東日本大震災アーカイブ
新地駅の脱線・転覆列車 解体、搬送を開始
東日本大震災による大津波で新地町のJR常磐線新地駅で脱線、転覆した列車の解体作業が始まり、JR東日本は16日、作業を公開した。
同社が委託した業者が重機で車両をトラックに積み込める大きさに粉砕した。ステンレス製の車両は鈍い音を立てながら次々に解体された。車両は4両編成。作業は15日から始まり、1日1両ずつ作業する。23日までに車両の搬送を終える予定。
震災当時、列車には約40人の乗客がいたが警察学校を卒業したばかりの相馬署員2人の誘導で全員が無事だった。
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