鎌田建設(株)

――自分が手掛けた道路の上を走る、その喜びが原動力
土木の施工管理、いわゆる現場監督業務には、施工計画から手掛け、工程管理や品質管理、出来高管理（規格内でつくられているか）、安全管理などがあります。“現場監督の仕事は段取り八分”といわれるほど、事前準備が大切。天候を見ながら人や機械、資材などの段取りを行ない、関係各社と密にコミュニケーションを取りながら工事を進めます。
過去に納期が厳しく、地元の業者さんだけでは間に合いそうになかったことがありました。そんな時、馴染の業者さんにお願いしたら、大変な仕事を引き受けてくれ、ピンチを救ってもらったことがありました。嬉しい気持ちと同時に、あらためて人と人とのコミュニケーションを大事にしなければと感じましたね。
大小さまざまな規模の案件がありますが、大きなものになると何億円という予算を動かします。１年、２年と長い年月をかける現場もあるため、完成した時の達成感は大きなもの。自分で造った道路を走る時は気分も爽快です。機械の運転が好きな人やものづくりが好きな人なら文系理系関係なく入社してもらいたいと思っています。
■土木部／2007年入社

――地域の人々に親しまれる建築に携わるやりがいを実感
小学生の頃から建築関係の仕事がしたかった私は、建築を学び、地元の大手として知られる鎌田建設を志望しました。第一志望だった当社に顔を覚えてもらおうと思い、見学会や説明会に参加して自分をアピール。社員の皆さんの優しい雰囲気にも惹かれました。
現在は建設現場に出向き、工程写真の撮影や管理、業者さんとの打ち合わせなど、上司と確認しながら進めています。入社４年目になった今、協力会社さんから「前に〇〇の現場で会ったよね」と声を掛けていただけることも増えました。素敵な上司や先輩、協力会社の皆さんに恵まれ、時間を経たからこその喜びを感じることができています。
今の現場を担当して１年。竣工を迎える日を楽しみにしています。以前担当した現場でも家族や親戚から「あの建物素敵だね」と嬉しい言葉を掛けてもらえました。誰もが知る建築物に携われる誇りとともに、つくる側になったことで、建物を使う人たちの快適性を考える大切さなど、深い部分を知ることもできました。今後も多くを学び、いつか設計者となれるよう成長したいと思っています。
■建築部／2019年入社