渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

陸自戦闘飯盒2型のいいところ

2020年07月17日 | open


自衛隊戦闘飯盒2型の良いとろ。
それは背が低くコンパクトなのだ。

一般的な飯盒や陸自1型はこのように深い。
米を炊く場合、これは何合も炊けるのだ
が、運搬等では大きすぎる。
そこで2型の一人用が開発されたのだろう。
陸自戦闘飯盒2型はとても使いやすい。

こちら官品。PX物は刻印が無いだけで、
実物官品と同じ工場で作られた同じ物だ。


この背の低い飯盒は陸自戦闘飯盒2型以外
ではあまり見ないので、本格狙いだと陸自
2型一択となってくる。これはスグレモノだ。
兵式飯盒は1個持っていると便利だ。
日本では小学生の時に学校行事で飯盒炊爨
をした事がある人も多いだろう。
極めて簡単に米が炊ける。
米は鍋でも金属製ボウルでも竹でも炊け
る。便利な食料だ。

ヨーロッパ生まれの飯盒。日本では徳川
慶喜が明治期に初めて愛用したのではなか
ろうか。いずれにしてもアルミニウムが
普及してからのことだ。
飯盒炊爨の「爨」は「カマド/かしぐ」と
いう意味だ。漢字は表意文字なので「爨」
の字は文字を見れば意味が分かる。
焚木絶対(笑)。
飯盒の「盒」は蓋付きの器のこと。
飯盒は英語では単にメスティンだ。
このスイス式の中くびれの兵式飯盒は西洋
は米を炊く為ではないが、飯炊に持って
いの軍用容器があったので、日本では飯
と名付けられたのだろう。
メスティンよりもハンゴーのほうが音の
通りも良い。ハンゴーは英語チックな音で
もありゴロもいいと思うけどね。
Hang, Oh! みたいな感じで(笑)。
だって、ぶら下げるし。
タヌキみたいにブーラブラ。
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