群馬県境に広がる佐久市の集落「馬坂区」、住民減少でたった2人に

有料会員記事
山あいに広がる佐久市の馬坂区(左)。右の道路は群馬県南牧村

■首都圏男性が移転を検討

 群馬県境に広がる佐久市臼田地区の集落「馬坂(まさか)区」で、暮らしている市民が2人になったことが23日、複数の関係者への取材で分かった。高齢化などに伴って減少が続き、2年半前の4人から半減。地元の関係者には先々への懸念から、馬坂区への本格転居を検討する動きも出ている。

 馬坂区は、佐久市街地から田口峠を越えた山あいにあり、所要時間は車で40~50分。馬坂川沿いに立派な家々が並び、川の対岸は…

(残り397文字/全文608文字)

この記事は会員限定記事です
無料会員登録で月5本まで閲覧できます

ログインして読む