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立花孝志元党首、有罪確定へ NHK契約者情報を悪用

最高裁第3小法廷(今崎幸彦裁判長)は、NHK受信契約に関する個人情報を不正に取得し、インターネット上に流出させるとNHKに迫ったとして、不正競争防止法違反や威力業務妨害などの罪に問われた旧NHK党で党首だった立花孝志被告(55)の上告を棄却する決定をした。22日付。懲役2年6月、執行猶予4年の一、二審判決が確定する。

被告側は「正当な政治活動だ」と主張したが、一審・東京地裁判決は、情報を人質のように利用してNHKの業務を妨害したと指摘。「落ち度のない受信契約者の個人情報を流出の危機にさらし、政治活動としての許容範囲を超えている」とした。二審・東京高裁も支持した。

判決によると、東京都杉並区で2019年9月、NHKの集金業務を請け負っていた会社の元社員=不正競争防止法違反罪で有罪確定=と共謀し、業務用端末の画面に表示した個人情報50件を動画撮影。同11月、一部修正を加えてユーチューブに投稿しNHKの業務を妨げるなどした。〔共同〕

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