はじめに
お世話になっております。
ミクラテックで開発担当をしています、比奈です。
ミクラテックはトラッカーやドングルなどのVR関連機器を開発していくことで様々な環境下でのVR体験・AR・XR体験を向上させていくべく活動しています。
ミクラテックについて
弊社(まだ起業しておりませんが)が所在するのは東京都は伊豆諸島、太平洋上に都心から約200㎞ほどに浮かぶ御蔵島という人口300人ちょっとの離島です。
トラッカー開発が始まる以前はそこでVR環境を整えたり、PCを組み立てたりなどしながら生計を立てておりました。VRChatにて当時は自作トラッカーの製造を夢見ていた若きハードウェア開発担当である「コイン電池」氏と出会い、その後に弊社初リリース予定製品となる「ミクラトラッカー(MQR-001)」や「うちのシリアルバスに穀潰しがおる、それを解決くん(仮称)」を製造するに至りました。
代表 比奈について
自分は1990年代後半、ちょうどバブルの残香が残る中、平成の大冷夏などでコメが不足している真っただ中に生まれ、なんだかんだで両親からは自由と権利と責務を常に叩き込まれながらも奔放な性格へと育ち、大学を自己都合で中退したのちに、主に自転車店や公職などの勤務経験を経たという経歴です。
ともあれ、現在はそんな過去から一転、御蔵島にIターンをして悠々自適の離島ライフを過ごしています。
当初は公職として半年間勤務しておりましたが、生活環境を圧迫することもあって退職し、現在はミクラテックの開発責任として毎日を過ごしております。ちなみにテック以外での仕事としては港湾労働もしており、それ以外でも様々な場面で島の生活環境をより良い方向にすべく働いています。
趣味は釣りとサイクリング、工業的な活動全般です。個人的には手隙のタイミングで釣りやサイクリングの旅と称してほかの島にも行きたいものの、そんな暇があるわけもなく、釣り竿や自転車にはホコリがたまる一方となっています。
なんでこんなに開発が遅いの?
開発当初は他社メーカーの連日にわたる新製品の発表によるショックや、自分個人の資産からの切り崩しだった開発費用の不足などにより製造が日々遅れ、当初は昨年9月ごろには発表予定であったトラッカーの販売開始が現時点でも行えていない状態となっています。
ただ、ここ1か月ほどで製造におおよその目途がつき、販売開始まで秒読みとなったことは非常に喜ばしく、近日中には皆さまの前で発表会などを開催できれば…と思いながら製造工程のチェックや製品動作の確認などを行っております。
今後はベータ版製品のレビューなどを様々なVtuber様にお願いをしつつ、予約を開始させていただければ、と考えております。
トラッカーの大まかな仕様について
さて、この先ではミクラトラッカーの仕様の一部についてをお話しさせていただければと思っています。
また次回以降の更新で様々な部分について触れていければと考えています。
このトラッカーはSlimeVRをメイン制御ソフトとしており、SteamVR対応フルボディトラッキング向けとなっています。
WiFi接続で全五点(腰・膝・足首)接続を予定しており、トラッカーの売れ行き次第によっては外付けパーツとしてつま先の接続を行える2点分のトラッカーを販売することも視野に入れています。
製品の形状についてはTwitterなどでも公開されているものが皆様のお手元に届く予定となっています。こちらのトラッカーを50㎜幅のベルトで取り付けていただき、そちらを体の各部に取り付けていただくことで、VR体験がさらに深化されると思っています。
現時点での付属品は
・トラッカー5つ
・ベルト5本
・充電用USBType-Cケーブル(0.5m×5本)
・御蔵島観光案内
・取扱説明書
を予定しており、製造ロットが今後多くなっていけばケースの材質・カラーなどで様々なレパートリーがお出しできるのではないかと思っています。
価格
現時点での販売価格は送料別で44,000円を希望販売価格としています。
今後の製造コスト・工程などの見直しに応じて前後する事があると思われます。
次回更新予定
・2月中旬予定
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