「ハリファックスに留学したいけれど、どんなところなんだろう……」
と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ハリファックスはカナダにある港町で、海や自然を身近に感じられる場所です。日本人が少ない、治安が良いなどの理由から、英語留学の渡航先としておすすめです。
しかしまだまだ日本人に知られていないため、具体的なハリファックス留学のメリットやデメリットは、なかなか分かりにくいですよね。
そこで今回は、ハリファックスの基本情報、ハリファックス留学のメリットとデメリット、留学をおすすめする人について解説します。
今回の記事を参考に、ハリファックス留学を検討してみてくださいね!
[目次]
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ハリファックスはカナダの東にあるノバスコシア州に位置しており、港を中心に街が広がる都市です。もともとは1740年代にイギリス人が入植して作られた街なので、街中にはその時代のレトロな建物が今も残っています。
ハリファックスの最大の特徴は、「街に海や港があること」。海沿いに街が広がり、さらに車で30分ほど移動すると緑を感じる場所もあります。歩いて移動できる範囲に中心部のダウンタウンや商業施設が集まっているので、生活に不便を感じることはありません。
カナダの冬(12〜2月)は雪が降るほど寒いイメージがあるかもしれませんが、ハリファックスは内陸にある他の都市ほど寒くはありません。トロントなど大都市は冬の平均気温がマイナス4℃ですが、ハリファックスの冬は平均0.7℃と少し高めです。夏(6〜8月)は平均21.7℃と、日本と比べると過ごしやすい気候です。
日本からハリファックスまでの移動は、直行便がないため、カナダのトロントなどの都市やアメリカの都市を経由することになります。時差は13時間ありますが、サマータイムの時期は12時間になります。
日本では知名度が高くないぶん、日本人の留学生もまだまだ少ないハリファックス。日本語から離れて勉強できるので、語学留学では英語力が伸びやすい、穴場な都市です。
ハリファックスはカナダの大自然を感じながら生活し、英語学習にも集中することができるでしょう。
続いては、ハリファックス留学のメリットとして、
の5つを解説します。
ハリファックスでは日本人をはじめとするアジア人の留学生をほとんど見かけません。語学学校も中南米や中東からの留学生が中心です。
そのため日本語を話すことはほとんどなく、英語学習や英会話だけに集中することが可能です。
日本人の少ない場所で勉強に集中したい人にはぴったりの都市と言えますね。
ハリファックスはトロントやバンクーバーほどの大都市ではありませんが、ショッピングモールなど生活に必要な施設はほとんどそろっています。生活に不便を感じることはないうえに、徒歩圏内にすべて集まっているので移動には困りません。
買い物も徒歩で済むので、移動に時間を取られることが少ないです。
冒頭でハリファックスは海沿いの街だとお伝えしました。そのため休日は海沿いを散歩したり、マリンアクティビティを楽しんだりすることが可能です。
日本では東京など首都圏に住んでいると、ガヤガヤとした雰囲気に疲れてしまうこともあるかと思います。ハリファックスでは喧騒を感じることもなく、のんびりと生活できます。日々リラックスできるので、ストレスもほとんど溜まりません。
ハリファックスでは大きな犯罪が起きることはほとんどなく、カナダの中でも治安が良いです。初めての海外生活でも不安を感じることが少なく、安心して勉強に集中できますよ。
ハリファックスには日本人を含むアジア人が少ないとお伝えしました。その分カナダ人の比率が高く、ほとんどの人がフレンドリーです。カナダ人と交流する機会も多いので、英語を話す練習や現地の文化を知れるチャンスがたくさんあります。
英語だけでなく、国際交流や異文化を知るきっかけとなるでしょう。
次はハリファックス留学のデメリットとして、
の5つを解説します。
ハリファックスにある語学学校は10校未満と、あまり多くありません。自分に合わない語学学校だったとしても、移動できる学校は限られてしまいます。また自分に合う学校やコースが用意されているとも限りません。
ただしハリファックスは大学の多い街であり、大学付属の語学学校などもあります。大学入学を目指すコースや現地大学生と交流できるチャンスもあり、他の大都市とは異なる留学経験ができることも。
数は少ないですが、情報収集に力を入れて留学の目的を実現できるように努めましょう。
先ほどハリファックスには日本人が少ないとお伝えしました。短期留学では英語学習に集中できる良い環境となりますが、長期留学では寂しく感じる可能性もあります。また日本語が通じないと病気やケガのときにうまく伝えられず、不安を感じることも多いです。
寂しいときは日本の家族や友達に連絡を取るなど、ホームシックになる前に日本語で話す機会を作りましょう。勉強の息抜きにもなりますよ。
ハリファックスへは日本からの直行便がありません。カナダにある他の都市やアメリカの都市を経由することになるので、フライト時間はおよそ14〜15時間。また乗り換えの待ち時間が数時間から数十時間におよぶこともあり、移動だけで1日を消耗します。
短期留学は移動時間も考えながら、スケジュールを組むようにしてください。
カナダはワーキングホリデービザを利用できる国であり、ハリファックスに滞在することも可能です。しかしハリファックスは街の規模があまり大きくないことから、現地での仕事は見つかりにくいです。
ただし言い換えれば、「日本食レストランなどで日本語を使って働く可能性は低い」ということ。カナダ人と平等にチャンスがあるので、挑戦できる仕事の幅は広がります。
ハリファックスはマリンアクティビティなどが豊富ですが、遊園地や映画館などの遊べる場所はあまり多くありません。休日や休暇中に息抜きできる場所が少なく、退屈に感じることがあります。
友達と1日中遊びたい場合は、思いきって他の都市に行ってみましょう。たっぷり遊べるのはもちろん、「カナダ国内でも都市によって特徴が違うんだな」と自分の目で学ぶことができますよ。
ここまでハリファックス留学のメリットやデメリットをお伝えしました。上記のことから、ハリファックス留学は以下のような人におすすめです。
反対に、以下のような人にはあまりおすすめできません。
日本人の多い都会的な留学先を希望する人は、以下のような都市を検討してみてください。
詳しくは以下の記事で紹介していますので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
バンクーバー留学の特徴とは?メリット・デメリットを徹底解説!
今回は、ハリファックス留学のメリットとデメリットを解説しました。
おさらいすると、ハリファックス留学には以下のメリットがあります。
自然豊かな場所に留学したい人、日本語から離れて勉強したい人にはとてもおすすめです。
ハリファックス留学が自分に合っていると感じた人は、さっそく語学学校を探してみてくださいね。
語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。
留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。
なんとなくイメージが持てたら、留学エージェントに相談してみましょう。
目的にあった留学期間が設定できているか、渡航先の雰囲気は自分に合っているか、受け入れ先の語学学校や滞在先は自分の希望に沿っているかなど、プロの目線からアドバイスがもらえます。
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