記念すべき第一回は、観戦欄で目に付いた④センチさんである。強いんで勝手に取り上げます。すいません。
4個ほど牌譜を見た印象。この人はフリーでガチ強タイプなんじゃないか。名前から、ポンチーポンチーしてラス回避していくタイプのような印象を受けるが、実際には割と面前でぶつけにいくタイプである。手牌はパンパンにはせず危ないターツは先に払っていく。シュシュッ系面前型だが、自分の手格好によっては相当危ない牌も切っていく。
「4センチ」じゃなくて「④センチ」なのはなんかあんのかな。「4センチ」はもう取られてたとかか。4個牌譜見た中では一度も4センチになってなかったし、完全に⑬センチさんである。
①
対面のリーチを受けて、上家の切った6mを456でチー打9p。
3pも切ってもうちょい頑張る。
追っかけモギリーが入ったところでオリ。
②
親番。8sが2枚飛んでいることもあり三色のタネは残す。
③
対面の役役3フーロ。上家の1mを合わせず先にドラを処理。不退転の構え。
からの満貫。
④
中1枚飛びなので中を切って5ブロックに受けるかと思ったが、マンズのリャンカンから1枚払って6ブロック。
⑤
ここから受け入れMAXに受けず打4s。どう見ても完全に正着。
⑥
今7pをツモったところ。2件に片筋+外側だけど通ってない6sを通して
ツモい。これは大きいアガリ。
⑦
形を決めて危なくなりそうなところを先に払う。
⑧
3p1枚見え、3m2枚見え。イーペーコーはあるけどマンズを払う。あがれない2000点ダマよりリーチかけてテンパイ料でももらっとくか、という構想だろうか。
⑨
アンパイないのでとりあえず2mを切って・・・
アガリきってしまった。
⑩
残り2枚(待ちは良し)の5800 or 親満テンパイ。ドラポンに相当刺さりそうなところだがこれもぶった切る。
下家の手出しの7pはかなり関連牌くさいけど、9p先に切ってるので7p切りのところでカン6pテンパイから36pに受け変えたパターンはあんまりなさそうだ。とすると、36pの危険度ちょっと下がるとかあんのかな。3pは刺さってもおかしくない牌なのは間違いないけど。
⑪
ターツは足りているので4s切りで南ツモでの満貫~跳満を見る。
⑫
当然こんなゴミポンはせずスルー。
⑬
オーラス。上家はテンパイ濃厚で刺さればラス終了。きつい状況。7mは結構きつめ。下家が8sを切ったので5sで回る選択肢もあるが・・・
ここは当然プッシュ。厳しい牌でも勝負どころと見ればシレッと切っていく。
⑭
さりげなく上下のアンパイ9mをキープしてソーズ払い。面前シュシュッ型のお手本のような1s切り。すごく好み。
⑮
トップ目。順目的に鳴かないと厳しそうだがぶつけにいく。
うーん、天鳳強者というより麻雀強者って感じだ。すずめクレイジーさんに打ち筋似てるかも。強いです。
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(8)は景色的に3pが拾えそうなのと、1233色狙いではないですかね?
コメントありがとうございます!
確かにピンズは強そうですね。一手変わりですが、三色もありますね
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