは限りません。

被リンクは本数よりも質を重視してます。

多くの被リンクを獲得したからといっても、リンクの質が低ければサイトの評価は上がりません。

むしろマイナス評価になることもありますので注意が必要です。

  • 質の高い被リンク1本 → 検索順位が上がる
  • 質の低い被リンク30本 → 検索順位は上がらない(マイナス評価の可能性あり)

では、質の良い被リンクと質の悪い被リンクの違いはどのようなものがあるのでしょうか。

質の良い被リンクと質の悪い被リンクの違い

質の良い被リンクと質が悪の被リンクの違いは下記のとおりです。

質の良い被リンク質が悪い被リンク
自サイトに関連性があるサイト・記事からの被リンクドメインパワーが高いサイトからの被リンクE-A-Tが高いサイトからの被リンク自サイトに全く関連性のないサイト・記事からの被リンク質が低いサイト・記事からの被リンクスパムサイトからの被リンク自作自演サイトからの被リンク

SEO効果を高めるには、質の高い被リンクをいかに獲得するかが重要です。

質の低い被リンクを獲得したところでSEO効果は期待できないですし、むしろマイナスの効果しかもたらさないので注意が必要です。

質が良いサイトから被リンクを獲得してもSEO効果を期待できない場合あり

基本的に、質が良いサイト・記事から被リンクを獲得すればSEO効果を期待できますが、質が良いサイトから被リンクを獲得しても、SEO効果を期待できない場合もあります。

それは、「nofollow属性」と呼ばれる被リンクです。

信頼性の高いサイトからいくら被リンクを獲得できたとしても、その被リンクがnofollow属性だった場合、SEO効果は期待できません。

まったくゼロとまでは言い切れませんが、効果は薄いです。

nofollow属性は、リンクのSEO評価を渡したくないときに使われるリンク属性のことで、信頼性が低いサイトにリンクを張る時や、広告のリンクを張る時に使われます。

nofollow属性のリンクが張られる3つのケース

nofollow属性のリンクが張られるケースは下記3つあります。

  • 無料ブログからの被リンク
  • コメント欄に貼られたリンク
  • SNSからの被リンク

上記の被リンクはnofollow属性の場合がほとんどなので、被リンクを獲得してもSEO効果は期待できません。

SNSからの被リンクは間接的なSEO効果がある

SNSからの被リンクはnofollow属性なので、直接的なSEO効果は期待できませんが、間接的なSEO効果はあります。

SNSで記事がシェアされることで、下記3つのSEO効果を期待できます。

  • 参照リンクが増える可能性がある
  • サイテーションを獲得できる
  • はてブされる可能性がある(被リンク効果あり)

以上、被リンクの言葉の意味や仕組みを解説しました。次のパートでは、初心者でもできる被リンクの獲得方法を紹介します。

初心者でもできる被リンク3つの獲得方法

初心者でもできる被リンクの獲得方法を3つ紹介します。

  • Webサービスを使って自サイトにリンクを張る
  • SNSでシェアする
  • 第三者が運営するサイトに寄稿する

上記のとおりです。

Webサービスを使って自サイトにリンクを張る

Webサイト作成ツール、プロフィールサイトなどのWebサービスを使って、自サイトにリンクを張ることで被リンクを獲得できます。

下記Webサービスであれば無料から使えますので、お時間がある方は、実際に登録して、自サイトにリンクを張って被リンクを獲得しましょう。

SNSでシェアする

SNSからの被リンクは間接的なSEO効果がある」という項目でも解説したとおり、SNSのシェア自体に直接的な被リンク効果はありませんが、間接的なSEO効果を期待できます。

新規記事を投稿したらSNSでシェアしましょう。

第三者が運営するサイトに寄稿する

第三者が運営するサイトに寄稿することで、寄稿先のサイトから被リンクを獲得できる場合があります。

寄稿先のサイトが著者情報や執筆者情報を公開しない場合、被リンクは獲得できません。

ご自身の専門性や独自性を活かせるサイトが寄稿記事を募集していたり、ライターを募集していたら、記事の寄稿にチャレンジしてみましょう。

「記名記事」であれば、著者情報や執筆者情報として自サイトにリンクを張れます。

以上、初心者でもできる被リンクの獲得方法3つ紹介しました。
次のパートでは、やってはいけない被リンクのパターンを3つ紹介します。

やってはいけない被リンク3つのパターン

やってはいけない被リンクパターンは下記3つです。

  • 自作自演でリンクを増やす
  • リンクを買う
  • リンクプログラムへの参加

上記のとおりです。

自作自演でリンクを増やす

自作自演のリンクとは、第三者が運営しているように見せかけてサイトを作り、自サイトにリンクを張る方法です。

よくある方法が複数の無料ブログでアカウントを作成し、20~30本ぐらいの記事を公開し、検索順位を上げたい自サイトに一方向のリンクを張る方法です。

こうした対策は不自然になりがちで、Google側も自作自演のリンクを判別する対策をしていますので、ペナルティを受けやすいので要注意です。

ただ、自作自演がすべてNGという訳ではなく、「Webサービスを使って自サイトにリンクを張る」という項目で紹介している方法であれば、ペナルティを受けることはありません。

リンクを買う

リンクを買うとは、リンクを売っている個人や業者からお金を払ってリンクを張ってもらう方法です。

有料リンクの購入はGoogle検索のガイドライン違反となり、ペナルティを受けますので、購入するのは止めましょう。

リンクプログラムへの参加

リンクプログラムとは、相互リンクする事だけを目的としたリンクに参加することです。

よくあるケースは下記のとおり。

  • 「相互リンク募集」などと書かれた企業サイト
  • 自動相互リンクツールの利用
  • 相互リンク募集サイトの利用など

上記のように、相互リンクをすることだけを目的としたリンクに参加すると、ペナルティの対象となりますので、注意しましょう。

参考リンクGoogle ウェブマスター向け公式ブログ [JA] : リンク プログラムのネットワークに対策を行いました

まとめ

以上、被リンクの仕組みや獲得方法、やってはいけない被リンクの獲得方法を解説しました。

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