江戸時代、悪天候で船が流されロシアに漂着した日本の漁民がかなりいた。井上靖の小説で有名な大黒屋光太夫もその一人だが、かれ以前にも多くの漁民が漂着している。
幕府と交易したかったロシアはかれらを日本に帰さず、ロシア人に日本語を教えさせた。そうして育てた通訳を船に乗せてロシアは⇒
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会話
⇒長崎その他に軍艦でやってきて幕府に交易や、寄港した際の燃料補給などを迫り続けた。
日本人は米国のペリーが黒船で開国を迫ったのが最初かのように教育されているが、実際にはロシアの方がよほど先に日本に接触を続けたいたのだ。
幕末の日露外交史を見ると、幕府に無視され続けて⇒
⇒腹を立てて北方領土を襲ったり、対馬に強引に寄港して略奪したり船の修理工場を勝手に作ったりと荒っぽいことをした軍人もいたが、一方で非常に紳士的に幕府と対話を続けた外交官もいたり、ロシア最後の皇帝が皇太子時代に来日して、暴漢に襲われたりしながらも明治天皇といい関係を築いたりと、⇒
⇒どうもロシアという国の外交は、人によってだいぶ印象が変わる。日露戦争に至ったのも、ロシアの南下政策に脅威を感じたのは事実だったろうが、かなりの程度イギリスの思惑に日本は動かされた面もある。
ロシアという国は色々な顔をもっていて見方が難しいが、私が見るにプーチンという人は⇒
幕末に幕府と丁寧な交渉をして紳士的に去っていった外交官の姿とかぶるところがある。
ロシアは天使ではないが、悪魔でもない。どちらかに決めつけて思考を停止するのは楽だが、それって日本人のすごく悪い癖だと思う。
(了)
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