
メルマガを始めたけど、読者が全然集まらないよ!
あまりにも集まらないから、リストを購入しようと思っているけど、あれって実際どうなのかな?
読者が増えるなら買いたいけど!
この記事では、こういった疑問にお答えします。
- メルマガのリスト購入は読まれないからムダ
- メルマガのリストを購入してはいけない2つの理由
- メルマガのリストを正しく集める手順
なお、本記事の筆者はブログ歴が10年以上あり、5年近くブログ収益(ブログ集客とアフィリエイト)で生活してます。
こういった経験を元に、この記事では、メルマガのリストを購入してみようかどうしようかとお悩みの方向けに、リスト購入を避けるべき理由を解説します。
メルマガのリスト購入は読まれないからムダ


結論から言うと、メルマガのリストを購入しても読まれないのでムダです。金のムダなので止めた方が良いです。
読む気が無い人しか存在しない
購入して手に入れたリストは、メルマガを読みたくて登録したものではありません。最初からメルマガを読む気なんてない人たちが登録したものです。
このようなリストにメルマガを送ったところで、読んでもらえません。
2通目以降の開封率が低い
購入して手に入れたリストは、2通目以降の開封率が低いです。
1通目はそこそこ開封してもらえますが、2通目以降はほとんど開封されません。
最初の1通目は恐らく「なんだこれ?」、「こんなの登録した覚えは無いけど…。」という確認の意味で開いているのだと思いますが、2通目以降はまったくと言っていいほど開封されません。
1通目に迷惑メール報告ボタンを押されて、そのままスルーされている可能性が高いです。
得られた反応はクレームだけ
一部、反応を得られることもありますが、その反応は多くはクレームです。
利用した時は、「100人でも200人でもいいから読者になって貰えれば悪くない投資かも…。」という感じで考えてました。
しかし、実際に利用してみたところ、得られた反応はクレームだけでした。
このように、リストを購入しても読まれないばかりか、クレームがくる可能性がありますので、リスト購入は避けるべきです。
他にも理由が3つありますので、次のパートで解説します。
メルマガのリストを購入してはいけない2つの理由


ただ「読まれない」というだけでなく、きちんとした理由が2つあります。
- 法律違反の可能性あり
- 配信システムに利用停止される可能性あり
上記のとおりです。
法律違反の可能性あり
メルマガ配信者は「【メルマガ配信者】守るべき2つの法律と3つの対策!法律違反を避ける」という記事でも解説してるとおり、「個人情報保護法」と「特定電子メール法」、2つの法律を遵守する必要があります。
このうち、特に重要なのが特定電子メール法で定められている下記2つです。
- 原則としてあらかじめ同意した者など以外に広告宣伝メールを送信することを禁止
- 同意を称する記録の保存について
リストを購入すると上記2つのいずれか、あるいは両方にひっかかる可能性があります。
読者増サービスの場合
読者増サービスを提供している事業者には、必ずと言っていいほど「オプトイン取得済み」という文言が記載されてます。
オプトイン取得済みのアドレスなら、法律違反ではないので安心と思われるかもしれませんが、この手の業者が読者リストを集める際、別の事業者がメールを送信するという記載はされているものの、かなり分かりにくく表示されている場合がほとんどです。
特定電子メール法では、利用者が認識できるように表示していないと、法律違反になる可能性があります。
第三者を通じた同意の取得に際し、当該第三者とは別の特定の送信者・送信委託者から広告・宣伝メールが送信される旨を表示していないものや、そうした表示があったとしても通常の利用者が認識できるようには表示していないものもあるが、それらについては、法律で定めている送信者又は送信委託者に対する同意の通知には該当しないものである。
このようなケースの場合、「原則としてあらかじめ同意した者など以外に広告宣伝メールを送信することを禁止」に該当する可能性があります。
リスト購入の場合
リスト購入を利用した場合。購入するとメールアドレスや名前などが記載されたファイルが送られてきますが、このファイルには何時同意を得たのかは記載されていない場合がほとんどです。
この場合、「同意を称する記録の保存について」という部分に該当する可能性があります。
万が一、ユーザーから「いつ登録したのか証拠を出して欲しい」と言われたら、提出のしようがありません。
こうなると法律違反になる可能性がありますので、ご注意下さい。
配信システムに利用停止される可能性あり
メール配信システムの多くは、購入したリストに対するメルマガ配信は非推奨となっており、事業者によっては「利用停止(アカウント停止)」対象になります。
メール配信システムの中には、リストインポート時に「オプトイン済のリストである」という項目にチェックを入れないとインポートできないものもあります。
「黙って配信すればバレないのでは?」と思うかもしれませんが、メール配信システム事業者の多くは迷惑メール通報窓口が用意されてます。
ユーザーに「登録した覚えが無いのに勝手に配信されてる」と通報されれば、利用停止(アカウント停止)になることもあります。
大半のメール配信システム事業者には通報窓口が用意されてますので、購入したリストにメルマガ配信して、ユーザーに通報されてしまえば利用停止になる可能性があります。
メルマガのリストを正攻法で集める方法

最後に、メルマガのリストを正攻法で集める方法を紹介します。
基本は下記5つの方法です。
- Webサイトやブログで集める(SEO)
- SNSで集める
- 広告を出稿して集める
- アフィリエイターに紹介してもらう(成果報酬、商材紹介)
- チラシやPOPで紹介する(オフライン)
上記を見れば分かると思いますが、簡単なことではないですし、思うように集まりません。
リストを購入すれば、量は集まるかもしれませんが、質は最低です。何万リストと購入しても、誰にも読まれない可能性すらあります。
ですが、正攻法で集めたリストは、たとえ数が少なかったとしても、「読みたい」という気持ちを持ってくれた人が、自らの意思で登録したものです。
どちらが読まれやすいか、説明するまでも無いと思います。
読者リストが思うように集まらず、近道したくなる気持ちは分かります。ですが、メルマガは読者さんに読まれなければ意味が無いので、読者集めが大変でも、正攻法で集めることをおすすめします。
まとめ
メルマガのリストは購入しても大丈夫なのか?ということについて解説しました。
リストを購入しても読まれないばかりか、法律違反を犯す可能性や、メール配信システムが利用停止になる可能性があります。
良いことは1つも無いので、メルマガのリスト購入は避けるべきです。